私が好きなウルトラヒーローの主題歌がある。リンクで張り付けておくが「ウルトラの奇跡」と言うタイトルで詩がすごくいい。ウルトラマンはもう昔からわれわれのヒーローであり続けているが、私はウルトラシリーズは教育的要素があって子供に推奨できる番組だと思っている。もうすぐクリスマスであるが、毎年クリスマスが近づくと学生の時、「クリスマスはプレゼントをもらう日ではなくプレゼントを与える日だ。この日は子供たちはプレゼントをもらう日だが、でももらう子供たちよりもそれを与える大人たちの心が満たされる、この日はもらう喜びよりも与える喜びを知る日、ここにクリスマスの貴重なメッセージがある。」と韓国人の女性が言っていたことを思い出す。一方的に地球を愛し、人間のために自分を犠牲にして悪と戦う姿は、フロムで言うところの惜しみなく与える愛アガペーである。歌詞に「弱いものをいたわれるように与えるやさしさをみせてくれる」とあるが、ウルトラマンシリーズは与えることの大切さを我々に教えていると言っても過言ではない。一方的に人に与えることはむずかしいことだ、けれどもそれがアガペーで本当に満たされるために必要なことだと理解すれば、少しでもそこに近づいていくことは可能であり、ウルトラマンシリーズはまさにそのことを教えてくれるわれわれの教科書のようなものだ。私はウルトラシリーズから3つのことを学び心がけている。それは「高尚であること」「与えるやさしさをもつこと」「弱者をいじめたり、見下したりしない」である。
MAD ~ウルトラの奇跡~ ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