脱あしたのジョー

MTオリーブフィットネスボクシングクラブのブログ

It’s up to you

2013-11-01 | Weblog
よくスポーツの監督やコーチは英語が話せないと通用しないということをしきりに言うのにはわけがある、インフォメーションを得るためには英語がどれだけ必要かと言うことはずっと話してきたことだが、しかしそれだけではない、英語が話せないと意見が言えない、何をやっても国際舞台では不利になるからである。
中国や韓国は最近英語を習得するのにかなり盛んで、韓国などでは最低でも母国語のほかに2つ言葉をおぼえなくては企業に就職できない。
この前日本で働いていけど、本国で再就職をする知り合いに、就職先は見つかったのかと聞いたら「給料が安いので考えてます」と言う、それで「安いっていくらなの」と聞いたら20万円「20万円ってお前うちみたいに田舎じゃあ20万あったら上等だよ、それを再就職で初任給が20万って少し、無理ではないのか?」と言うと「だって30こえてますからそれじゃあ安くてソウルでは生活できません」たぶん10年ぐらい前だったらこういう会話は成立しないと思うのだが、この前の後輩の話では大手の企業は初任給が350万ウオンあるというが、どうやらソウルは私がしばらく行っていない間に物価がかなりあがったらしい。

何が言いたいのかと言うと、韓国や中国の企業が日本と同レベルになりつつあるということ、まだまだそう言えるにはたくさんの不安材料はあるが、しかしこういうかたちでグローバル化されたら英語と言うのは必須になり、日本人も英語あるいは中国語や韓国語を話さなくてはならなくなってくる。
スポーツだって徳川幕府のように上からのおふれをまっているだけではだめ、よく日本人はことあるごとに上がとか、上の人と言う言葉を持ち出すが、しかしそういう言葉そのものが徳川幕府のメンタリティからぬけだせていない上意下達の世界だ、こういうシステムにどっぷりつかると、自分よりも立場の弱いものにはエラそうに言えるが、立場が上の者には何も言えない、議論できない人間になる、すなわちこんな奴らが外国人に人前で堂々と意見なんて言えるはずがない、今アマチュアボクシングは欧米が低迷しているから日本などの先進国が意見を言ってルールなどをやりやすいようにしていくチャンスはある、そのために英語をマスターしてしっかりと議論できる人材を育ててく必要はある。そうすれば日本ももっと注目されるし、試合でのアドヴァンテージがとれる、何も言えないからそのアドヴァンテージが取れないから印象をよくしようとしているのだと思うのだが、しかしこういったことも自国での自分たちよりも立場の弱いものを威圧したり、子飼いたちにとっているエラそうな態度を見ていたら、みじめにさえ思えてくる、これからはもっと言葉をおぼえて言いたいことを主張する必要がある、そうすれば自然とこういうくだらない縦社会は消滅するだろう。
スポーツの世界は上意下達の世界で基準と言うものを持たない曖昧なことが多い、前に問題になった水泳のオリンピック選考もそうであるが、身近なところでは最優秀選手などの賞を決める時、何を基準にしているのだろうか?たぶんぼやけたものがあって話し合って決めるか、鶴の一声で決まると思っているのだが、英語が話せてグローバルスタンダードに合わせれば、何事にも基準と言うものが必要になってくるということが分かる、日本が未だ徳川幕府的なのはまさに指導者の英語音痴によるものだと思っている。

私は中国や韓国に友達がたくさんいる、ここの会員の人が貿易の仕事で香港に行った時に友人に通訳をたのんだこともあるが、たぶん日本人や在日韓国人よりも多いと思う。
その中国人や韓国人特に韓国人と比べて日本人との違いは、例えば韓国人が英語を勉強する時、彼ら彼女らはアグレッシブだ、多少文法が違っていたり、発音が聞きとりにくかっても堂々と相手に何かを伝えようとする、そして彼ら彼女らの大きな違いは、決してと言うか場合によっては意地でも韓国語をつかわないところで、ここが日本人との大きな差であると思うが、ボクシングももっと英語習得にアグレッシブになる必要はある。













  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする