湘南自転車オヤジのまったりサイクリングは今日も明日も絶好調 (^^)/

毎週湘南地方をポタポタと徘徊してるよん。アマチュア無線はCWで主にQRV (^^)v

こんな所で命拾いするとは…

2010年01月22日 | 自転車系
どうして?

なぜか…電灯もない15キロの素掘りトンネルを歩こうオフ会に参加することになった。。

このトンネル、不思議なことに、真っ暗ではあるけれど、天井の高さや幅は一般国道並にでかい。しかも中でS字カーブを描いているから出口は全く見えない。そしてトンネルの真ん中辺りで珍しい原石が拾えるらしい。

5人ひとパックで5分おきに出発し、ワイワイガヤガヤヘッドランプをつけながら進んでゆくことになった。

素掘りの天井からは時折、冷たい雫がポタッポタッと顔に落ちてくる。相反してトンネル内の空気は生暖かくねっとりとしており、何年も微風すら吹かないためか、凄く重苦しく今にも息が詰まりそう。
奥に進むにつれ、だんだんとメンバーの言葉数が少なくなっていった。


手探りで10分程進んだ頃であろうか、ツーリング自転車組が「こんちはぁぁぁ~」と、トンネル特有のエコーを響かせながら追い越していった。こんなトンネルを通って、いったいどこへ行くんだろうか?

相変わらず息を殺しながらみんなで進んでゆくと、前方から「ヤバイ!逃げろ!脱出だ~早くしろ!もたもたするな!」と微かな叫び声が聞こえてきた。まずい! トラブル発生か?
しばらくしたら、第一グループが息を切らせ暗闇から現れた。どうやら有毒ガスが発生し一気にその濃度が高まったようだ。メンバーの大半が、意識を混濁させながらも、なんとかここまで逃げかえってきたのだ。こりゃ~大変!1分1秒を争う非常事態。我がグループも出口に向け一斉に走りだした。
手元にある携帯毒ガス検知装置が警告音を出し始め、その音は心臓の鼓動とともに次第に高まりつつある。
これはまずい、もしかして駄目か?「遭難」という二文字が脳裏をかすめてゆく。しかし、なんとしても助かりたい。

掛け声をかけながら、一心不乱に暗闇を走り続ると、急にパッと辺りが明るくなった。そう、トンネルから無事脱出できたのだ。
助かったことがわかると、急に力が抜けへなへなと地面にヘタレこんでしまった。そこへ場違いなロッキーのテーマソング……………orz 夢だったのか?。。。。汗びっしょり。。焦った。。。。


時は5時56分。


間一髪で助かったから、今夜はいつもの場所で、お祝いをすることにしよう ヾ(~-~)v
コメント (12)
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