二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

ホタル、飛んでます

2016-05-27 21:07:39 | 徒然に想う

しっかりホタルが舞うのを見てきました。場所は集落にある、いま休校になってる中学校の下に流れる川にかかる橋。上流は谷、下流に田んぼです。どうも、前回は「見たいという気持ち」で幻視だったかもしれません。ですが、今夜は、しっかりと確証をもって見てとってきました。

田んぼの方で飛ぶと、それが田植えを待つばかりに水が張られたところ、鏡像体となって光の筋が点滅します。上流、学校へと上がる道に街灯があります。葉がその光を受け風にそよぎます。それは「見たい心」には誘惑的で、「見た」気にさせます。ですが、例えば、一つの光の点滅が、橋の下を通り抜け、下流側にでると、「鏡像体」になるんです。これが、反射であるはずがありません。

乱舞する光景、ってどうなるんでしょう。想像するだけでワクワクします。どこで見れるか、もちろん集落の中であれと思います。ですが、居すぎる状態(おかしな言い方です)でなく、いるんだか居ないんだかわからないような状態の数匹でいい、数匹でも舞ってくれる。それでもいいと思います。それがいつまでも残り、そして、年を追うごとに数が増えてく・・・。彼ら、環境に変化に敏感と聞きます。どうこの環境を次の世代に減らせずに渡していけるか、しっかり考えなければなりません。今の我々にとってのこの資産、これは彼ら、次世代にとっても大切な資産なんですから。



今日の一枚:圃場の車留め、壁面にあるコケ。今朝8時半過ぎ。

今日のもう一枚:文旦の実、今の様子です。親指の爪くらいの大きさです。