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「香害」

2022年06月03日 12時45分08秒 | 世間
  柔軟剤などに含まれる化学物質由来の人工香料が原因で体調を崩す「香害」の対策が遅れている。
  仕事を続けられなくなったり、学校に通えなくなったりするなど被害の訴えは広がり、2021
   年7月には全国的な被害者ネットワークも発足した。 ただ、香りの強さの感じ方は個人差が
   大きい上、健康被害を引き起こすメカニズムは解明されていないという。

  滋賀県野洲市の女性(28)が異変を感じたのは14年。 新築マンションに住み始めてまもなく
   近隣住民の洗濯物の香りが気になり、頭痛や倦怠感を感じるようになった。 東京の専門医を
   受診すると、微量の化学物質が原因で不定愁訴が起きる「化学物質過敏症」と診断された。
  生活にも支障が生じ、入居から1年足らずで引っ越しした。 柔軟剤などの香りは好む人が多く 
   使用を控えるよう頼んでも理解が得にくい。 ヨガインストラクターの仕事は続けられず、衣
   服の香りから子どもの友達を家に入れることもできない。 「生活が一変した」と振り返る。
  滋賀県長浜市で会社を経営する女性(66)も人工的な香りに苦しんでいる。 従業員が状況を理
   解してくれているため仕事に支障は出ていないが、外出や買い物もままならないという。
   「香害を訴えても『あなたが敏感なだけ』と言われる。 家族の協力を得るのも大変だった」。

 21年7月、被害者と支援者らをつなぐ「カナリア・ネッ
 トワーク全国」が設立された。 会員は4月12日時点で
 460人。北海道や茨城、大阪、香川など、全国から寄せ
 られているという。発起人の“松田さん(62)”は「個人の
 問題にされがちだが、いろいろな人が被害を訴えている。
 社会的に関心を持ってほしい」と話している。

 日本消費者連盟などでつくる「香害をなくす連絡会」が1
 9~20年に行った調査では、香りで具合が悪くなったこ
 とがある7千人のうち9割弱が柔軟剤を挙げた。連絡会は
 「商品の安全性の問題だ」として柔軟剤販売に規制をかけ
 るよう国に要望。だが、国は「現時点でメカニズムに未解
 明な部分が多い」(後藤厚生労働大臣)として規制には慎重で、
 啓発活動にとどまっている。

  香り付き柔軟剤などを製造販売している花王は「製品配合成分については世界から広く安全性に
   関わる情報を収集し、安全性の確認を行っている」と説明している。
  家庭用品大手のP&Gジャパンも安全性を強調している。

  香り等の強さの感じ方は人それぞれで個人差が大きいものなのでなかなか難しいものと思います。 
  私ごとですが同じ香りのものでも「化粧品や香水」などが全くダメです。 ご本人はご満悦なの
   でしょうが逃げ場にない電車内などでは非常に困りものです。 やるなとは申し上げませんが
   公の人の中には私のように嫌悪感に陥る人もいると思っています。 お美しく飾られる皆々様
   ほんの少々でもお考えいただけたらありがたいと常々思っています。

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