雲虎は午前4時とかなり早い時間での立ち合い。鋭い出足で一気に突き出しを決め、雲虎本人も「本来の美しい朝立ち。非のつけようのない立ちっぷり」と言うほどのみごとなまらだったのだが、雲虎本体が立ち上がれず惜しくも二度寝。取り直しの立ち合いは一度目ほどきれいには決まらず、もたつきながらなんとか白星を拾ういつもの不本意な相撲に戻ってしまった。それでも今場所、納得のいかない相撲が多かった雲虎にとっては、今日の相撲は収穫と言える。勝負を決めた相撲にはならなかったが、最初の相撲は好調時の雲虎の相撲そのもの。「久しぶりに目覚めとともにいい立ち合い、という快感を思い出した」と述懐する雲虎。今日の相撲が、本来の相撲を取り戻すきっかけとなるか。
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・雲虎関の自戦記
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・雲虎関の自戦記
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