「ああ、これで万事解決。そのほかのこともきっとこれですっかりうまく運ぶに違いない」
という高揚感と達成感に満たされた私は、これを忘れないうちにちゃんと記憶しておかなくては、と半覚醒の頭に言い聞かせました。ところが、やはり起きてみるといつものとおり、何がどうしてああだったのか、すっかり忘れてしまいました。なんてこった。輝かしい光に包まれたという感触だけ残って、肝心のところは1ミリも覚えていないぜ。
こういう、全てが丸くおさまる完全無欠の法則を夢の中で発見してしまうことは、誰にでもよくあることではないでしょうか。私もこの手の夢なら、もう何度となく見ています。夢の中での栄光がある分、起きてそれが忘却の彼方へ消え去ってしまったことを知ったときの失望感は実に堪え難いものです。思わず二度寝してしまったほどです。いや、もう一度あの夢を取り戻せるかと思って(しかし、それが成功した試しがないことも、嫌というほど知っているのだが)。
それにしても今朝は残念だったな。あとちょっとだと思ったんだけどな。でも、これは良い徴候です。というのも、最近の私は怠けていてあまり物を考えなかったのですが、こういう夢を見るのは、たいてい何か問題意識を持っている時だからです。そういう時には、夢の中でも私は私のまま登場することが多い。今朝もそうだった。それ以外のすべてを忘れてしまったのは残念だ。
もう一度あの夢を見たいので、もっとがんばらなくては!
せっかく見てもいつも忘れてしまうこの手の夢ですが、私にやる気を出させるという実際的な効用もあるにはあるのでした。あー、夢って不思議。
↑あっ、manimaniさんだ。こんなところでお会いするとは奇遇ですね。
*manimaniさん
すごい! 顔の半分しか写ってないのに、しかも薄暗いのに、よくお分かりですね! そうです、ブルガーコフです、私の英雄。ベタですが、これは「運命の卵」なイメージで作りました; エヘ。
*しばたさま、はじめまして!
あは。やる気、出ませんでした? まあ、私も実は本格的なやる気というよりは、漠然としたやる気がほんのりと出る程度に留まるんですけどね; えへへ。
ところでしばたさんは、manimaniさんとお知り合いなのですね~。そしてリンク先で拝見しましたが、しばたさんはポーランドの翻訳をなさってるんですね! すばらしい~~!!