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横綱雲虎引退・年寄一本糞襲名披露大相撲のお知らせ

2012-03-30 10:00:00 | 協会からのおしらせ

横綱雲虎引退・年寄一本糞襲名披露大相撲のお知らせ

本年年明けに引退を発表いたしました横綱・雲虎の引退相撲を4月1日より15日間行います。通常の引退相撲は1日限りですが、横綱としての功績を讃え、本場所同様、15日間にわたり、横綱・雲虎最後の相撲を披露することとなりました。
横綱最後の土俵入りから断髪式まで、どうぞお見逃しなく。

【横綱 雲虎垂之助(うんこ・たれのすけ)】
埼玉県出身、平成22年1月初土俵。当時まらずもう草創期にあって幕内付出が認められていたため、幕内付出で初土俵。初土俵=新入幕の場所で優勝。これは現代まらずもう初の優勝者。同時に初の三賞受賞力士となり、以後初の三役力士・初の大関を経て初の横綱と、興業を支える屋台骨として君臨。入幕後最低成績が12勝と安定した強さを見せるが、大相撲の横綱・白鵬の全盛期と重なり優勝は2回。しかしまらずもう内1位成績は7回と史上最多。幕内通算164勝16敗、勝率.911。横綱昇進後の勝率も.911、横綱以前をまとめた勝率も.911と安定しており、平成22年、平成23年とも年間82勝と一致。これは入門当初から既に横綱の力があったこと、同時に引退時にもまだ衰えていたわけではないことを示している。実際土俵に上がった最後の場所、平成23年11月に自身最高となる34連勝を達成しており、今後の円熟が期待されていた。自身の土俵だけでなく、力士の発掘にも精力的で、協会の拡大に大いに貢献。大関汚痔、大関毛呂乃、先ごろ引退した元幕内月乃猫、序二段ながら夫婦二人三脚で話題の河豚狸ら、1年以上序ノ口に在籍する奇跡の男・もっこり山など、協会に欠かせない人材を次々と土俵に送り込んだ。しかし自らが土俵に迎え入れた毛呂乃との壮絶な戦いが力士寿命を削る結果となり、果ては大日本毛呂乃教に入信するという騒動を起こし引退を早めてしまった。引退時34歳、引退後は年寄一本糞馬七(いっぽんぐそ・ばなな)として後進の指導に当たる。

《引退相撲日程》

4月1日
●横綱最後の土俵入り

太刀持ち、露払いを従えて、雲虎型最後の土俵入りです。
皆さんご存知の通り太刀持ちは、横綱のりっぱなまらを太刀に見立て、支え持つ役職、露払いは土俵入り前に横綱の太刀の先に露がついてしまった場合にそれを払う役職で、横綱の引退相撲では横綱・大関が務めることが慣例となっていますが、どうやら太刀持ち・露払い兼任で大関・毛呂乃が立候補しているようです。この日が最後の土俵入りとなります。

4月1日~15日
●引退相撲

15日間、横綱最後の相撲を対戦形式、5人掛でおこないます。3日交替で横綱に縁の深い力士たちが5名、横綱の相手を務めます。
○初日~三日目
対 玉椿
横綱と最も長い間土俵をともにした現役大関が先鋒。雲虎入門時、幕内は雲虎と玉椿の2人きりでした。土俵生活を振り返りつつ最後の相撲とするにはふさわしい幕開けでしょう。
○四日目~六日目
対 月乃猫
雲虎の発掘した飲む・打つ・買うの三道楽男。先場所限りで月乃猫も引退を表明しており、これが月乃猫にとっても引退相撲となります。
○七日目~九日目
対 河豚狸
横綱のたっての希望により、序二段力士が大抜擢。本場所ではありえない横綱と序二段の対戦がみられるのも花相撲ならでは。序二段の夫が横綱に挑む、茶柱親方の心境やいかに。
○十日目~十二日目
対 汚痔
「雲虎に引導を渡すこと」を目標に掲げてきた達人大関がここで土俵に上がります。ついに自らの手で引導を渡す機会を得た大関。横綱にとどめを刺せるか。汚痔自身にとっても、雲虎という一つの目標からの卒業という、節目の相撲になるはずです。
○十三日目~千秋楽
対 毛呂乃
最後の3日間はやはりこの人。幾多の死闘を繰り広げてきた因縁深い両者、直接対決で決着の時を迎えます。

4月15日
●断髪式
最後の取組終了後、土俵上で断髪式を行います。関係者が次々とまらの毛にはさみを入れていき、横綱との別れを惜しみます。

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