元ベース弾きの田舎暮らしは

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井上陽水に孫がいるなんて

2007年01月13日 | 音楽
テレビのトーク番組で井上陽水を見ました。

真実は定かではありませんが、九州のブログによると孫を可愛がる陽水の記事がありました。陽水ももう57~8歳、別に孫がいてもおかしくないのですが。
でも孫を抱く陽水なんて、想像できません。お孫さんは3歳だそうです。
それと最近ふるさと筑豊によく足を向けているとか。陽水も年をとったのでしょうか?

最初「心もよう」を聴いたとき. 懐かしく感じました。何故か不思議です。昔は独特の声の「色気」は好きではなく、むしろ生理的には抵抗がありました。

 いま一番気に入っている曲は、「5月の別れ」です。随分昔の曲ですが。メロディの素晴らしさと、陽水の歌い方、残響のある録音がマッチして、素晴らしい仕上げです。
 
 私の良く聴くCDのベストアルバムの、「5月の別れ」の録音が他の収録曲と異なり、広めのホールのような残響があり、それがあたかも空間の広がりとして響くのです。まさに開放感のある晴れた5月を思わせます。長野の空を感じます。

 カバー曲集の西郷輝彦の「星のフラメンコ」や加山雄三の「旅人」を聴くと、他人の歌を自分流にする陽水の感性の素晴らしさを感じます。録音も素晴らしいのです。いいマイクを使っているのか、声にエネルギーを感じます。アンプのワット数が上がったようで密度が濃いのです。「花の首飾り」の声の録音は最高です。ボリュームが大きいのではなく、声だけが強く伸びるのです。声に芯を感じます。

 年取った父母のことを歌った「人生が二度あれば」を私の母親に聴かせた事があります。母親は黙ってしばらく何も言いませんでした。もう10年以上前です。陽水が泣いていると思えるような感じでフェイドアウトしていくのが印象的です。

最近の曲は、あまり聴いていません。

 気に入っているのは、様々な楽器のプロとの共演のBS放送でした。NHKの空想ハイウェイです。もう1年ほど前の放送ですが、オリジナルとは違った、個性的な楽器プレーヤーとの共演でした。懐かしい曲が又変身するのです。ギタリストの押尾コータローやサックスの菊池成孔と日銀本店で共演した場面は必見です。

 最近の若い歌手は覚えにくく、歌手か歌か良く分からないことが多いのは年を取ったからでしょう。

(井上陽水 http://www.y-inoue.com/)
(画像は、陽水の昔のレコード・CDです。結構あります。)
コメント (6)
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