○ 雲虎(9-3)
午前3時に目覚めた時点では見事な勃起を披露していた雲虎。「ガチガチでギンギンの力強い勃起。横綱としての品格に満ちたもの。だが、さすがに午前3時に起きるわけにはいかない」と勝ちの権利を捨てて、正々堂々取り直しを選択。しかし6時半に起きたときにはやや苦戦。二度寝をくりかえして、ちまちまと立合いのタイミングをはかる姿に、ファンからは「さっきまではめちゃくちゃかっこよかったのに」「これじゃ台無しだわ」と落胆の声もきかれた。それでもさいごは見事な勃起を決め、冷や汗ものの9勝目。
● 玉椿(6-6)
「こりゃ涼しいっていうより、寒いだよな」とけさの天気に苦笑いの玉椿。「こんだけ寒いとまらの動きもいまいちでさ。ほんと、勝ちにするか負けにするか微妙なんだよ」と言いながら、周囲の記者に半勃ちのまらを見せてまわる。報道陣も「たしかに微妙ですねえ」と判定に困ったようす。「んでもさ、わしもいちおう大関なんだしさ、大関として恥ずかしくないまらずもう、って意味ではきょうは負けだよな」と、男らしく負け判定。これで6勝6敗の五分となり「うーん、勝ち越せるかどうかちょっと自信がなくなってきたねえ」と不安げな表情も。
○ 毛呂乃(11-1)
「今日はサムいねぇ。いつも通りの薄着して、臨戦体制で待ってたのに。もしサムがいたら、サム食って、ガタガタ震えるほど出したよ」と不満げな毛呂乃。サム。男好きの毛呂乃、意中の男か。あるいは師匠「生の男」の名前なのか。いずれにしても思いを遂げられなかった独り寝の朝だったが、妄想がふくらみ、ある意味目覚め良好。こんなときはまらは重力とは真逆に立った。毛呂乃の相撲ぶりから、競技上なくなるものは「待った」。24時間立ち続けているのだから、待ったの必要は皆無。見事に反りつづけ、家族の「みっともないからいい加減にして」の声にも応ぜず、今日も立ち続けて1日を過ごす毛呂乃。毛呂乃の家族の苦労の数は、それこそ星の数ほど、といったところだろう。
○ 摩羅の川(12-0)
けさの岩手県は涼しいを通り越して少し肌寒いくらいに気温が下がったうえ、通算100勝がかかるプレッシャーもあり、周囲から心配されていた摩羅の川。しかし、朝目覚めるとパンツから怒張したまらが飛び出しており、痛いくらい。文句なしの速攻からの突き出しで通算100勝目を飾った。取組後のインタビューでは「とうとう100勝目ですか。嬉しいですね。ただ、これに慢心することなく200勝、300勝と重ねていきますよ」と笑顔。内助の功で摩羅の川を支えてきた奥様は「100勝もするほど続けてたの?馬鹿じゃない?いい加減辞めれば良いのに!」といつものツンデレっぷりを発揮しつつも「・・・今日の夜はウナギだからねっ!」と100勝目を祝う料理を作ってくれるようだ。
○ 汚痔の山(11-1)
サッカーのなでしこジャパンの試合以来、夜更かしの習慣が抜けなくなってしまった汚痔の山。けさも明け方にソファーで就寝しようとしたところ、すでに家族が使用中。しかたなくベッドの取組となった。しかし、睡眠サイクルこそ乱れているものの、まらずもうは好調そのもの。ベッドだろうかソファーだろうが関係なく隆々とした勃起を見せ、1敗でトップの摩羅の川をぴったり追走。
● 蒼狼(9-3)
きのうまで2敗、新入幕ながら優勝争いにも名を連ねていた蒼狼。きょうの一番は無反応ではないもののきわどい相撲。しかし蒼狼自身は迷わず負け判定。悔しさをにじませることもなく、淡々と「私は半立ちは負けと言いましたから」。この潔さに関係者らは「日本人以上にまらずもう精神が身についている」「力士の鏡」と称賛。
○ 月乃猫(9-3)
お気に入りの定食屋でエビフライ丼をたべた月乃猫。大きなエビフライが3本も載った縁起のいいものを食べたおかげか、けさはエビフライのように豪快に反りあがって、自己タイ記録の9勝目。「どうにかあと1番勝って、初の二桁勝利といきたいですね」と、今場所はいつになく意欲的。
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