脱あしたのジョー

MTオリーブフィットネスボクシングクラブのブログ

The Olive stars rise and shine in their stage

2014-06-29 | Weblog
今日試合があった4人出場して全員勝利した。
最近試合出てそこそこの実績をあげるようになったが、試合に関しては私は何もしていない、すべてトレーナーとそれに協力してくれる人たちのおかげだと思っている。
今試合に出たいという人を指導してくれているトレーナーだが、実は彼が入って2ヶ月ぐらいの時からトレーナーに向いているんじゃないか、特にここでやってもらうにはいいんじゃないかと目をつけていて彼をトレーナーにしようと計画していたことは誰もわかってなかったと思う。理由は彼がいろいろと工夫しながらボクシングを競技していること、特にマスなどで痛い目にあったら次はどうしたらいいかを考える、結構失敗から学んでるなという気がしたからだ。
彼のいいところは何でも思い切ってやらせるということ、細かいことはごちゃごちゃ言わずにいいところを徹底的に伸ばそうとする姿勢は非常に競技者にとってやりやすく、絶えずモチベーションを上げていられると思うが、個性重視のここにはあった指導法である。
MTオリーヴボクシングクラブはへたれも多いがしかし個性的だ、そういう人間をスポーツの小さい常識でとじこめてしまってはくだらない競技者になる。
日本は基本というのがあってその基本を忠実に守らなければだめだとみなされるが、私が競技したところではもともとボクシングに型などないと考えているので結構自由にさせる、日本はどちらかと言うと競技者を育てるという考え方だが、しかしアメリカは競争の原理で動いているので競争させてトップに立つ人間が強い、だから日本のように判定などで名前で勝つというような言葉を聞いたことがないが、それだけダイナミックだ試合によっては観客が立ち上がって応援、さらにスタンディングオベーションというのもあったが、日本のように村社会でハイハイハイということを聞く特定の人間しか活躍できない場では、こういう盛り上がりはないと思う。

とにかく向こうでの試合はおもしろかった、リングにあがったら監督とかコーチなんて関係なくなる一対一の勝負だ、試合になるとセコンドが私の肩をたたいてOKボーイ、ぶちのめしてこいと言っておくりだしてくれたが向こうは親玉どもが俺たちに気をつかえよ言う雰囲気もなくコーチ人もとにかく競技者を中心に考えてくれているので非常にやりやすかった。
日本人は試合が終わるとあいさつに行くが、たぶんこれは多民族国家にはありえないことだろう、時々勝った人間がうれしそうに近づいてきていやあどうもなんてあいさつにくるが、正直相手の出方次第ではふくろだたきにしてやろうかと思うのだが無神経だ、競争の原理がはたらいている多民族国家ではこういうことはないだろうが、日本は勝ってもガッツポーズをしない相手のところにあいさつに行くというのは親玉の指導だろうか、しかしこういうことはスポーツマンシップでも何でもない単一民族国家の勘違いと言ってもいいだろう。

私もたくさん試合をしたがその試合のすべてが楽しかった、まるでピクニックに行った時のような楽しい思い出としてのこっている。
思い出すのは試合が終わって夜の海外線を友達3人でハンバーガーをほうばりながらぺちゃくちゃ喋って帰ったことだ。
当時私には台湾人の男性と韓国人の女性の親友がいて試合になるといつも来てくれて、私を応援してくれたのだが、帰りは決まってなぜかハンバーガー金のない学生にとってこれが最高のぜいたく、夜の海外線の風をうけてほおばるハンバーガーは格別にうまかった。

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