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名古屋場所を振り返る

2022-07-27 06:23:02 | まらずもう新聞編集部のまらずもう分析

― きょうは玉椿委員の名古屋場所を振り返っていただきましょうか。よろしくお願いします。

(玉椿) 「ああよろしく」

 

<金精山>

― まずは幕内優勝の金精山関についてはどうでしたか? 

(玉椿) 「十四日目から千秋楽の流れはおもしろかったね。十四日目でふっと油断して大ちょんぼやらかして、千秋楽でそれを挽回するために悪戦苦闘する。金精山の人間くさいところが出てた気がするよ」


●金精山(11-3)

 「朝一度目が覚めた時は驚く程の勃起に安心して二度寝したのがいけなかった。立ち合いに失敗し、見事黒星。油断大敵である」と完全に気の抜けた相撲で3敗目。とうとう毛呂乃に追いつかれてしまったが、千秋楽にどんな相撲で挽回するのか。

 

○金精山(12-3)

 終盤戦になって連戦の疲れが隠せない金精山。調子は下降気味だが、横綱としての意地を見せたいところ。「千秋楽、意地でも勝ってやるという意気込みで臨み、ウナギに酢鶏まで食って、イメージトレーニング」とやれることは全部やるが、ここまでやってもなかなか勢いがつかない。しかし、苦しい体勢になってからが金精山の真骨頂。大関時代を彷彿とさせるような粘りに出て、最後はどうにか勝利。きれいな勝ち方とは言えないが勝利への執念を見せつけ、昨年五月場所以来の優勝を決めた。


― 玉椿委員は千秋楽みたいな土俵際の布団のなかで粘る相撲って嫌いますよね。

(玉椿) 「基本的には好きじゃないし、安易に毎日連発されたら悪く書くけどさ。ここぞというときに伝家の宝刀として抜くことまでは否定せんよ」

― なるほど。

(玉椿) 「千秋楽の相撲には、負けたくない、負けたくない、もうなりふりなんか構っていられない、っていう勝負への執念が感じられるだろ。大の大人がこういう姿勢で勃起を待ってるって考えたら、ちょっと感動的ですらあるよ」

― たしかに。

 

<巨砲>

ー つぎは序二段優勝の巨砲さんについてうかがいましょうか

(玉椿) 「巨砲は内容的にすごく充実してたね。今場所はかれの相撲がいちばん楽しみだったよ」

― 大絶賛ですね。いちばん印象的だった取組はどれですか?

(玉椿) 「こういう素直な相撲は好感がもてるね」


○巨砲(5-0)

 「昨晩は、10年くらい前の乱交ものビデオを久しぶりに30分くらい見ていたら眠くなってきたのでそのまま寝入りました。そうしたら、それが夢に出てきました……あまりそういうことは起こらないから驚きですが……しかも、自分もその中のひとりみたいになって腰を振るという立場に! おかげさまでいい感じで朝勃ち上がってました。またああいう夢を見られないかなーと妄想中です」

 

○巨砲(6-0)

 「YouTubeで、『Naked Attracition』というTVシリーズがあることに気づきました。英国とかで制作・放送している番組のようですが、なんと男女が無修正全裸で出演していて公共放送なのにいいのかと思ってしまいましたが… どうやら、全裸の異性とかを見て、理想の相手を決める番組? らしいですが…… そんなのを見てから床についたせい? なのか、朝はカナーリかたく勃ってました」と興奮気味に報告。さいきんのYouTubeは規制がうるさいイメージだったが、こういう無修正の動画が規制されないことには驚きである。


(玉椿) 「かれの取り口は10年くらい前の牧歌的なまらずもうを思い出すんだよね。派手なことはなにもないんだが、しみじみとした趣があるだろ」

― そうですか?

(玉椿) 「巨砲さんっていま46歳だぜ。この年齢でこういうてらいのない真っすぐな文章が書けるのは一種の才能だと思うわ」

 

<毛呂乃>

― つぎは毛呂乃関なんですが、毛呂乃関のまら、なんどか家出してましたね。


●毛呂乃(3-1)

