郡山駅のみどりの窓口は長蛇の列。皆さん新幹線に乗って各々南北へ向かうようだ。
乗り換え時間13分で始発上り列車がホームに停車していたけど、これに乗車せず遅めの昼食を食べることにした。
普段食べないものを。プチ旅に出ると財布の紐も緩んでくるらしい(^^;
次の列車は福島方面からくる列車。混雑状況がよくわからないので、冷たい風が吹き抜けるホームで15分立ち待ちすることに。
幸い走ってきた列車は混んではおらず無事着座することができた。
途中、地元高校生の出入りが結構あり、先ほどのキハ110より遥かに活気がある。
新白河駅で乗り換え。次なる列車は同じ線路上、同じ面のホーム前方に停車している。小走りに向かったが、車両が増えたのかスカスカ状態だ。
実は本日一番感動した風景がここだった。
後に調べたら黒川橋梁で、鉄道の撮影ポイントとして有名らしい。あわせてグルグルマップで周辺を徘徊していたら、怪しげな曲線を描いた道路を発見。見事に水田地帯を貫いおり何か匂いを感じたので、こちらも調べてみると廃線跡だった。大昔に上の方へ線路を付け替えていたらしい。
はるか上方を行き車窓からの眺めが本当に素晴らしい。
黒磯駅近くになると一抹の不安が。
駅到着直前に皆んな車両前方へ移動し始めた。なんか嫌な予感がしてきましたぞ。
予感的中!
黒磯駅ホームの乗り換え階段は前方にあり、しかもすごく狭い。そこに皆んなが殺到するからなかなか進まないのだ。前方ホームに停車していた乗り継ぎ列車は編成が短く着座の競争率がアップ。
なんとかベンチシートの端っこに身を沈めることができた。
一息ついてると、発車時には着座満席となっていた。若い人たちに混じり、列車旅をしている同業者もちらほらお見かけした。
宇都宮までの1時間行程、近づくにつれどんどん乗車してきて、一つ手前の駅では、朝の東海道線並みの混雑となった。もし輪行袋を持っていたら肩身が狭かったであろう。自転車持参の場合には、時間帯によっては黒磯→宇都宮の新幹線利用が無難かな。 料金は?と調べてみると黒磯駅には新幹線駅が無い。那須高原駅にその座を奪われてしまったようだ。それでいて並行しておきながら東北本線上に那須塩原駅が無いのは謎だ。
点前の新白河駅から一区間だけ新幹線に乗車するとプラス3210円。これは悩ましい。
駅に着くとどわ〜っとみんな降りて、反対側に停車している上野行きと階段に吸い込まれていった。ここからは編成数も本数も格段に増えるので、皆さんを見届けて最後に下車。
ここまで運んでくれたのがこの列車。なんだか相模線に似ているね。
栃木は苺王国。餃子だけではないことを再認識した次第(^^;
市中に繰り出して餃子一枚は?いやいや、先ほどの豪華昼食からまだ腹減ってないんで次回にしよう。次回は〇〇線の視察を企画中なんでね。
宇都宮からは安心だ。10〜15両編成、しかもG車連結のため、心に余裕が生まれてくる。
これから3時間ぶっ通しで乗り続けるので、ここは奮発してG車をチョイスしましょ。伊東まで1000円だからお得感がある。
最後の区間は、もちろんこれで乾杯なのだ。
近くにWCがあるから心強い。さっきの区間では、飲食する勇気も無かったし。
ところでこのビールは真面目に美味しい。さすがサポロさんだ。
道中長いので、アテンダントさんを呼び止めレギュラー缶と水を追加。
出してくれたレシートはなんと色付きだ。よく見てみると車掌さんが車内で出しているきっぷと同じ紙。それにしても色が濃いな〜。少々書かれている文字が見づらいのは年のせいか。
尾久駅に着くまで二回WCに行き、上野から以南のルートに備えておく。この時間帯はたとえG車といえども東京から混んでくるため。
新橋を出ると想定内の満席に。
二階建て独特の揺れを堪能して22時過ぎ、無事鈍行列車の旅を終えることができた。
道中すごく長かったけど、風景をぼ〜っと眺めたり人間ウォッチ、うたた寝や考えごとしたり、仕事のメールしたりとあっという間に時間が過ぎてゆき、退屈のタの字も無かった。これぞ鈍行列車旅の醍醐味だと思う。ただ、、、少々お尻が痛くなったことは秘密にしておくかな。
完
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青春はあと4回残っている。そこで、〇〇線視察、久しぶりの〇〇電車乗車とラーメン食べて〇〇線経由戻り旅、高崎までの物品調達旅、そして〇〇電鉄乗車旅を考えているけど、有効期間中にこなせるかどうかが課題となるのであります〜(^^;