お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

僕的京都案内=大徳寺から恵文社編その5

2005年06月02日 16時37分10秒 | 京都で食べること飲むこと
今宮神社を後に自転車で15分ほどで賀茂川に出ます。ここから時間があれば西賀茂の「正伝寺」に立ち寄るのもお勧めですが、今日はお昼ご飯の時間ですから、上賀茂神社のそばにある「今井食堂」に向かいます。上賀茂神社といえば「やきもち」ですが、その「神馬堂」の5.6軒先にめざす「サバ煮定食」の今井食堂があります。暖簾をくぐると細長い店内の両側の壁に向かって、カウンターがあり、皆ズラズラーと壁に向かって黙々と「サバ煮」を食べています。40年間、煮汁を注ぎ足しながら大鍋で3日間炊かれるサバと 熱々のごはんと味噌汁とお漬物で 630円です。なんで、こんなにやわらかくなるの、と不思議に思えるサバ煮を食べていると、なんだか幸せになってきます。僕はサバ煮の銀皿にコロッケの銀皿がついた「サバ・コロッケ定食」を頼みます。お腹が一杯になったところで上賀茂神社に向かいます。(そうそう「あぶりもち」も今井食堂も水曜がお休みです。)