小型家電のリサイクル

　　きのうから天気と寒さは回復したが、菜園の中はまだ作業はできる状態ではなかった・・。
　　それでも苗が育ってしまったのと依頼していた苗が届いたろしたので植え付けねば！と
　　それに先般植えたトマトが成長し「脇芽掻き」が必要となったのでその処理もせねばと
　　　朝から大わらわ。　植えたのは「かぼちゃ・ズッキーニ・冬瓜・それと余っていた
　　　トマトなどの苗」の植え付けをできる場所へ植え付けた。
　　　

　　作業に出かけようとしたらあるご家庭の玄関先へまだ使うそうな「小型家電」があった。
　　えっ・これゴミとして出すの？と思ったら、よく見るとリサイクルに出すものでした。

　　そう言えば、家庭で使う小型家電をリサイクルして、貴重な金属を取り出し、再利用する
　　　制度が始まって５年になった。　電話機やドライヤー、アイロン、扇風機、電動ミシン
　　　電卓などなど日常生活で使っている２８品目の様々な家電が対象になっています。
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　家電のリサイクルでは、２００１年に始まった、
　テレビ・洗濯機・冷蔵庫・エアコンの４品目の
　リサイクルが先行した。　家電には金属やガラス
　といった、再利用できる資源が含まれています。
　４品目は、「特定家庭用機器」に指定され、販売
　する小売業者と製造業者は、消費者から引き取っ
　てリサイクルすることが、義務づけられた。
　リサイクルに出す消費者は、引き取り先の業者に
　求められた料金を支払うというもの。
　この４品目を除いた家電は、鉄やアルミニウムな
　どの一部の金属を除いて、埋め立て処分されてい
　たのがこれまでの実情でした。　埋め立て処分場
　は余裕がなくなり、違法な不用品回収業者が集め
　て、適切な処分をしなかったりする問題があった。
　海外へ違法に輸出される問題もあり、輸出先での
　環境汚染も問題になった。　　そして、何より、
　小型家電に眠る貴重な資源が無駄になっていた。
　　電子機器内の基板にはたくさんの部品があり、金や銀、白金のほか、埋蔵量が少なく希少な
　　レアメタル、レアアースなど多様な金属が含まれているので、リサイクルして取りだせば有
　　効に使える。　限られた天然資源について、新たに掘り起こす量を減らすことにもつながる。
　　そこで、４品目以外の家電にもリサイクルを広げることになった。　　ただ、小さな家電を
　　２８品目もリサイクルしているの？・・そう感じていません・・か？

　　大型家電４品目と違うのは、リサイクルが「義務」ではない！っていうことです。
　　小型家電リサイクルの家庭からの資源回収は、市区町村が担当しますが、参加するかどうか
　　　は」、各自治体に任されている。　また、対象の家電は２８品目ですが、これも、各自治
　　　体が、どの家電を回収するか決めることができる。
　　例えば、東京都港区は、ポーターブルビデオカメラや電子辞書、携帯ゲーム機など９品目。
　　大半の品目を回収対象にしている自治体もあれば、品目は限定せず「２５㌢Ｘ８．５㌢の回
　　　収ボックス投入口に入る大きさ」などとしている自治体もある。
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　　回収方法も様々のようです。　
　　　①市役所や市民センターのような、公共な場所に置いた回収ボックスに住民が持っていく
　　　　方法。　　②定期的に自治体が回収するごみ・資源と同じ場所で、小型家電を分別して
　　　　集める方法。　③粗大ごみや不燃ごみと一緒に出された物から、回収後に自治体の職員
　　　　らが取り出す方法などがあります。　また家電量販店でこの制度に協力している店に、
　　　　消費者が持参することもあるそうです・・。

　　家庭で廃棄される小型家電は年６５万㌧。１３年度にスタートしたとき、１５年度をメドに
　　　２割の１４万㌧の回収を目指したそうですが、１５年度に約６万７千㌧で１６年度はほぼ
　　　横ばいの６万８千㌧だったそうだ。　そこで、１４万㌧回収の目標を１８年度に延ばした。
　　　１７年度の集計は今年の夏ごろに出すそうですが、回収事業を自治体から請け負っている　　
　　　業者によれば、大きく伸びている印象はないそうですよ・・。
　　環境省の担当者は、「この制度がまだまだ一般的に知られていない」と話している。
　　実施している市区町村も全国で８割程度で、１００％に近づけるのも課題の一つです。

　　２０年の東京五輪・パラリンピックでは、小型家電リサイクルと、ＮＴＴドコモによる
　　携帯電話などの店頭回収で、金・銀・銅メダルが作られることになっています。