Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

群馬からI氏様来社

2007年12月23日 | ピュアオーディオ

群馬県の方からI氏様が美人の奥様と一緒に来社されアルテック銀箱とオリンパスシステムのサウンドを聴いて頂きました。ちょうどアルテック620Aの搬入の時間と重なり(汗汗汗!!!。アルテックシステムはそこそこにオリンパスシステムをじっくりと聴いて頂きました。(写真係が撮影を忘れておりました多謝)

I氏様はJBL#4344とタンノイFMSとサブウーハーJBL HB1500をお使いでそのスタンドはすべて「サウンドトレール」にしていらっしゃいます。聴かれる曲はクラシックがメインで特に「オペラ」がお好きとのことでした。今日はお持ち頂いたレオンカバッロの「道化師」のアリアとカザルスの演奏をまず聴いてみました。

次に当方が持っているクライバー指揮の「魔弾の射手」から9~10曲目のアリアとワインをそそぐ音とグラスが割れる音やステージ感を確認していただきました。特にワインをそそぐ音の生々しさがお気に召したようです。

オリンパスシステムで中・高音用に使っているアキュフェーズのA20Vのアンプのサウンドがご自分でお使いのA20Vとはまったく違う音質になっていることにお気づきになりました。

次にアンプ裏の電源ケーブルやXLRケーブルの姿を見られて「うーん入るかな?」とつぶやいていらっしゃいました。

最後に620Aを見られて「東京のショップでこれと同じ物を見たんだ。」と興味をお持ちのようでした。

ご夫婦で音楽を楽しまれる姿はほほえましいものです。当方も奥さん教育して真似したいものです。遠方に夫婦で旅行して真似事をしたくなりました。


新SP アルテック620A

2007年12月23日 | ピュアオーディオ

620a1 新しいモニターSPが到着しました。アルテック620A(604-8G)です。まだオリジナルの状態ですがなかなかなサウンドを聴かせますが、オリジナルの状態ではチョッと音数が足りません。手順を踏んで「音質アップ」の為Trail仕様にして行きます。

620a2 銀箱(604-8G)の箱と並べてみますとその存在感が違います。でかい!!銀箱で感じていた低音不足が大幅に改善できそうな予感です。質感は紛れもなくアルテックのサウンドです。4343の様に低音と高音の質の違いもなく低域から高域まで質感の繋がりが良いですね。

SP自体触る所も有りませんので「丈夫で故障知らず」のプロの要求にこたえる構造とTrail仕様にしたときの「質感」でハイエンドクラスのマニアにも受け入れられると思っています。

このSPは30年ほど前のSPです。当時知る人ぞ知るSPだったのですがJBL43シリーズ旋風が巻き起こっていてメジャーになれなかったSPです。

620a3 おかげでJBL#4343を購入し27年付き合ったあげく「これ以上の音質アップは原理的に厳しい」と判断してとうとう嫁に出してしまいました。その代わりにいつも気になっていた620Aを購入しました。これから何処まで「音質改善」が出来るか楽しみです。既に銀箱で可能性を感じていますのでイージーで高音質なSPになることは間違い有りません。

El34pp1 この620AをドライブするアンプのTrail仕様化を開始しました。吉永オーディオ製のEL34ppステレオアンプです。内部配線をシリウス化しています。写真を見て真似しようとしたら「ノイズ」の塊になりますので安易な模倣はしない事です。プリアンプは既にシリウス化が終わった物が有りますので「低価格」でスーパーマニアクラスの音質になります。