All Things Must Pass

森羅万象 ~ 歩く印象派

オ・寒&ZEROは発作的に蔵王へ向かった(前編)

2007年07月01日 22時47分06秒 | 私の山歩き・山の仲間たち
週末土日は休み。なのに悶々とするオ・寒氏?
どうもF本氏の「沖縄病」のような症状が現れている様子。
オ・寒さんの場合は「蔵王病」だ。
「愛しのイワナちゃんがボクを待っている♪」状態が看て取れた。
私もちょいと気になるモノがあり、その確認に行きたかった。
これは行くしかない。
かくして車中のしと(人)となった二人は新緑の蔵王へと北上した。

まずはオ・寒さんをイワナランドへ放流(?)の訳だが・・・・・。
この下の写真を見る限りでは牧場の草原にしか見えない。

それでもいそいそと釣り支度に励むオ・寒さん。
あっという間に最後のクマ鈴まで用意してしまった。

いざゆかん。真新しいゴアテックスを身にまとい草原を行くオ・寒さん。
次第に小さくなって、遠くの森に溶け込んでしまった。
「おーい、川はどこにあるんだい!」と叫びそうになった。

午後、オ・寒さんを拾う約束をした私は一路エコーラインを上った。

有名なお釜はあの山の向こう側である。
だが、今回の目的はお釜見物ではない。

この崖からの高度感は十分過ぎる。

不帰の滝を見下ろす。真ん中奥の山は刈田岳。残雪の頃、ロストのフラットさんと登ったことがあるが、途中片側がスパッと切れ落ちていてスリルがあった。

手軽に車で来れるので観光客も多い。だが、みな周りの景観に心を奪われすぐ近くにあるモノに気づかない。

「駒草平」の地名のとおり、今を盛りに咲き誇るコマクサたち。
私の目的はこれだ。

花の形が馬の顔に似ているから駒草という名前が付けられたという。高山植物の女王と呼ばれ,高山の砂礫地に自生する。
蔵王は樹氷で有名だが、冬の風の強さは半端ではない。こんな崖っぷちで、花弁を可憐に揺らすコマクサだが、実は強靭な生命力の持ち主なのである。なんどか蔵王を訪れているが、これほど見事に咲いているのを見たのは初めてだ。(後編へ続く。)


本日より「ちびまるこちゃん」新聞連載開始!

2007年07月01日 17時22分50秒 | 歩く印象派
>まるこのおばあちゃんの名前は「こたけ」さんだったんだ。
はじめて知りました。

>この新聞連載「ちびまるこちゃん」は共同新聞関連の地方紙8社の企画。ちなみに私は「東京新聞」。

>新聞4コマ版のまるこに対抗できるキャラとしてはあのゴマちゃんの「少年アシベ」しかないな。