<幕下>
○ 明烏(4-2)
明烏は基本どおりの丁寧な突き出しで4勝目。「夜中に目が覚めたり、不規則というかだらだらした取組。勝てたのは運がよかった」と内容には満足いっていない表情も見せたが、東幕下筆頭での勝ち越し、翌場所の再十両はほぼ確実。
○ 飛埒王(3-1)
星取表だけを見れば白星先行ではあるものの、内容的には苦しいまらずもうが続く飛埒王。けさはスランプから脱すべく、パンツを履かず下半身を露出して土俵にあがるという大技にでた。「期待通り抵抗をうけないまらはすくすくと育ってくれました!」と屈託のない笑顔を見せる飛埒王に、周囲は「さすが毛呂乃の弟子だ。やることが豪快だ」と感心しきり。
○ 池男王子(4-1)
まらずもうは好調だが、私生活では色男ならではの悩みも多い池男王子。「今日は結果から言うと勝ちましたが、色々と頭を悩ませることが多い状態なためなかなか眠りにつけず、朝もどうにかして勝ちを拾った感じでした」と苦笑。プライベートの問題がまらずもうに影響を与えることは避けたいところ。
○ 家満(6-0)
きのう飛埒王が敗れたことで、まらずもうでの全勝は家満ひとりとなったが、そんなプレッシャーをみじんもかんじさせない圧倒的なまらずもうで6連勝。幕下優勝に王手をかけた。取組後のインタビューでは「起きる前から当然のように勃起。すごくいい感じにギンギンにたっているので、とても気持ちいい」と、あいかわらずの淡々とした態度のなかに、優勝への自信も見え隠れしていた。
<序二段>
○ 今濡(5-0)
好調・今濡は5勝目。「抜かずに努力」が実を結んだのか「自分でも驚くようなエレクトロン(使い方合ってますか?)でした」と満足げ。残り2番、1勝で自己タイ、2勝で自身初となる優勝が見えてくる。プレッシャーのかかり始める終盤戦だが、「残り2章も無心で精子てまいんる所存です」と平常心をアピール。
● 両玉国(3-3)
両玉国は調子が悪いわけではないのだが、いまいち波に乗り切れない。けさも「いまいちの目覚め」と首をかしげる微妙な立合い。たしかに苦しい体勢ではあるが、まったく勝ち目がないというわけでもなく、なんとか土俵際で粘りたい形勢。しかし、平日朝の忙しいときにそんな時間の余裕もなく、粘りがきかないままあっさり土俵を割ってしまった。惜しいまらずもうを落とした両玉国だが、「もったいない気がするが、気分を入れ換え、最終日での勝ち越しを狙います」と、すばやく気持ちを切り替えていた。
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