どうにもこうにも、25日から雨勝ち。雨が降ってなきゃ暑すぎるし。まったくもう、自然には勝てません。
草の生き残り戦略、見てると面白い。ツユ草、茎に節があって、そこから根が下りてくる。イチゴのようにランナーを出して土に付けば根を出すようなイメージ。節から根が下り底をまた起点にどんどん広がっていく。だから、抜いて保湿のためと畝に置くと、あっという間に根付いてしまう。抜いた意味がなくなる。彼らの生き残り・勢力拡大戦略の手助けをしてしまうことになる。
(薄く緑がかった三本の根っこ、見えますか)
タンポポの花の位置なんてのもすごい。周りの草丈に負けぬようなとこで咲いてる。それもちゃんと感受体を持っているかのようで、必要なものを必要なところに移動させた結果だ。思い付きでなんかじゃないところがすごい。そのすごさ、どうやって身に付けたのか。間違いなく植物たちは環境に合うよう合うよう状態を変え生き延びてきた。もしかしたら、人間が知識を持つ前のことなんかも覚えてるかもしれない。
何度か、文旦の葉が裏返ることはゆった。それは植物たちのストレスに対する抵抗の表現。乾燥耐性であったり、耐熱性であったりする。ただそれが、同じ適応機構に依存するんだそうだ。雨をいいことに、テイツとザイガーの「植物生理学」を読み返すと出てくる。こう雨が続くときっとひっくり返ってるぞ、と山に上がった。案の定・・・、いや、期待したようになってた。・・・5日ほどまともに作業してないと居ても立っても居られなくって、上がったちゅうのが正直なとこ、でした。
(今朝の様子)
(22日の様子。裏返っているのは白っぽく見えてるだけど・・・。これじゃ比べられない、か。)
今日の一枚:10時過ぎ、圃場から望む。
今日のもう一枚:キャベツを圃場に残してた。もう硬くて食べにくいし、かなり虫たちが食べている。そこで、全取りし、食べられそうなところを選んで、千切り、ザワークラウトにしてみた。