<幕下>
○ 飛埒王(1勝)
一度目の立ち合いではまらがうまく立てず腰くだけになりそうだったが、うっかり二度寝してしまい立ち合い不成立。気を取り直して、二回目の立ち合いではきっちり勝ってとりあえず1勝目。ラッキーな白星に「棚ぼたな、初日を頂きました」とまらも申し訳なさそうに小さくなっていた。
<三段目>
○ 玉太田(1勝)
気まぐれで休場の多い玉太田。部屋の関係者に尻を叩かれつづけでて、けさようやく土俵に上がった。あっさり勝って淡々と土俵を降りる玉太田に、前記の関係者は「あいつはやる気さえ出せば上位でとれる力士なんだがなあ」と、もどかしそうに見つめていた。
○ 池男王子(2勝)
先場所までは勝敗に淡白でクールな印象のあった池男王子。「今日も粘り勝ちです」というコメントのように、今場所は勝ちにこだわる姿勢を見せている。
<序ノ口>
●陸奥里(1勝1敗)
今日の相撲は敗れて初黒星。「やってみて初めて気付きましたが、勝ち越しはなかなかの何事業ですね」と本土俵の厳しさを痛感した様子。しかしまだまだ序盤戦。日を重ねるにつれ、相撲がわかってくるはずだ。
●両玉国(3勝1敗)
ストレートの勝ち越しを狙った両玉国だったが、きわどい相撲を落として初黒星。惜しい相撲で敗れただけに、後をひかねばよいが・・・。気持ちを切り替えて次の相撲で初の勝ち越しを決められるか。