Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

「Wadia #6」のセッティング変更

2010年03月23日 | ピュアオーディオ

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「Wadia 6」を鳴らし始めて1週間。音出し確認を兼ねた鳴らし運転を終えて本格的な鳴らし込みに入ります。

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導入当初は「専用スパイク」は扱い方が大変なので使わず、四隅をスペーサーで受ける様なセッティングをしていました。

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今日からは正式なメーカー純正の「スパイク」を使ったセッティングにしました。

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ただ金属の鳴きが出るのが嫌で金属ベースの下にスぺーサーを敷いています。純正のスパイクとスパイク受けを使った方が「音の輪郭」(エッジ)が明確でスッキリします。こちらの方が一段と切れ込みも良い様です。


自宅システムの不満の原因

2010年03月23日 | ピュアオーディオ

自宅システムの不満について先日述べました。その原因を探るべく昨年よく聴いていたCDを取り出し、昨年との違いを確認しました。

昨年9月前まではCDPにスチューダーD732を使っていました。オリンパスでもスチューダーA730を使っています。多分CDPのメーカーによる「音作り」の差だと思います。

スチューダーのCDPは「生演奏型」の表現をします。特徴として「中域が厚い」と感じています。これに対してEMT981は「シルキーな質感」に感じる音作りをしています。結構強力な個性です。

EMT981は「奥まった音場」を形成します。これに対してスチューダーは「前に出てくる様な音場」を作り出します。

また音の粒立ち的にはEMTは「ナロー」(輪郭がはっきりしない)で有り、スチューダーは非常に自然な粒立ちを持っています。

自宅システムに感じていた不満はCDPをスチューダーに変更すれば解消すると思います。現在他にWadiaのCDPも使っていますが、このCDPも個性のあるサウンドを出しています。音の粒立ちがよく堀の深い表現をしますが、何処か整理したようなサウンドのように感じます。

自宅ではメインに聴く音楽が「クラシックの室内楽」で特に「弦楽器」の質感を優先させますのでEMT981で良いのかも知れません。そのうちにまた別のスチューダーのCDPかWadiaのCDPを導入する事になるかもしれません。