 四日目にして波乱。いつものように記者団が「毛呂乃関のちんぽはどんなふうになっておいでですか?」と尋ねると「しらんがな!」持ち主がまらの様子を知らん、という時点で、察しのいい読者は何が起こったかもうお分かりだろう。「昨日の雨はすごかったですねぇ。うちのマラは溢れ・・・」毛呂乃の出身地、埼玉で局所的豪雨。まらから精が溢れに溢れ、まらを中心に激しい濁流となり、起点のまらを激しくのみこみ、押し流し・・・「(気づいたら、まらが)いませんでしたよ」。立ちすぎ・出し過ぎが招いてしまったまら分離。「立っても、(まらが本体に)いませんでしたから文句なしの黒星ですね」。一夜明け、倒れた大木と誤認されて見つかった毛呂乃のまら。発見者に「拾いな!!」と命じ、無事装着するも時すでに遅し。寝起きの時点ではまらなしだったため、間に合わず黒星。

 

●毛呂乃(9-3)

 「朝起きたら急に視界の一部が見えなくなりました!いまはなんともないのですが心配でさ。なので下半身確認し・・・忘れました」。今場所反抗的だったまら、お察しの通りまた家出してしまった。分離して飛び出して言った瞬間、司会をふさいだまら。いなくなってしまい、視界は晴れたが行方は知れず。あらためて自分の下半身を確認するが、四尺まらから忘れ去られた本体、ないものはない。初日から新たなパートナーにどっぷりだったが、どうやら、まらとしてはこのパートナーとそりが合わなかったらしい。思いがけない三角関係が展開されていた今場所、終盤にきて2差。まずはまらを回収し、説得しなければ。パートナーを取るのか、まらを取るのか苦しい決断が迫られることに。


(玉椿) 「千秋楽の取組後に、また家出したらしいぜ。さいきん人間を相手にするとまらがいやがるらしいんだけど、千秋楽でも大量の人間を相手にしてたろ」


〇毛呂乃(12-3)

 奇跡の大逆転へ向け、千秋楽の大一番に向かったが、優勝決定戦進出の権利が確定する15時までに報告はなし。16時になって、「詰まり・・・男性同士の性行為者がたくさんいると・・・」と無念の表情。今日で千秋楽とあって、男色愛好家が殺到、毛呂乃の相手に大行列で詰まってしまい、報告する時間が取れなかったのだ。決定戦に進出できず、決定戦不戦敗で金精山の優勝を許してしまった。千秋楽の相撲自体は「oh,yeah!今日、ハグ→擦り→食ったり→出したよ」と抱き合い、擦り付け、本番、射出と流れるような相撲で圧勝しているのだが、いかんせん相手が多すぎた、報告する暇もなかったことによって優勝を逃す。数えられないほどの多人数プレイ、お気に入りの男はいたかと聞かれると「お気に入りはありまっせ」とまんざらでもない様子。「・・・が、何度家出してるんですか、うちのまら」。あまり人体ばかりを相手にしているとまらが家出してしまう、ということも気をつけなければいけないことを知った今場所。「うちのタマ知りませんか?」に並ぶファンシーなフレーズ、「うちのまら知りませんか?」が聞かれる日も近いかもしれない。


(玉椿) 「案の定、本体から分離しちまったらしい」

― またですか? どこ行っちゃったんですか?

(玉椿) 「鹿児島らしいよ。優勝した金精山の出身地が鹿児島だってきいて、祝砲を撃ちに行くってさ」

― え? じゃあ、もしかして日曜日の桜島の噴火って……。

 

<玉椿>

― 今場所の玉椿関は数字も内容もひどかったですが、本人からして「これは比較的まし」と思った相撲はございますか?

(玉椿) 「まあこれかな」


●玉椿(2-7)

 バイトの仮眠時間中にけたたましい音で火災報知機のサイレンがなって目が覚めてしまい、立合いのタイミングが完全に狂って負け。記者から、残念でしたね、と声をかけられると「サイレンが鳴らなくてもどうせ負けてたよ」と投げやりなコメント。それよりも周囲の同僚たちが、どうせ報知器の誤作動だろ、と完全に警告音を無視していたのが驚きだったようで、「こいつらほんとに火事になったら全員死ぬぞ」とあきれ顔。


(玉椿) 「こういうアクシデントがあると負けた言い訳ができるからね」

 

<播潟>

― つぎは……

(玉椿) 「あ、播潟の話を先にさせてくれ。琴金舟の話は長くなるから」

― あ、はい。


●播潟(1-2)

 「熟睡できたんですが、勃起はしませんでした」と残念そう。十分の体勢になっても勝てないのは、やはり年齢のせいだろうか。


(玉椿) 「播潟はだいたいいつも同じような相撲なんで、どれ選んでもあんまり変わんないよな。こういう自分を突き放したような投げやりなコメントが彼の持ち味だから、このままでいいけどな」

 

 

 

<琴金舟>

― で、さいごは新十両の琴金舟関はどうですか? 一番印象に残った相撲は?

