半透明記録

もやもや日記

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1歳4ヶ月(2)

2014年06月22日 | もやもや日記


歩いた!!




両手を広げて、自分の足だけで、歩きました!! 息子が歩いた! 6月17日、彼が生まれて1歳と4ヶ月と10日目のことでした。がっしりとして体格だけは立派な息子は、1歳になる前からずっと「赤ちゃんぽくない。もう走り出しそうに見える」なんて言われてきましたが、掴まり立ちまでは順調だったものの、なかなか歩き出すには至りませんでした。それが、私と一緒に富山の祖父母宅へ帰っている間に、ようやく歩き出したというわけです。

 実家近所の総合公園、広くて綺麗。

 キジもいれば

 鴨もいる。大自然万歳。


 おばあちゃんと滑り台。

 砂の上を這ったりもした。


熱中し出すとなかなかやめられない止まらない性格の息子は、晴れたからと連れて行った総合公園内で、私と手を繋いで歩く練習をさせたところ、延々と芝生の上やら水遊び場の水の中やらを歩き回りました。猛特訓は毎日1~2時間ずつ(途中休憩あり)の丸3日に及びました。しつこい、とにかくしつこい。私が疲れたから帰ろうとすると泣いて怒ったりしていました。でもまあ、実家からは歩いて行けるので、地道に通いましたよ。


 よっちよっち。

 噴き上る水が心地よい。

 水辺をぐーるぐーる何周もする。




子どもが生まれると、成長するにしたがって「寝返りを打つ」「ハイハイする」「掴まり立ちする」など色々なポイントを通過しますが、「歩く」というのは中でも特に待ち望まれる通過点のひとつかと思われます。「1歳半までには歩いてほしい」とこのあいだの病院での検査の際に問診でお医者さんから言われて、「あと3ヶ月あるからどうにかなるかな…」「でも2歳までに歩けりゃいいだろ」とも思ったりしていましたが、そんな大人達の心のうちを知ってか知らずか、息子はいつまでもずっとハイハイと膝歩きにこだわっていたのにある日突然スタスタと歩き始めたのです。2、3歩なんてチャチなもんじゃねえ、いきなり10歩くらい、たちまち私の姉と追いかけっこをし出すくらいのスタスタぶりだったんですぜ。

きっともっと早くから歩くこともできたんだろうと思います。ただ、きわめて慎重な息子は、絶対に歩けるという自信がつくまでは歩きたくなかったんだろうなあ。奈良ではこういう広い場所がなかなかないので、特訓したくてもできなかったんですね。家も狭いしな。ごめんよ、お母さんが電車で連れて行ってあげればよかったね、平城京とか奈良公園とかなら広いんだし。


さて、歩き出したのを喜んだおばあちゃんが靴を買ってくれたので、実家にいる間に行きたかったもうひとつ別の場所へ、靴を履いて出かけました。

 よよよっ!

 息子と海。名前に「うみ」の音が入っているから、私と同様、君もきっと海を好きになるだろう。奈良には海がなくても。


まだその日の気分によって歩いたり歩きたがらなかったりしますが、でも歩けるようにはなりました。静岡のK家の両親にも報告してさっそくスカイプで通信中に歩かせようとしたら、眠くてグズリまくる息子…でも「そーら、お母さんのところまでおいで!!」と手を叩きながら呼ぶと、気力を振り絞って歩いてくれました。よーし、いいぞ! みんなで大騒ぎです。



それにしても、子が歩いたというだけでこんなに大喜びできるという不思議。なんなんですかね、これは。分かるようで分からないですが、たいそう誇らしげな顔つきでフラフラと歩いている息子を見ていると、私の胸にもなにやらある種の達成感のようなものが込み上げてくるのでした。次に大騒ぎすることになるのは、あれですかね、「お話しする」ですね。いまのところは不明瞭な単語をポツリ、もしくは息子にしかわからぬ謎の言葉で長々と演説をぶっていることはありますが、まだまだ「お話し」にはなりません。その日が来るのが楽しみです。


歩けるようになって自分に自信が持てるようになったのか、息子はこのところ割と機嫌がいいです。この調子でどんどん成長おし!