「ウエスタン」監督:セルジオ・レオーネ/出演:クラウディア・カルディナーレ、チャールズ・ブロンソン、ヘンリー・フォンダ、他/1968年・イタリア=アメリカ・167分<レンタル>
荒野の駅に降り立った、ハーモニカを持つ謎の男が3人のならず者を射殺した。その頃、再婚相手を待つ農場主一家が、殺し屋フランク一味に虐殺され、その罪は無法者シャイアンになすりつけられる。一味はさらに、到着早々にして新妻から未亡人となったジルの命をも狙うが、そのたびに“男”に邪魔されていく...
名匠セルジオ・レオーネ監督作、マカロニ・ウエスタンの最高傑作との呼び名の高い傑作です。
私が生まれる前に撮られた映画ですが、恥ずかしながら今回初めて観ました。
ハリウッド製のウエスタンが叙情的なのに対し、マカロニ・ウエスタンは何と言うかギラギラした暴力的な感じが良いっすね~。
今作は3時間近い長さなんですけど、一つ一つのシーンも長いです。冒頭にブロンソン演じる”ハーモニカ”と3人の殺し屋の決闘シーンがあるんですけど、この長さ、この時間の使い方はある意味衝撃でしたね(笑)。
ドラマ部分は長いのですが決闘シーンは”あっ!”という間に終ります。このメリハリが何か良い感じですね~ガン・アクションはどれもカッコいいです。
特に良いのはヘンリー・フォンダ演じる”フランク”の登場シーン!これはカッコいいですね。あとヘンリー・フォンダって善人のイメージがあったんで悪役って違和感あるかな?って思ってましたがそうでも無かったのはよかったですー。
もう一つは、やはりハーモニカvsフランクの決闘シーンからラストまでは本当に素晴らしいですね。新しい時代の訪れを象徴する、汽車がやってくるラストシーンは感動的です。
あと特筆すべきはやっぱり、エンニオ・モリコーネによる音楽ですね。これも本当に素晴らしいです。普段劇中音楽に耳が惹かれることってそんなに無いんですけど、今作においては監督・役者と並ぶ重要な要素と言っても過言ではないと思います。
あとクレジットを見て驚いたのですが、原案でダリオ・アルジェントとベルナルド・ベルトルッチが関わってたんですね~初めて知りました。
荒野の駅に降り立った、ハーモニカを持つ謎の男が3人のならず者を射殺した。その頃、再婚相手を待つ農場主一家が、殺し屋フランク一味に虐殺され、その罪は無法者シャイアンになすりつけられる。一味はさらに、到着早々にして新妻から未亡人となったジルの命をも狙うが、そのたびに“男”に邪魔されていく...
名匠セルジオ・レオーネ監督作、マカロニ・ウエスタンの最高傑作との呼び名の高い傑作です。
私が生まれる前に撮られた映画ですが、恥ずかしながら今回初めて観ました。
ハリウッド製のウエスタンが叙情的なのに対し、マカロニ・ウエスタンは何と言うかギラギラした暴力的な感じが良いっすね~。
今作は3時間近い長さなんですけど、一つ一つのシーンも長いです。冒頭にブロンソン演じる”ハーモニカ”と3人の殺し屋の決闘シーンがあるんですけど、この長さ、この時間の使い方はある意味衝撃でしたね(笑)。
ドラマ部分は長いのですが決闘シーンは”あっ!”という間に終ります。このメリハリが何か良い感じですね~ガン・アクションはどれもカッコいいです。
特に良いのはヘンリー・フォンダ演じる”フランク”の登場シーン!これはカッコいいですね。あとヘンリー・フォンダって善人のイメージがあったんで悪役って違和感あるかな?って思ってましたがそうでも無かったのはよかったですー。
もう一つは、やはりハーモニカvsフランクの決闘シーンからラストまでは本当に素晴らしいですね。新しい時代の訪れを象徴する、汽車がやってくるラストシーンは感動的です。
あと特筆すべきはやっぱり、エンニオ・モリコーネによる音楽ですね。これも本当に素晴らしいです。普段劇中音楽に耳が惹かれることってそんなに無いんですけど、今作においては監督・役者と並ぶ重要な要素と言っても過言ではないと思います。
あとクレジットを見て驚いたのですが、原案でダリオ・アルジェントとベルナルド・ベルトルッチが関わってたんですね~初めて知りました。