二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

子供たちの声

2015-11-12 19:06:43 | 徒然に想う

朝のニュースを見ていて驚いた。世の中、こんなことになってる。愛媛県松山市の公園90%で、ボールを使って遊んでいけないんだそうである。90%もの公園でだ。おそらく、それに似たり寄ったりのことが、多くの市町で決められてることだろう。

ゴルフをするなはまだわかる。だが、犬を入れるなから始まって、このボール遊びをするな至っては理解に苦しむ。犬の嫌いな人や近隣の家に迷惑がかかるから? 犬の場合はきちんとしつけない飼い主が悪いし、子供がボールを取りしくじったりするのは当たり前のこと。庭に飛び込むのが、そんなにも迷惑なんだろうか。 

久しぶりに町仕事、でも今日は内勤。車で10分そこいらだから、家で昼食。カレー、十日ば前にさばいたアナグマの肉を使ってる。それを火曜日から朝に夜にコトコト煮込んできた。味見をもちろんしながらだ。で、今日、ちゃんと昼飯として食す。美味。アナグマ(これが実にタヌキかもしれない。よくわからない)の肉、脂身が厚い。フライパンで焼いてうまい(バーベキューにすると、せっかくの油がもったいないかもしれない)。こうやって煮込んでいい。肉自体、イノシシのような獣が臭さがない、食べやすい。そう言えば、山のものだから、おすそ分けをした。感想を聞きたいとこ。

結局、幼稚園や保育園など子供の声を騒音だとする発想と同じこと。自分が子供時分にやってきたこと、周りの大人たちがしてくれたこと(山のものをわけること、いつ誰が教えてくれたんだろう)を忘却の彼方に押しやる。そこで自分、自分、自分と自分の都合ばかりを主張する。その一例が、ボール遊びを禁止すること。町も市も、騒がれ長の耳に入れば、立場上困ったことになるから、断れない。まっこと、モンスターXXどもが、将来を託する子供たちから、未来をうばっている。ニュースを見ながら心配になってしまった。松山市の90%の公園で、子供の遊ぶ声がするんだろうか。鬼ごっこやドロケー、笑ったり大声出したり、遊ぶことまでも禁止されてなければいいが…。

 

 

今日の一枚:7時ころ山につくと、向うの稜線から陽が顔を見せた。これなら、町仕事前に世話ができる。しかし、11月中旬でこうだと、下旬にはどうなるだろう。陽が出さえすれ世話もできるが、さもなければ…。町仕事、減らすしかない、ってことだよな。う~ん、ジレンマ。