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秋場所を振り返る

2022-09-26 11:07:54 | まらずもう新聞編集部のまらずもう分析

― 千秋楽から一夜明けて、きょうは玉椿委員に秋場所を振り返っていただきましょう。

(玉椿) 「おう」

 

― 下位の力士から順番に見ていきましょうか。まずは三段目・巨砲さんはいかがでしたか?

(玉椿) 「コロナ明けで初日とか九日目とか体調もよくなさそうだったけど、土俵に穴をあけないで皆勤してもらったことには感謝したいね」

― 玉椿委員お気に入りの一番はどれになりますか?

(玉椿) 「十一日目とか、いいんじゃないかね。いや、体調は悪そうなんだけど、どことなく風流な取り口でさらっと上品に流れていくような相撲だったね」


○巨砲(4-2)

 「台風で(といっても直撃地域から遠いですが)いきなりスコールみたいな豪雨が襲ってきたりする以上、前日から外出見合せ気味になりましたが、結果的にだらだらしてしまった…ベッドで何時間もゴロゴロ…してるうちにいつしか寝入っていたことに気づいたのはもちろん朝。しかし疲れがとれたのか股間がもっこりして良かった良かった…」 長雨の音を聞きながら物憂げに横になるという平安貴族のような相撲。一文一文が息長くつづくのもまるで源氏物語のようである。


― しみじみとした趣がありますね

(玉椿) 「もののあはれってやつだね」

 

 

― おなじく三段目の播潟さんはどうでしょう?

(玉椿) 「いつもどおりの飄々とした土俵態度だったね。とくにコメントすべきことはないけど、一番あげるとすると十二日目かねえ」


●播潟(1-5)

 「友人からチャーシューをもらいました。おいしかったです」と言いながら、けさの相撲はチャーシューの効果もなく5敗目


― 何の変哲もないふつうの相撲ですよ?

(玉椿) 「『友人からチャーシューをもらった』って情報があるだけでも、だいぶ記事に奥行きがでる気がするよ」

― そんなもんですか?

 

― さて、十両の琴金舟関についてはどうでしょう。あ。十三日目の記事アップされてないですよ。

(玉椿) 「んー、十三日目の記事は書かないことにしたわ。三日も溜めこんた報告文って冷めたピザみたいなもんだから、読むほうも書くほうもお互いあんまり気が乗らないし。それに場所前にあらかじめ【翌日以降に報告されたものについては、星取表だけつけてブログに記事をアップしない可能性が高くなります】って説明してあるし、まあいいだろ。」

― なるほど。で、お気に入りの相撲はどれでしょう?

(玉椿) 「ま、五日目かな。この日は報告遅れとかルール上微妙な判定とかそういうめんどくさい話を抜きにして、素直に楽しめた相撲だったね」


○琴金舟(5-0)

 「臨時出費がかさんだせいで給料日前で金がない!と少々慌てて冷蔵庫を確認すると中華麺と長ネギしかない。麺つゆに中華麺を入れる和風中華(関西では「黄そば」ともいうそうだ)をかっ食らい0時過ぎに就寝。翌朝は8時起床で前日よりも良い内容。派手とまでは言えないが順調なまらと戻った生活リズムに一安心。そしてよく考えりゃ給料日まであと5日、全くの一文無しでもないし大丈夫だぞと言い聞かせるのであった」と琴金舟。生活リズムも落ち着いて、相撲内容も地に足がついてきたようだ。ちなみに『臨時出費』とは「会社の手違いで住民税の一部が未納になってたみたいでした。そのせいで金欠ですよ… うちの会社しっかりしてくれよ、いきなり市から督促状届いて何事かと思った…」だそうだ。


(玉椿) 「いろいろ苦言は言ったけど、この相撲は悪くない。こういう相撲が十五日間続けられるなら、いい幕内力士になれると思うよ」

 

 

― さて、玉椿関はご自身の秋場所を振り返っていかがでしたか?

(玉椿) 「前半はそこそこ気合も入ってたんだけど、だんだん息切れして集中力が落ちてくるんだよ。十五日間戦いきるスタミナがなかったよ」

― たしかに後半戦は勝率が下がりましたね。

(玉椿) 「勝ち負けってより、まらずもうへの集中力が切れるんだ。前半はちんちん山行ったりする気力もあったけど、そういうのがだんだんめんどうになる」

― ひざ痛の影響ですかねえ? ひざは大丈夫ですか?

(玉椿) 「かるい日常生活は問題なくなってきたけど、まだスポーツとか長時間立ちっぱなしとかはきついね」

― では、お気に入りの相撲はどれですか?


