― きょうは玉椿主任に名古屋場所の展望をうかがいましょうか
(玉椿) 「おう。よろしく」
― それにしても今週は暑いですね
(玉椿) 「週の前半は36度とかあったもんな。30度くらいだと涼しく感じるくらいだ」
― これだけ暑いとやはり金精山関が本命ですか?
(玉椿) 「令和以降の5年間の名古屋場所を見ると、金精山が優勝3回、毛呂乃が優勝2回。まあ数字を見ると金精山が強いよね」
― ですね
(玉椿) 「んでも、本人の意識としては『夏は苦手』らしいんだよ」
― 苦手には見えませんけどね
(玉椿) 「加齢で体質が変わってきてるのかもしれん。年を取るにつれてだんだん冬が好きになってきたとか」
― あとは、さいきんの暑さは常軌を逸してるので、いくら暑さに強いといってもさすがに閾値を超えたのかもしれないですしね
(玉椿) 「なので、いくら暑さに強いといっても、圧倒的な本命って感じでもないのかね。優勝確率でいうと60%くらいかな」
― なるほど、その60という数字の根拠とかはありますか?
(玉椿) 「んー、ほら。直近5年で3回優勝してるから」
― 適当だな、おい
ー 金精山関が60%ということは、残りの40%は毛呂乃関ということになりますか?
(玉椿) 「まあそうだね。毛呂乃はむらっ気があるからね。全勝できるかってと微妙なところだ」
ー さいきんは扇風機を改造して鞭のように使っているらしいですね。
(玉椿) 「身の回りのものがぜんぶ大人のおもちゃに見えるんだろうね。性へのあくなき探求心が毛呂乃の強みだ」
― 扇風機といえば玉椿関の扇風機も壊れたんですよね。あのあとどうなりました?
(玉椿) 「近所のジョーシンで新しいの買ったよ。ヤマゼンの3000円の安いやつ」
― 玉椿関ご本人の調子はどうです?さいきんはどのくらい勝ってますか?
(玉椿) 「腰が痛いからあんまり調子はよくないね。今月に入って1回だけ勝ったのを覚えてるわ。めずらしい、って思ったよ」
― せめて勝率5割はキープしてほしいんですがね。
(玉椿) 「むかしは七月に夜勤やってたから負け越し確定みたいな雰囲気はあったけど、さいきんは夜勤やめたからね。昼起きて夜寝るって生活だし全敗クラスのひどい成績にはならんと思うよ」
― 本人の感覚としては、何勝くらいできると思いますか?
(玉椿) 「んー、6勝9敗と予想しとくか」
― 幕下に目を転じて、まずは大太刀さんはどうでしょう? そもそも出場自体が危ぶまれてますが
(玉椿) 「さいごに連絡があったのが三月場所で、それ以来4ヶ月も連絡がついてないからね。あんまり期待しないほうがいいかもね。連絡があるといいけどねえ」
― 播潟さんは相変わらずマイペースといったかんじですか?
(玉椿) 「老化とか衰えとかもあんまり感じないね。飄々と土俵に上がってるかんじだよね」
― 今場所は幕下に復帰なさってますし、調子がいいのかもしれませんね。
(玉椿) 「まあ、本人は勝ち負けとかどうでもいいって思ってそうだよね。自然にまかせてるかんじ。奈良時代あたりの古代のまらずもうはスポーツってより占いだから、これが本来のありかたなのかもしれんね」
― では、あさってからの名古屋場所、がんばってください
(玉椿) 「おう」
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