二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

初出荷

2015-11-18 19:57:06 | 徒然に想う

今日初出荷を迎えました。サラダの材料になりそうなものばかり。長く保存でき、毎日使えそうなのを入れたいのですが、まだ作れてません。ニンジンが大きくなっていますが、時間がかかります。タマネギの苗がそろそろ定植できそうです。K兄が、周辺では定植したぞと知らせてくれてます。ジャガイモ、畝をどうしようかと思案中。話がそれてしまいました。リストです。

  1. ミズナ:
  2. カラシナ:
  3. カブナ:蕪の間引き菜です。
  4. シュンギク:まだ大きくなりません。すき焼きや水炊きに入れていただくにはもう少し時間がかかります。胡麻和えにしたらと思うのですが量が少なすぎかもしれません。サラダにいれ、味のアクセントとして食べても面白いです。
  5. ダイコン:隣のオンチャンに、この畑で大根は無理だといわれました。が、意外に引いてみたら太っています。間引き菜ですので、大根を楽しむというよりも、お味噌汁の色どりや浅漬けなどで、どうぞ。
  6. ビーツの間引き菜:サラダに色どりとして、どうぞ。
  7. ハヤトウリ(別名:チャーテ、インドウリ):お借りしている畑の斜面に自生しています。関東ではあまり見かけませんね。豚肉と相性が大変良いです。中のワタをスプーンで取って、ピーラーで皮を剥いてから調理ください。細く短冊に切って肉巻き、塩を振っただけの浅漬け、薄くスライスして酢のものが美味しかった。ちなみに生でもいけます。
  8. 文旦:高知の名産です。お借りしている畑に、管理するなら好きにしていいといわれた文旦の果樹園が付いています。今年から薬を一切かけてません。去年もどうだか、使っていないかもしれません。皮の白いところが、厚めです。そこが難点ですが、いい感じの酸味と甘さがあります。本来は12月に収穫して2月、3月に出荷するのだそうです。早やどりしてみました。
  9. 謎のミカン:品種は分かりません。原種だそうで、なんでも、朝鮮半島から来たものだそうです。文旦のようでもありますが、ちょっと香りにアジア的なところがあります。間違いなく、ここの果樹園だけのものでしょう。

畑の状況は、前に言いましたように、埼玉との比較の意味もあって、もっぱら自分で食べる分がメインです。それでもなんとか、送れる分もできたのでした。比較の点で分かってきたことがあります。ほうれん草がなかなか育ちません。ビーツも調子が悪そうです。暖かい日が続くせいか、ソラマメ、エンドウが大きくなりすぎるようです。霜が降りたらと気になるところ。ミズナ、カラシナ、カブは作りいいかもしれません。カブに至ってはずっとおいしく感じます。ラディッシュ、まん丸になり美味しく食べています(食べ過ぎ? 送るほど、もう残ってません。二度目を蒔いています)。

窪川での研修仲間からラインがありました。その方は四万十町で生活されてます。最近東京に出たらしいのですが、「もうすでにここが我が家。帰ってくるとホッとします」とありました。まだ、「ここが我が家」での生活には入れませんが、ついに補助金の許可が下りました。これでいよいよリフォームが始められます。間もなく、「ここが我が家」に移れます。

今日の収穫は、雨の中。辛かったか、大変だったか? 雨がふると川と山の風景が、俄然よくなります。谷筋から霧がわき、コントラストがよりはっきり。こんな光景を見ながらの作業、幸せ以外のなにものでもありません。丸くなって一つ一つ美味しく食べてもらえよとブツブツ言いながら収穫してた自分が、幼いというのでしょうか、無垢に戻っていたような気がします。神=自然の恵みに感謝。夕飯で、祝杯。

 

 

今日の一枚:収穫を終え、ホッと一息。これから荷造り、9時半頃、南西方向を望む。黒いコンテナにミズナが見える。