オーディオにおいて機器の存在ばかり強調されてきた歴史が有りますが、一部有志の方の間では「ケーブルはオーディオ機器」の位置付けが出来つつ有ります。
自分も実際そうであると認識しています。ステレオから出てくる音の半分以上が「ケーブルの音」で出来ていると感じています。機器の占める割合は40%ぐらいではないかと思うこともしばしば。
「電気が流れれば良い」ぐらいの感覚で使用されているステレオのサウンドは「それなり」の音です。ケーブルの音質に係る重要性を認識している方はこぞって「良いケーブル」を探しています。
ところがこの「良いケーブル」の判断の仕方や音の性格を正しく判断する「スキル」が標準化されていないのである。ケーブルのつまみ食いをしてもルールもスキルも有りません。体系化して評価することが大切だと思います。その方法が自分の中では固まりつつあります。