○毛呂乃(7-1)
「けふもむべやまかぜどひとはいうらむ」と全てひらがなで送ってきた毛呂乃。「むべ山風を嵐といふらむ」をもとにした歌と思われる、「やまかぜ」=嵐のような射精だったということか。「やまかぜどひと・・・」、うっかり「山風・と・人・・・」と読めてしまいがちだがここは誤読を誘う巧妙な罠。よくみると「と」ではなく濁点つきの「ど」。「山風・土肥と・・・」?「けふ」=きょう、強・・・これらを総合して漢字仮名交じりに直すと「強、揉むべ、山風、土肥と排卵」=強く揉むべ、嵐のように、土肥と排卵。土肥さんは爬虫類か何かなのだろう。射精にとどまらず卵まで産む規格外の相撲を見せての圧勝。こうした記者団の謎解きを受け、笑みをうかべる毛呂乃。「よくわかったな」、という満足とともに、「それだけではない」という余裕にも見られる笑み。ひらがなばかりで送っていたときは・・・アナルグラム。よく見ると旧仮名・新仮名が入り混じっているのも怪しい。これはどう見ても、アナルグラムとしての意味も隠されているに違いない。「けふもむべやまかぜどひとはいうらむ」→「まらどもはふといかぜひむけやべうむ」。まら共は太いか、ぜひ剥け、やべ、生む・・・。弟子やほかの力士たちのまらの太さを確認し、剥くように指示したうえで、興奮して結局生みそうになる。どの解釈法を取っても”産卵”にたどりつく今日のメッセージ。これ以上毛呂乃に増えてほしくはないのだが・・・。
○玉椿(8-0)
唯一全勝を守る玉椿、「負けられない」というプレッシャーが強かったのか、一度目の立合いでなんと「待った」。ファンからは「正々堂々と勝負しろ!」とのブーイングもあがったが、玉椿は「うるせえ、朝4時に目が覚めて二度寝することのなにが悪い!」と逆切れ。二度目の立合いは無難に勝ちをきめ、とにかく全勝はキープ。みっともない相撲内容に、関係者からは「もうすこしきれいな勝ち方はできないものか」との苦言も。
●蒼狼(3-2-3)
3日ほど休んで4日ぶりの土俵。「私つかれますわ。なおりませんわ」と忙しすぎて土俵にあがる気力も起きないようだ。しかし、まらずもう界には古来から『つかれまら』という言葉もある。とりあえず土俵にあがれば、そこそこ戦えるような気もするのだが。