半透明記録

もやもや日記

漫喫2

2007年07月28日 | もやもや日記
金曜日。午後5時半。
一週間の労働が片付く。
はー、やれやれ。

(あまりの開放感に思考停止)

午後7時過ぎ。
大量の漫画を抱え込み薄ら笑い。

エッ、アレッ!?
こ、ここは!?

………そこは漫喫でした。そう、10日ほど前にも来た見なれた風景。さすがに、さすがに通い過ぎだって! ああ! でも来たからには読まねば!

そう意気込んだ私ですが、昨日10時間もかけて読めたのはこれだけ。

*『ホタルノヒカリ』ひうらさとる
 ドラマ化されるそうですね。私はどうもこのタイプの少女漫画家が好きらしいです。ジョージ朝倉さんとか。繊細とハチャメチャの間を行ったり来たり。これも結構面白かったです。

*『BASARA』田村由美
 途中までは読んであったけど、長らくそのままにしてあった一大ロマン。通して読むと圧倒的でした。ほんと熱血だなー。もちろんそこがいいのです。いろいろと考えさせられました。絵も独特の光があるので、この人も好きです。


全部で35冊ほどでしょうか。
相変わらず読むのが遅い……。
うぅ、眠い……。


今朝6時就寝。

9時起床。あー、やっぱりこの時間より先は寝てられない。どうしても起きてしまいます。起きてみると、昨日の『BASARA』はやはり痛かった。この刺さり具合では、しばらく痛みが続くでしょう。憎しみを越えられたら、違ったものが見えてくるんだろうな。「命を賭けるとは、死んでもいいということではない」というようなことがどこかに書いてありました。そうだろう。「それは動物でもできることだ」とか、ほかにも思い出すと泣きそうなので、時間をかけてじっくりゆっくり考えることにしましょう。



明け方。
寝る間際の私の頭にはそして、先日書いた『類推の山』の記事が、あらためて思うとまるで遺書のようであるという考えが流れていきました。たしかに遺書には違いない。私は何でもいいから、自分に出来るだろう思い付く限りのものをのこしておきたいのです。ひとの情熱に触れると、そのことがよく分かります。

「おおげさ」「過剰」と言われがちな私の感情の振れに、どういう意味があるのか知りたい。いや、その価値を証明したい。そう思って、前回は勇気を振り絞って書きました。これまでにもたくさんあった泣きながら勢いで書いたような文章も、それを公開するのにはなかなか勇気がいるようです。私の、そんな単にむきだしの、感情的なだけで中身はあまりない文章でも、それを受け止めてくれる人がいるのは嬉しい。

誰かに何かが伝わるのが嬉しいから、だからみんな書くのだろうな。と、いまさらながらに思いました。


さあ、今日もがんばって読むぞー!
私は読者である。誰かが伝えたかったことを、知りたい。その結果として私からほとばしりでるものを、せいいっぱい伝えたい。これが私の情熱の形のようです。

熱血の読者をもとめる熱い作品のもとへきっと私は参上します。

だから、今も努力を続けている多くの人よ、どうか恐れずに生み出してください。それは、時間と空間の広がりのなかを無数の受け手を目指して飛んでいきます。だから、どうかがんばれ。


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2 コメント

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暑っ (sara)
2007-07-31 12:32:56

おはようございます。
『BASARA』田村由美 この人の漫画も全部持ってます。7シーズンを読み出して買いあさり、さいごに『BASARA』を全巻 ネットで買いました。 彼女が描く女の子の強さと脆さが好きです。
映画「kILL BILL」「ウルトラバイオレット」等 女性が戦う物語が私は好きですが、田村由美もリズムと、前向きな力強さがあり、完全な悪人がいなくて読んでいて読後感がいいです。最近の「猫とらじ」?の話は泣きの部分が上手いです。
 漫画は辞めれません。
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あついですね~ (ntmym)
2007-07-31 18:58:59
saraさん、こんにちは~!

saraさんも田村由美さんがお好きですか! 漫画を全部持ってるなんてうらやましいです~。私も好きですが、まだ全部を読んだことがなくて、『BASARA』のほかには『巴がゆく』を読んだくらいでしょうか。
この人の作品は、たしかに前向きかつ主人公の葛藤のさまが善悪の二元論を超えて根源的なところを突いているので読みごたえがありますね。強く訴えるものがありました。

私も漫画はやめられません。まだまだ読みたりない。
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