(玉椿) 「七日目に倒れて不戦敗になったのがいちばんインパクトがあったね。場所前から多忙だ多忙だって不穏な空気はあったんだが、こういう形になるとはね」


■琴金舟(5-2)

「疲労によりついに意識が飛んでしまいました。駅で気絶してしまったため救急車呼ばれて一晩入院することになり、記録を残すことができなかったため不戦敗とします。心身とも異常はないとの事で明日からの出場に問題はありません」


― 倒れるまで仕事させられるって、会社の労務管理に問題があるんじゃないですか? 

(玉椿) 「それについては、きのう報告メールがきたよ。本来なら取組結果のところにアップすべきなんだろうけど、めんどくさいし読みづらくなるんで、ここで引用するわ」


お疲れ様です。

ちょっと職場からリストラされそうになって揉めておりまして、何もできないでおりました。
結局、配置転換という形で決着を見ました。元々キャパオーバーだったことを無視しておいてクビではあまりにも酷だと訴えたのが実りました。
琴金舟の勝敗と簡単な取り組み内容をお知らせします。
7/20,21…それぞれ不戦敗と休場(心労過多の為)

7/22…再出場、勝ち
「本日より再出場いたします。まさかクビにされかける事態になるとは思いませんでした。何とかあとは土俵に上がりますのでよろしくお願いします。」
あまりの心労のため臨時休暇に。せめてもの気晴らしとしてバッティングセンターで当たり散らすかのようなフルスイング。
程よい健全な疲れの中眠って起きたらちょっと弱めだがきっちり反応あり。ここでようやくの勝ち越しを決める。
「バット振り回したらちょっとは落ち着きましたね。こっちのバットも調子がいいなんてしゃれこんでる場合じゃないんだけどね…このくらいのジョークが言える心の余裕は出来ました。」

7/23…勝ち 決まり手:居反り
休日だというのに会社から入電。職場の最寄り駅に来てくれと言われたので行ってみると上司が。
「追い詰められていることに気が付かずすまなかった」と頭を下げられ、こちらとしても驚き。手打ちの一杯としてちょっと一杯付き合ってもらう。
かねてから飲みたかった百年の孤独を飲めて大満足というおまけつきで、わだかまりも解けて完璧な状況で臨んだ一番は豪快な居反りで快勝。
「思ったより現場は分かってくれてたってだけで収穫ですね。もう大丈夫でしょう。千秋楽に不安はないです。」

7/24…勝ち 決まり手:突き出し
この日はある芸能事務所の社長に呼ばれてライブのお手伝い。その後の打ち上げで、心労で楽しめなかった分をとりもどすと言わんばかりに楽しむ。
二次会のカラオケで出演者に歌を褒められ、いくら何でもお世辞だろと思って聞いてみたらその社長に今度依頼するので前説で歌ってくれと頼まれる予想外の事態に。
6年間のボーカルスクール通いが生きたと舞い上がる。朝7時に帰宅後、14時に起床。流石に前日が良すぎたのでそれには劣るが、しっかりと快勝。最期は3連勝で締めた。
(注:コロナ対策だのなんだのに関してのクレームは受け付けません)
「趣味だと思ったものをプロに褒められた時の喜びったらないね。いやなニュースが続く中の素晴らしい知らせで精神的には絶好調。多少の無茶も跳ねのけました。」

以上よろしくお願いします。


ー 円満に解決したみたいでよかったですね。

(玉椿) 「これで今後は仕事量が落ち着いてくるのかね? 琴金舟は今年の三月場所以来、三場所つづけて皆勤できてないからねえ。上位になればなるほど報告遅れとか報告飛ばしとかへの風当たりも強くなるから、来場所こそは皆勤してほしいね」

ー 皆勤は大変ですよ。若い力士にプレッシャーをかけすぎないほうがいいのでは。

(玉椿) 「んー。ま、ほどほどのところで手を抜くことを覚えてほしいね。かれ完璧主義なところあるだろ。本業で倒れるまで仕事するのもそうだし、まらずもうの報告文もけっこうな量を書いてくるしさ。それよりは1日あたりの文章量は減らしてもいいから、毎日こまめに報告がほしいな。けっきょくそれがいちばん楽だと思うよ」

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