Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

「音質アップの効果度」を考える

2018年10月30日 | ピュアオーディオ
音質アップのために皆さん色々と対策された事例やお話を聞く事が有ります。対策されたご本人は「大変効果が有った」と仰っているけど、実際の「効果度」はどの位有ったのか?は客観的に考えて見ないと良くわからない。

個人的にはその効果度を「5段階」に分けて、1~5までの効果に分けて考えている。対策効果が非常に高いと評された内容も、自分の確認ではレベル1の変化にも満たない様なジャッジをせざるを得ないものもある。アンプの交換(グレードアップ)では1~3レベルまでが限界ではないだろうか?(個人的見解) ケーブル類のグレードアップも0~5段までの変化が有り、一概にこうすれば良いなどとは言えない部分もある。

雑誌の受け売りなど個人的には一切信用していない。実際に自分で原理を考えて「理屈」が判らないと先に進めない。

例えば「電源極性」の合わせなど皆さんはどの程度の音質アップ効果だと捉えられるだろうか?SPのセッティングの効果も0~2段ぐらいの差が出てきます。

音質アップは、レベル1のアップでも数を重ねて行けば「塵も積もれば・・・」と成ります。しかし、決定的な部分への対応は「レベル4~5」の大効果も出てきます。自分のシステムの中で、一番ネックとなっている部分はどこなのか?知ることが一番重要だと思う。ネック部分が判らない状態では、いくら対策しても効果が出てこない可能性もあります。