脱あしたのジョー

MTオリーブフィットネスボクシングクラブのブログ

ボクシングでダイエット

2013-03-04 | Weblog
最近女性の入会者が増えてきた。
問い合わせだけならば女性の方が倍以上の問い合わせがある。
目的はもちろんダイエットであるが、ダイエットと言うのはかなり女性にとって深刻な問題である。
前にダイエットのことでチョウダヨンという韓国の女性のインストラクターの本を読んだことがある。
2年ぐらい前に流行したモムチャンダイエットというエクササイズは聞いたことがあるが、彼女はその発案者である。
私はこのダイエットのやり方が日本人と言うか東洋人には一番よくあったやり方だと思っているが、しかし日本ではダイエットをしなくてはならないと言う人はどちらかと言えばマイペースで韓国のように一度やればがっつりというタイプでもなく、おまけに研究熱心でそのダイエット法なども新しいものをどんどんとりいれていくのでついて行くことができずに、理論だけは参考程度にと言うことで、日本では韓国のように過熱することはなかったが、しかし理論的にも経験的にも東洋人には一番合っているのではないかと思っている。
その発案者であるが、その著書である告白をしていた。
それはダイエットをはじめたのはみじめな思いをしたからで、夫からもそのことでからかわれ、うつ病になりかけるほど悩んでいたそうである。私はそれを見た時に、女のダイエットと言うのは男が考えるよりも深刻なものなんだなあと思わされたものである。

今オリーヴの女性会員のほとんどはダイエット目的で来てくれているが、しかしダイエットとボクシングは別物である。
だからここでははっきりとダイエットには、ダイエットの別のやり方でエクササイズをしている。
今某テレヴィ局が視聴率の低下で何とか格闘技部門でボクシングを売り出そうとして、やたらボクシングはダイエットにいいということを言っているが、しかし本当にそれが言えるのだろうか、現に欧米などでは痩せるためボクシングをするというようなことは理論上言われていないし、ボクシングでダイエットと言うようなことをうたい文句にしているボクシングクラブはほとんどないと思う。
それでもなおボクシングで痩せるというのは企業戦略的なものがあり、ここでは書けないが韓のするどい人ならわかると思うが、ボクシングと言うスポーツはいろいろと疑惑のある汚いスポーツなのでテレヴィや企業とつながってそういうデマゴーグを流しているんじゃないかと思っている。

話しはダイエットとボクシングの関係の話にもどるが、ダイエットに最適だと言うのもはたして本当かどうかわからない。
まずボクシングと言うのは非常にハードなスポーツであることを考えてみたらいい。
ボクシングの12ラウンドがフルマラソンを走るのと同じ体力を使うというようなことを言われているが、そういう練習をすれば痩せるのは当たり前、テレヴィでよくあのボクサーのようなしなやかな体でと言っているが、彼らの練習量を見たことがあるのだろうか?あれだけ運動すれば痩せるのは誰でも痩せる、痩せると言うならば他のダイエットと比較して対象者を分けて結果を伝えなくては、データーとしては不十分、よくジムでそういうことも十分に研究してもいないのにボクシングで痩せるなどと公言してる奴がいるが、しかし私の経験上ここに来る人のほとんどの人間がスポーツ経験がなく、部分痩せも希望しているので、そういう人たちにボクシングのようなはげしい運動をさせることが最終的な目的とするならば少し無理があるのではないかと思っている。

私はダイエットは効率だと考えている。
なぜならボクサーになるのならば、苦しい練習にも耐えることが必要であるから、効率を第一に考えて練習しているわけではないが、ダイエットを目的としている人たちは仕事を持って忙しい時間の中から来ているので、そういう苦しい練習を通してと言うストイックなものを求めてはいないだろうと思うので、なるべく一番効率がよく最短で意味のあるエクササイズを求めていると思うのだが、その求めに答えなくてはいけないと思っている。







何を根拠にボクシングはやせると言い切ることが


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