Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

EMT981に「117Vパワータップ」使用後のサウンド

2010年03月10日 | ピュアオーディオ

今日のお昼に自宅のシステムに「117Vパワータップ」を再導入しました。おかげでEMT981を117Vで駆動できる様になりました。

117v_power_tap

その確認を夜9時から始めています。まず高木綾子さんとイタリア合奏団のビバルディを聴いて見ました。昨夜までは「何処かきつさを感じた」サウンドでしたが今日は「どこにもきついところがなく」聴いていてとても心地良く「音楽」に浸れます。バイオリンやチェンバロの響きに「艶やかさ」と「しずるをひく」様な質感は絶品です。

改めて「パワータップ」の効果とEMT981には「117V電源」が必要だと認識しました。

これから色々なCDをかけていくと思いますが新しい発見をする事ができそうなサウンドです。当分はどこにも触りたくないと思わせるサウンドです。これで仕上がりにして良いのではないかと自問自答していきたいと思います。


先週購入したもの

2010年03月10日 | ピュアオーディオ

「パワータップ」や「Trail仕様管球パワーアンプ」の作成に励んでいますが、別件で外でも「修理」をお願いしている物が有ります。

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「WADIA#6」の不動品を先週購入し修理に出しています。今日連絡が有ったのですが12日に修理上がりだそうです。この分では来週の初めには入荷する予定です。

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純正のリモコンとスパイクが揃っています。購入した時点では「電源は入る、トレーの開閉はOK。しかしCDが回転していなく読み取り出来ない状況」でした。修理してくれる所を探して先週修理依頼に出していました。

以前WADIAの製品は使っていた事が有ります。WP-3200のトランスポートと#2000Sを2セット、デジリンクを2セット使っていました。この時にも感じたのですが「アルミ削り出しのケース」と「内部の集積度」にビックリしていました。すごい造りだと思いました。お金がかかった作りです。この時は「ATTの光ファイバー伝送」がネックで「化け物シリーズ」のラインケーブルに情報量で負けてしまいましたので手放しました。

今回は「一体型CDP」ですので非常に期待をしています。電源ケーブルとラインケーブルに「ルシファー」を使い、オーディオグレードヒューズで武装して使いたいと思っています。多分DACの分解能が足りないかも知れませんが対策を考えたいと思っています。

CDPはSD-9500(東芝)、スチューダーA730,727、D732、EMT981と使っていますのでたまには他のメーカーのCDPの音色も使いたくなります。WADIAのサウンドも捨てたもんじゃないと思います。


#6550シングアンプ2号への着手

2010年03月10日 | ピュアオーディオ

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「#6550シングルアンプ1号」の「球交換」も終わり、「パワータップ4セット」の作成も完了しました。続いて「#6550シングルアンプ2号」の制作に取り掛かっています。

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既にリアパネルの改造にかかっています。SPターミナル変更、電源インレット化、XLR化をはじめています。

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外装部品関係が終われば次は内部配線の交換です。予定では今週末ないしは来週の初めには完了の予定です。

こちらのアンプは先の#6550シングルアンプ1号とは前段・ドライバー段の真空管が違います。NOS品の予備も十分に持っていますので今度は直ぐに立ち上がります。最終的にはこちらの「#6550シングルアンプ2号」がオリンパスシステムに収まる予定です。1号の方は「予備機」としてか専務宅の予備アンプにしようと考えています。

こちらも出来上がりましたら「音質」等のご紹介を致します。


「117Vパワータップ」の完成

2010年03月10日 | ピュアオーディオ

自宅EMT981用の「117Vパワータップ」が完成しました。

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早速自宅に持って帰り接続しました。

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お昼休みなのであまり時間が有りませんが「音出し確認」をして見ました。今まで「あとほんの少し」の音のキレとヌケが向上し、非常に見通しの良いサウンドになりました。まだ取り付けたばかりなのでしばらくは「馴染ませ」ないといけませんが、「今までで最高」の音質・質感になりました。

EMT981への電源の接続は以下の様にしました。

 「壁コン」 ・・・ 「100Vパワータップ」 ・・・ 「117Vパワータップ」 ・・・ 「EMT981」

贅沢にも「パワータップ」を2段通っています。これは第一段目のパワータップに容量の余裕が有る為「最良の接続」として使いました。上の接続説明で「・・・」部分はすべて「SCE-45S」(ルシファー)で接続しています。

これで「自宅システム」(SP-707Jシステム)はほぼ完了と云った所まで来ました。後は「音楽」を沢山聴いて「馴染ませて」あげれば完成と思います。


「オリンパスシステム」のバランス調整

2010年03月10日 | ピュアオーディオ

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昨日夕方、前段管を交換してイメージ通りの「質感」になったのですが、まだ「音量調整」が残っています。

アキュフェーズのチャンデバF-25を3ウェイにして使っていますが、私の使い方はチョッと変わっています。一般的には各帯域毎にチャンデバのゲインコントロールで「音量調整」をするのでしょうが、私はゲインコントロールはすべて「0 db」に固定しています。その訳はF-25に使ってあるボリュームはあまり良い代物ではないからです。使えば「音質ダウン」が大きいので使っていません。その為「音量調整」はパワーアンプのゲインコントロールでしています。

今回のアンプは「質感」は良くなったのですが、低域と高域とはまだうまく馴染んでいません。この理由は、アンプ自体が「蘇生中」だからです。毎日「音のヌケ」が改善方向にあり、日々変化の真っ最中です。これは、アンプ自体が長い間使われていなかった事が原因で、アンプ内のパーツがまだ眠っている部分が多いからだと思っています。「生き返らせ中」と言った方が判りやすいと思います。

そんな訳で「音量調整」が日々変化します。その為なかなか低域と高域がしっくり来ません。こればかりは「鳴らし込み」を続けながら徐々に合わせて行くしかないようです。古いアンプを生き返らせるのにはそれなりの時間が必要だと言う事です。以前のA20VやCV1947を使っていた時のサウンドバランスを記憶しているのでそこまで来ていない事が不満の状況です。

このアンプも実際にはあと数日したら交替です。次の#6550シングルアンプ2号が出来上がるまでの期間です。将来的には専務宅の予備アンプになると予定しています。