二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

共生

2015-11-05 21:11:59 | 徒然に想う

雨? こりゃ柚子の収穫、どうなるんだと思いながらも、山に向かう。先日定植したキャベツ、灌水を昨日一日かけた。未明に雨が降った。止めてやらなければ、おぼれてしまう。最低気温は6度ほど、最高は…、いつものルーティン。おっとヤベぇ、ネギ類の苗床の草、引いてやらねば。

草を引くといっても、抜きはしない。鋏でチョキチョキと切る、根を残す。共生栽培と呼ばれるんだろう、きっと。どう呼ばれても構わないが、埼玉にいたときから、このやり方。オンチャンや小母さんらは顔をしかめるだろうが、彼らの根っこの力を借りたい。第一、彼らは頼みもしないのに耕してくれる、ガソリンも何もいらない。だが、草たちの根は地中にいい空間を作り、そこに微生物をはじめいろいろな生き物、水、空気などが入ってゆく。野菜たちのよろこぶ姿が目に浮かびません?

あぁ、こちらにきて、初めてかもしれない。今日のお昼は生姜焼き。窪川の、土日など寮生自身でかまえなければならないようなときでさえ、食べたという記憶がほとんどない。東京生まれで東京育ち、東京タワーに上ったことがない。そのようなことか…。この時期、はしってて窓を開けると、頻繁にショウガの香りがする。それで、お腹いっぱい、なんだろな。そうそう、サラダの白い奴、コカブ。もちろん、山から取ってきた、これ初物。

コカブだけじゃない。他にもいろいろ草たちと共に大きくなってる。いい感じ。はたして、草に対するこのやり方、どんなもんだろう。正直わからない。ただ、草たちを切ってやることで、彼らの勢いが抑えられ、野菜たちがその分すくすく大きなる。それは毎日見ててハッキリわかる。地中では、根と根の壮絶な戦いがおこなわれてるかもしれない、辛いかもしれぬ。が、地上部を見ている限り、野菜たちは嬉しそう。見れば、ミズナやカラシナ、だいぶ混雑してきた。間引いてやろう、今夜のサラダ用に。

 

 

今日の一枚:今朝ドタバタとしたのか、携帯の電池の残量を確認しなかった。おかげさんで、午前中の早い内に電池切れ。仕方ないので、昨日の16時半頃に撮ったもの。紅葉が夕日により濃く映る。

追記:あぁ、めげた。一回完成間近まで書き上げた。が、全消去。復活できなかった。もう一度最初から書き直した。