二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

朝の空

2011-01-18 18:25:55 | 徒然に想う
親父殿から一句頂いた。《オリオンの去ぬる夜空や春浅く》

そう、冬の星座のオリオン。西にベテルギウスを残すだけで、後は山の向こうに沈んでいる。で、毎日、大雪のニュース。三郷の方では雪が積もったりしているが、マンションのある辺りではその気配もない。最高気温が一桁が続く。そうか、明後日は大寒。確かに春は浅い。

南を見上げると春の大三角。農業の女神デメテルが立っている。長野の知り合いに、梅が咲き出したとメールすると、すごく早いと返してきた。何でも-9℃位まで朝下がるそうだ。梅はたしか別名、春告草。しっかり春。


《極寒の 東の空低く サソリいず》

さそり座とオリオン座は犬猿の仲。ゼウスの妻ヘーラに命じられオリオンの足に猛毒を打ったのがサソリ。だから彼らが同時期に空に完全に見ることはない。さそり、たしか夏を代表する星座の一つ。季節は意外に朝の空だと早く来るものかもしれぬ。




今日の一枚:神社から金星。アンタレスが見える。月曜日五時十五分頃。