元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
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「音楽村」を作る (NPO立ち上げ?)

2007年01月14日 | NPO
 30数年前、学生時代に三重県の合歓の郷に行ったことが、私のサラリーマン人生のきっかけになりました。大学のオーケストラの先輩の誘いで遊びに行ったのです。

 合歓の郷は、まだできたてでしたが、カルチャーショックをうけました。
当時のレジャー施設の概念を覆されたのです。そこには野外のコンサート会場やレッスン棟があったのです。

 大学のオーケストラ時代の記憶に合宿があります。
夏休みに大学を離れて、練習のための合宿をしていました。山の中のお寺や民宿で、数日間朝から夜まで練習をしていました。その印象と企業の経営する施設の落差に愕然とした記憶があります。

 そのインパクトが、音楽好きの自分の将来を決定付けたのです。
そしてそのグループの親会社に入社しました。結果的には音楽事業は担当しませんでした。

 中学生の四女がジュニアオーケストラに参加しています。小学校の高学年からチェロを弾いています。このオーケストラが、春にアメリカに演奏旅行するそうです。今はリッチな時代ですが、寝食をともにしたあの合宿と仲間は忘れられません。

 ふるさと岡山の新見に「音楽村」を作りたいのです。

 廃校になった学校を利用し、合奏・分奏・パート練習をするのです。
市とタイアップし、二重サッシで音漏れを防ぎます。食事の準備に煩わされないように、近所の女性のシニア層に協力を依頼します。そして合宿費用を格安に上げるのです。
そのお返しに、オーケストラ・ブラスバンドは演奏会を開催するのです。生の音楽に接する機会の少ない子供たちやシニアに聴いてもらいます。

 子供たちには「感動」を、シニアには「生きがい」と「ふれ合い」を、音楽団体には「発表の場の提供」と「経済性」を、地域には「音楽村」運営による活性化が生まれるのではと「初夢」を描きました。

 課題もあります、行政の理解と助成や企業メセナ、お手伝いいただく「村人」です。
昨年新見市の企画部を訪問し構想はお話しました。まだ了承は頂いていません。
 又常備すべきピアノ、ティンパニーやコントラバスの購入費用の手当て、何よりも交通の便です。インターから近い施設が必要です。この「村」の存在のPRです。季節は春休みや5月の連休、夏休み、秋の連休とシーズンは限られます。

しかし この夢を実現するために一歩を踏み出します。
たった一つ決まったことがあります。

 「音楽村」の村長に、私の音楽の師である保科洋先生が就任予定です。11月にお話して承諾を得ました。忙しい先生に無理をお願いしました。感謝しています。

 開村は2~3年後です。広報担当の「村外の村人」も募集中です。口コミです。

  保科洋 http://www.hoshina-music.com/
コメント (10)
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