ＢＲＭ0110 静岡２００ その２

・・・続き

ピークを越えたらこちらのもの。斜面一面に広がる茶畑を見ながら、適度なへピンカーブと適度な下り坂を堪能し、ようやく平坦基調な場所に出てきた。先ほどからＱシートを何度も見直すけど、距離や場所がよくわからなくなっていた。
山陰から高速道路みたいな高規格道路が見えている。ここで初めて持参した地図をひろげ確認してみる。すると、マーカーでなぞってあったコース上にあのような建造物はまったく無い。なんだかものすごく嫌な予感。。。。。。

やがて下りつくと日坂宿に到着。お！東海道五十三次だ！ここは見学してゆきたいけど、我慢我慢。そこへ一人のライダーが「こんちは～」と下っていった。な～んだ、コースミスはしていないな。と思った瞬間、国道１号線にぶち当たる。ん？これってもしかして違うじゃん！もう一度冷静に地図を見直すと・・・・、ぎょぎょっ（＠＠；　山ひとつ手前を下ってしまったみたいだ。そんな。。。。。ＰＣ１にたどり着くためには小夜の中山トンネルを越えて行かねばならないみたい。時間は？クローズ10時27分に対し、現在9時40分。これはもしかしていきなりダメかもしれない。
この時の落胆ぶりは並ではなかった。いったいどこでミスコースをしてしまったんだろう。。。。。

覚悟を決め、小夜の中山トンネルを目指す。幸い、谷奥に向かって追い風が吹いているので、ここはアシストしてもらった。


そして、トンネルを越えたらダウンヒル。と思ったら、まだダラダラと上っている。。。右斜め下方にはバイパスが・・・あそこを下っていればもっと早くつくはずなのに。でも自転車はだめかな(^^;

ピークをなんとか越え。気持ちいいダウンヒル下り終え、左折後北上しＰＣ１の裏手をグルグル回ってようやく到着。急いでレシートを取得すると・・・・・10時20分(^^;　よかった～、なんとか間に合った。ここからばん回して、丁子屋を目指そう。

同じように遭難してしまった・・らしい・・7時半組のいしこうさんも到着。どもどもです(^^;/

肉まんをほおばり、ホットレモンを飲んだら即座に出発。これからは、Ｑシートと真剣に向き合おう、と誓う自分(^^;

裏路地を北上し、綺麗な水道橋を渡る。


そして、再び山の中へ入ってゆく。

勾配は先ほどみたいにキツクないので、山奥の雰囲気を味わいながら楽しいサイクリング～♪

ピークを抜け、下りに入ると建築中の第２東名高速道路。間近で見る橋脚は圧巻。


楽しいK81を進んでゆくと、左折ポイント「ポッポの看板」をあやうく見落とすところだった(^^;　ここをクリアし順調に進み、K208に出てきたら岡部の宿。観光資源にしているようで、整備されている。


宿場町の外れで小休止。自動販売機でホットレモンをいただき一息つく。そしてＱシートを眺めてみるけど、なんだかまた良くわからなくてきた。なんなんだろ・・・今日はまったくＱシートが読み込めない。

ちょっと不安を抱きつつ、宇津の谷トンネルに向かうと、今度はまったくＱシートが理解できなくなっていた。その理由は、ここのトンネルは時代ごと、そう明治、大正、昭和のトンネルがあるため、どこのトンネルを通っていいのかわからなくなってしまったのだ。たぶん、昭和のトンネルを通過してゆけばいいことなんだろうけど、自分的には明治か大正のトンネルを通過してみたい・・・。そんな自分がブルベに参加している自分にちょっかいを出し、お互いの自分が妙な駆け引きをやり始めてしまった。その結果、案の定また遭難(^^;
道の駅で再びお会いしたいしこうさんもプチ遭難気味。湘南自転車オヤジは、こっちに行きま～す、と進んでいった道は、ナント！つたの細道公園の遊歩道??　


案内板を見る限りでは山の向こう側にいけそうだけど、不安になったので、明治か大正のトンネルを越えてゆくことにした。でも、そのためには、１キロほど来た道を下って折り返さなければならない。なんだかそれもしゃくなので、案内板に出ていたショートカットルートを通ってみることにした。

これがそのカットルート入り口。

なんと、ダート激坂じゃんWW　どうするの？逝くしかないか！


ちょっと焦り気味に押し上げてゆく。すると、ハイカーさんとばったり会い「こんちは～」。ブルベでハイカーさんに挨拶したなんて初めての経験(^^; それよりも、はたしてこの道は本当にトンネル方面につながっているのか？　不安増大ドキドキテンションアップ！


やがて現れたピークを越えてみると、すぐに出口らしき所に出た。


と、同時に明治のトンネルルートにも出くわした。少し進むと待望の明治のトンネルが出現。よかった～。なにげに結構観光客も多いのね(^^)


トンネルを抜けると、そこは写真でたびたび目にする見る風景が広がっていた。


おぉぉ、これぞまさしく旧東海道(^^)/ 　

再び、自分がブルベに参加していることなど忘れてしまい、のんびり下り坂をおりてゆき旧道の趣を堪能したのだ。

やがて大国道をぶち当たる。で、これって下ってよろしいものなのか？一応路肩は2メーター近くもあり、隣で車が飛ばしていても怖くはない。こちらも時速40キロくらいで飛ばしてゆく。

丸子宿の入り口らしきところを発見。信号ではなく、地下道で反対側に渡り旧道に入ってゆくと、ありましたありました「丁子屋」さんが(^^) 　さ～てと、待望のとろろ定食でも・・・その前に一応時間の確認を。。。。

続く・・・