まらずもう名古屋場所12日目、関脇・摩羅の川が突き出しで勝ち、通算100勝を達成した。通算100勝は史上4人目。
摩羅の川は、平成22年1月場所に序ノ口で初土俵。若さを生かした豪快なまらずもうで、平成22年1月場所には、入門からわずか1年で入幕するというスピード出世を果たし、翌3月場所では東日本大震災を乗り越え初優勝。圧倒的な勝率から、将来の横綱と期待されている。優勝1回、殊勲賞2回、敢闘賞2回、技能賞2回。
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<通算勝利数ランキング>
勝利数 | 敗北数 | 取組数 | |
雲虎 | 132 | 15 | 147 |
玉椿 | 127 | 65 | 192 |
毛呂乃 | 103 | 13 | 117 |
摩羅の川 | 100 | 7 | 107 |
汚痔の山 | 82 | 7 | 89 |
(毛呂乃の取組数には引き分け1を含む)
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・摩羅の川関のコメント 「とうとう100勝目ですか。嬉しいですね。ただ、これに慢心することなく200勝、300勝と重ねていきますよ」
・奥様のコメント 「100勝もするほど続けてたの?馬鹿じゃない?いい加減辞めれば良いのに! ・・・今日の夜はウナギだからねっ!」
・大黒柱理事長のコメント 「摩羅の川、あっという間に100勝ですね。史上最速のスピードで番付を駆け上がり、まあ場所中ですがはっきりとしたことは申せませんが、場所後の大関にも大きく前進です。100勝するまで負けが7つ、これは驚異的です。今まで最高だった横綱・雲虎でも100勝時点で10負けてますからね。これだけ勝ってれば自然と連勝記録ものびる。大関・優勝・連勝とどんどん上を目指してほしいですね。」
・玉椿広報部長のコメント 「あいつ、100勝するのに7回しか負けてないのか。そりゃすごいね。これからの課題は、お客さんを喜ばせるようなまらずもうがとれるかだねえ。やっぱり取り口が正攻法というか地味というか、インパクトがないからさ。摩羅の川関にあこがれて入門しましたって少年がでてくるようになれば本物だろうね」
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