<幕下>
○萬海(1-0)
名古屋場所の初日を名古屋で迎えた萬海。大喜びの名古屋のファンに向かって「名古屋はときどき訪問しているし、大好きな街。名古屋のみなさんにまらずもうを披露できてほんとうにうれしい。ぐっすり眠れて気持ちよく勝てた」とまるで政治家の社交辞令のようなコメント。まらずもう力士は競技のの性質上、どうしても精神年齢が幼くなりがちだが、このひとはさすが大人の風格がある。
●金精山(0-1)
幕下の壁にぶつかって、ここ数場所、なかなか思うように勝てない金精山。このままではいけないという焦りからか、一昨日から夜通しでシコりつづけるという猛稽古を行うが、疲労を強めただけでかえって逆効果。まらはぴくりとも反応せず、初日から黒星。取組後のインタビュー中になって「ようやく反応しはじめた」と言うものの、時すでに遅し。勝てないことで焦り、焦ったことでまた勝てなくなる、という悪いサイクルに入ってしまった模様。ここでなにか気分転換が必要だろう。
<三段目>
○播潟(1-0)
「徹夜明けで早くねたら早く目が覚めてしまいました」 時計を確認すると、まだ午前2時。さすがにルールすれすれな気もするが、そういう生活サイクルなのであれば仕方ない。「今場所は忙しくて睡眠のタイミングが乱れてしまって」と恥ずかしそうに言い訳。
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