このお盆休み、横綱・雲虎が大関・毛呂乃を「玉突き稽古」(=お互いの竿で並んだ玉を突き合う、という雲虎一門伝統の荒稽古)に誘ったところ、毛呂乃から「イケなくてごめん」と連絡が入った。あの毛呂乃のまらがぴくりともしなかったことに、雲虎は、前日までの猛稽古で体力を消耗したのでは、と毛呂乃の体調を心配するような表情を浮かべていた。
しかし、その後の調査で、毛呂乃はお盆休みを利用して、あの世を慰問していたことが判明。まらが反応しなかったのは、本体があの世で活動していたからだったようだ。毛呂乃は、この世にもどってこれなかった霊魂や、地獄の留守番をしている鬼たちの前で、勇壮なまらずもうを披露。針の山を超える高さにまで豪快に盛り上がったまらに、霊魂たちからは「こんな立派なまらは地獄でも珍しい。道鏡(=奈良時代にいたまらずもうで有名な僧)以来ではないか」と感嘆の声もあがっていた。
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