二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

何から捨てよう

2011-01-13 21:21:40 | 徒然に想う
庵主はものを観ることが苦手である。いや、正確には、出来ない。思い込みや願望などという色眼鏡を沢山持っている。

昔っから好きな映画「イージー・ライダー」の冒頭に近いシーンで、ひと稼ぎしたジェーン・ホンダがバイクに跨り旅に出るところがある。その時彼は腕時計を太陽にかざし、そのまま手を離し原野に捨て去る。

「時計」を捨てることは、現代の生活を捨てること。観る目が自然発達する。

庵主には、その願望は強くあっても、まだ実行にいたらない。その代わりとは言い過ぎか…、とりあえず数多ある色眼鏡から一本でもいいから捨て去るとしよう。





今日の一枚:夕方、オフィスから西を見ると、真っ赤な一つ目の大巨人が大地にしがみつき、色を飲み干そうとしている。ほどなく夜の帳に被われた。