お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

電車男 今年の秋は北陸へ その2

2012年10月08日 16時43分54秒 | 旅先で
終点氷見で降りた乗客は約10人くらい。駅を出て氷見漁港を目指します。



暫く歩くと、すぐ浜辺に出ます。海がない京都に住んでいると、学生のころから海が見える景色に憧れていました。海沿いに走る列車に乗るときは、できるだけ海が見える席側に坐りたくなります。正月に松山を訪ねた時も、瀬戸内の海を走るローカル線を満喫しました。しかしここ氷見の海岸には誰もいません。かもめ?ウミネコ?が海岸にたくさん佇んでいます。いい天気なので海岸に座り込んでぼーつと海を眺めていたいんですが、これから目指す市場食堂のお昼が混み合いそうなので、やむなく先を急ぎます。海岸を20分位歩くと魚を運ぶ大型トラック等が行き交います。



見えてきました「地方卸売市場氷見魚市場」食堂「海寶」です。海の寶とはスゴイネーミング。



1階の市場ではちょうど魚の氷づめ作業が行われています。トロ箱に大量の氷を詰めて、「ブリ?」を、どんどん詰めてゆくのが見えます。しかしスゴイ氷の量。氷の山からスコップで手際よく氷を詰めて、台の上に載った大量のブリを威勢よく詰めてゆきます。ここの2階にある食堂が今回の目的地です。結構広くて、窓も大きく想像以上に明るい食堂です。入口を入ると、感じのいいおばちゃんたちが案内してくれます。海鮮丼とか、刺身定食とか、ラーメンまでありますが、ここは「海宝定食」¥1600と豪華に決めます。しばし待つと運ばれてきました。



ここまで来てよかった。



刺身の分厚いこと。ブリ、鰆、甘海老、いか等5種盛。



ブリの焼き物がまた絶妙な塩加減。



そして魚をごそっと入れる名物「かぶす汁」。大満足です。



ちなみに営業は午前5時30分!から午後3時です。なんと無休です。氷見魚市場万歳。つづく。