M・バルガス=リョサ 旦 敬介訳(新潮社)
ストルガツキイを読みかけているところなのに、久しぶりについ別のものに目がいってしまいました。
そして、読み始めてみると、冒頭からあまりにも衝撃的でした。
ラテンアメリカ文学はこれだから恐ろしい。
《この一文》
” 男は長身でひどくやせていた。正面から見てもいつ
も横を向いているように見えた。肌は黒く、体は骨ば
って、瞳には永遠の炎が燃えていた。 ”
うおぉ・・・、何という書き出しですか!
文学作品の面白さ具合を決めるのは、ある程度は最初の一文であるような気がします。
少なくとも私がいままで読んできたものには、その法則があてはまります。
そんなわけで、久々に大物の予感です。
こうやって引用するだけでも、震えが走るようです。
目眩がするほど感動したのですが、どうですか、こんな書き出しは。
「瞳には永遠の炎が燃えていた」という部分だけで、当分くらくらを味わえそうです。
バルガス=リョサは実はまだあまり読んだことがありませんが、この『世界終末戦争』はブラジルが共和国になったばかりの頃の物語です。
やばいくらいに面白そう。
未読なのに、思わず記事を書いてしまったではないですか。
しかし、分量が半端ではないので、完全なレビューはまた後日ということで。
まずい、ストルガツキイも読まなきゃならないのに(二冊も)。
仕方ない、しばらく全てのことを忘れてこの小説に没頭します。
700頁だ、がんばらねば!!
ストルガツキイを読みかけているところなのに、久しぶりについ別のものに目がいってしまいました。
そして、読み始めてみると、冒頭からあまりにも衝撃的でした。
ラテンアメリカ文学はこれだから恐ろしい。
《この一文》
” 男は長身でひどくやせていた。正面から見てもいつ
も横を向いているように見えた。肌は黒く、体は骨ば
って、瞳には永遠の炎が燃えていた。 ”
うおぉ・・・、何という書き出しですか!
文学作品の面白さ具合を決めるのは、ある程度は最初の一文であるような気がします。
少なくとも私がいままで読んできたものには、その法則があてはまります。
そんなわけで、久々に大物の予感です。
こうやって引用するだけでも、震えが走るようです。
目眩がするほど感動したのですが、どうですか、こんな書き出しは。
「瞳には永遠の炎が燃えていた」という部分だけで、当分くらくらを味わえそうです。
バルガス=リョサは実はまだあまり読んだことがありませんが、この『世界終末戦争』はブラジルが共和国になったばかりの頃の物語です。
やばいくらいに面白そう。
未読なのに、思わず記事を書いてしまったではないですか。
しかし、分量が半端ではないので、完全なレビューはまた後日ということで。
まずい、ストルガツキイも読まなきゃならないのに(二冊も)。
仕方ない、しばらく全てのことを忘れてこの小説に没頭します。
700頁だ、がんばらねば!!
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