まらずもうブログ

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毛呂乃:六日目

2010-11-19 16:27:51 | 取組結果

 先場所初日の稲妻勃起はリスクが大きいと判断した毛呂乃。稲妻勃起を封印し、それに代わる技として元気玉勃起を習得した。元気玉勃起は、地球上の全生命体の勃起する「元気」を少しずつ分けてもらう技。全世界の朝立ちしているまら、稽古に励んでいるまらの先端から少しだけ元気を吸い取る。そしてそれを自分の力にしてしまう。まらに雷を呼び込むという稲妻勃起と違い、身体への負担も少なく、「全世界から少しずつ」であるがゆえに吸い取られた側の影響も微小、昨日の魔封波勃起のように西東京を停電に巻き込んだりするような危険性もない。停電に見舞われた東京都民の抗議を受けさすがに反省したのか、毛呂乃にしては珍しく人様の迷惑も考えた環境にやさしい技だ。今日が初めての実用化とあって、勃起力を集めるのに多少の時間はかかったものの無事に白星。技の完成度を尋ねられても「まずまず」と納得の表情。
 だがこの技でもなお、人様に迷惑をかけてしまうのが毛呂乃。毛呂乃所属のアホリ部屋には、幕下飛埒王がいるが、今日は全く勝てそうな気配がなくあっさりと土俵を割って今場所初黒星。一方、同郷の月乃猫は元気あふれる相撲で昨日までの4連敗が嘘のよう。どうやら同部屋の力士からうっかり元気を吸い取り過ぎ、その余った元気を本人に返さずに月乃猫に回してしまったらしい。このあたりの無駄なエネルギーのやりとりをしてしまったことで、毛呂乃自身の評価は「まずまず」にとどまったのだろう。おかげで自身も困惑するほどに突如元気になってしまった月乃猫。毛呂乃の取組自体だけでなく、月乃猫を通してもこの技の効果の凄まじさが見て取れる。

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雲虎:六日目

2010-11-19 15:43:18 | 取組結果
 雲虎は午前4時とかなり早い時間での立ち合い。鋭い出足で一気に突き出しを決め、雲虎本人も「本来の美しい朝立ち。非のつけようのない立ちっぷり」と言うほどのみごとなまらだったのだが、雲虎本体が立ち上がれず惜しくも二度寝。取り直しの立ち合いは一度目ほどきれいには決まらず、もたつきながらなんとか白星を拾ういつもの不本意な相撲に戻ってしまった。それでも今場所、納得のいかない相撲が多かった雲虎にとっては、今日の相撲は収穫と言える。勝負を決めた相撲にはならなかったが、最初の相撲は好調時の雲虎の相撲そのもの。「久しぶりに目覚めとともにいい立ち合い、という快感を思い出した」と述懐する雲虎。今日の相撲が、本来の相撲を取り戻すきっかけとなるか。

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 ・雲虎関の自戦記
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玉椿:六日目

2010-11-19 11:33:45 | 取組結果
 玉椿は初日から6連勝と絶好調。けさはいままでほとんど見せたことのない豪快な反り技を決めた。
 取組後のインタビューでは、開口一番「けさのわしのまら見た? すげえだろ?」とごきげん。報道陣に「きのうの東京西部での停電は、毛呂乃関が玉椿関のアダルトビデオ利用を妨害しようとして引き起こしたものらしいですが?」という質問をうけると「ああそう? 毛呂乃関がわしのことを意識してくれんのはありがたいよね。これも勝ってるおかげかね?」とますます上機嫌。「ビデオって言えばさ、このまえ借りてきた『舞妓はん』ってビデオがびっくりするくらいつまんなくてさ。たしかに『抜かずに寝る作戦』に使うはある程度つまんないほうがいいんだけどさ、つまんないにも限度ってものがあるよね」と、聞かれてもいないことまで饒舌に語ってくれた。

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十両の結果:六日目

2010-11-19 11:26:33 | 取組結果
【明烏】
 なかなか勝てない明烏。けさは復調の兆しも見えたものの、優勢な相撲を勝ちきれないのはやはりスランプのせいか。これで5敗目と大きく黒星が先行している。
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【摩羅の川】
 東京遠征から戻って岩手での取組。岩手県奥州市のけさ午前6時の気温は3℃とまらずもうには不利な条件だったが「やはりエアコンで事前に室内を暖めておくと、縮こまることなくのびのびとした相撲が取れるみたいですね。冬の取り組みには必須です」と、文明の利器をフル活用して克服。土俵上では寒さを吹き飛ばすようなみごとな反り技を見せてくれた。
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【月乃猫】
 4連敗中の月乃猫だったが、今までの不調が嘘だったかのような元気あふれる相撲を見せた。勝負を決めた後も勢いは収まらず仁王立ち。今日は今日で「一体どうしちゃったんでしょうか」と困惑気味だが、久々の快勝で連敗脱出。
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幕下以下の結果:六日目

2010-11-19 11:13:38 | 取組結果
<幕下>
○ 汚痔の山(4勝)
 勝ち越しのかかる汚痔の山。立ち合いに2度待ったをするなど、勝ち越しを目前にしてやや慎重になっていたようだが、立ってしまえばふだんどおり安定感のするまらずもう。さいごはしっかり『思い出勃ち』を決めて、無傷の勝ち越し。

● 飛埒王(1勝1敗)
 飛埒王はどうしてもまらに力が入らない。原因不明のまらの不調に粘る気にもならずにあっさりギブアップ。「二度寝すると飛行機に乗り遅れる可能性がでてくるため、あっさりと土俵を割ってしまいました」と半ばあきらめ顔だった。


<三段目>
● 玉太田(1勝1敗)
 玉太田はふらっと土俵に上がったものの、準備不足のためか腰くだけ。ふがいない相撲にくやしさを隠せないようすで「負けた」と一言。

○ 池男王子(3勝)
 まらずもうの戦い方を理解してきた池男王子。あぶない局面になっても慌てないで、じっくり耐えながらチャンスを待つことができるようになってきた。けさも粘りのまらずもうで逆転勝ち。これで勝ち越しまであと1勝となった。


<序ノ口>
○ 陸奥里(2勝1敗)
 陸奥里は白星先行。雲虎や月乃猫に追いつくまではただの通過点と考えているのか、勝利にも表情を崩すことなく、淡々とシコを繰り返していた。

● 今濡(3敗)
 「きのう ふじわらのりか せまってくる ゆめみた☆ 
  でも まらずもう まけた ざんねん」
 と、きゅうに日本語が下手になった今濡。「大相撲の琴欧洲関を意識しているのか?」と問われると
 「カロヤン かわいい☆」と笑ってごまかしていた。
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