○玉椿(6-2)

 「みょうに甘いものが食べたくなってさ」というときに、クリーム系の洋菓子ではなく、あんこが頭に浮かぶのも老化の一種かもしれない。ひざの痛みに耐えながらよたよたした足取りで近所のスーパーに向かい、あんこ中毒患者のようにヤマザキのまんじゅうコーナーの豆大福、草大福、吹雪まんじゅう、黒糖まんじゅうを全種類購入。「あんこだー」と奇声をあげつつ手始めに豆大福にかぶりつく……ところまではよかったが、1個だけであんこ欲が消えてしまった。残った3個のまんじゅうをげんなりつつ眺めながら「明日食おう」とがっくり。ちなみに、小豆は貧血予防に効果があり、生理中などにあんこを食べたくなる女性も多いという。血を補うという意味では、まらずもうにも小豆の効果はあるのか、けさはそれなりの勃起で6勝目。


(玉椿) 「気力がつづいたのはこの八日目までだったね。九日目以降は惰性だったよ」

 

― 横綱・金精山関についてはどのようにご覧になっていらっしゃいましたか?

(玉椿) 「いつもどおり修行僧のように淡々と土俵に上がっていた印象だね。報告文のタイプとしては播潟さんと似てるんだが、真剣に勝ちにいってるぶん凄みがある」

― この一番を選ぶとすれば?


○金精山(7-1)

 「昨日というか今朝、稽古を中断して寝た」と発射を目前に寸止めで我慢して眠りにつくという超絶技巧を見せつける。けさは計算通りの力強い目覚め、「ムラムラ全開、勃起全開。しかし眠気には勝てないのは年だろう」と本人は謙遜するが、若造にはこういう相撲はとれない。


(玉椿) 「いつも淡々とプレーしてるベテランがたまに本気出すと、とんでもない力を出すんだよな。この相撲にはそういう迫力があったね」

 

― さいごは毛呂乃関の秋場所はいかがでした。

(玉椿) 「途中までは今場所は大人しいなと思って見てたんだが、九日目がすごかったね。やっぱり毛呂乃だと思ったよ」


○毛呂乃(9-0)

 3連休の最終日、「サンリオピューロランドに来てます。初めてです」。連休でごった返すテーマパーク内に出没して相撲を披露するという初めての試み。お気に入りのアトラクションを聞かれても「うーん、よくわからず適当に回ってます」とのことで、その結果・・・「ぐでたま・ザ・ムービーショー」に乱入し、液体がぐでぐで付着した自らの玉を披露、「ハローキティ座の桃太郎」ではハローキティに座位で自身の尻に挿入するよう要求、「レッツトリック・オア・トリート!」ではサンリオキャラクターたちに片っ端から「“犯し”てくれないといたずらしちゃうぞ」と迫り、果ては「集まれ☆ドリーミーメイト」の会場で躊躇なく夢精。ピューロランドを、まらから「ピュー」と発射しまくるランドに作り替え阿鼻叫喚の地獄絵図に。子供の夢より自分の夢精。情け容赦ない相撲でいまだ土つかずの9連勝。


(玉椿) 「こいつ気違いだ、としか思えなかったよ」

― 毛呂乃関自身は十日目のほうがお気に入りだとか。


○毛呂乃(10-0)

「超、ピューロランドを汚すさ」と昨日ピューロランドで大立ち回り、大相撲の横綱大関にも再度全員土をつけ、満足気な毛呂乃。その後は「泣いて拭いたけど」。当然ながらピューロランドの人にこっぴどく叱られ、泣きながら自分が汚した分を拭いて回ったらしい。だがこれも毛呂乃にとってはプレイの一環。出禁は当然の結果だが、「出禁」という言葉にもドM魂が興奮してしまう。出すのを禁じてみよう、と思い立ち、焦らしプレイ開始。止められれば止められるほど、精を送り出そうとまらの中身がうずく。今にも送り出してしまいそうな状態でも「送りませんから!」と懸命にこらえる。溜まりに溜まり出すに出せない状態で苦しそう。「今日は立っていて不本意で・・・」出せないばかりに、立てばたつほど苦しい、という不本意な状況に。もちろん本人はそれを喜んでいるのだが。毛呂乃の意志対毛呂乃のまら、という究極の一人相撲の様相を呈し、限界まで立ったまらの噴射をなんとかこらえ続けるも、「・・・下から!!!」と最後は下から突き上げてくるモノに耐え切れず、結局噴射、まらの勝ち。今日も局地的・局所的に豪雨となってしまった。


(玉椿) 「怒られてぜんぶ掃除させられた相撲な。こっちを選ぶってのがさすが真性のマゾヒストだな」

 

― さいごに秋場所全体を振り返っての講評をお願いします。

(玉椿) 「秋になって夜も寝やすいし、好成績の力士が多かったね。十一月もこの調子でがんばってほしいね」

 

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