病気とは縁が無さそうだったので事故かと。スマホで検索したら、〈急性心不全〉
66歳とは、まだまだ早すぎです。
毎日のように、ドラマに出ていらっしゃいましたね。
サッカーが好きだとか、バンドをやるとか、社交的な方
でしたね。
油が乗りきり、これからもっと、活躍されるはずでしたのに。
本当に、人の命ははかないですね。
ご冥福をお祈りします。
風、トラさんが、嘆くでしょうね。
明日、何が起きるかわかりませんね。
身につまされます。
〈広沢清吉さん〉
すごい精神力で、体を鍛えあげて、偉業を成し遂げた人。
アスリートなら、オリンピックにも、出られたんじゃないかと思う内容でした。
鉄馬キリマンジャロに、
登頂した人です。
片足4kgの鉄下駄で、山を歩き始め、すぐに物足りなくなり、
10kgの、鉄下駄に変えました。とにかく、上に上にと
目標を高めるのです。
鉄下駄から竹馬登山へ、竹馬を鉄馬に。
冬山に備えて、雪山を裸足で歩いたり、カッパだけて、
冬山で過ごしたり、遭難に備え、断食を体験したり・・・・
とにかく、驚くばかりの行動力で、様々な目標を
踏破して来ました。
尊敬に値します。
今でも、鍛練し続けている
広沢さんは、130歳までも
生きるつもりだと。
精神力が、仙人の様な人なので実現するのではと、思われました。
最近、寝付きが悪く
夫のイビキをBGMに、
本を読んだり、ぼんやり
したり・・・
◆ 三秒で寝つく夫の高いびき 心配したり、安心したり
◆在宅の介護をあきらめ預けたる、老母の気持ち推し量るなり
◆ 運動が足りないからか身体中、ぼきぼきぼきと音のするなり
◆ 星ぼしが、遠きギリシャの時代にも、遡りては 煌めく夜空
◆ 息子らの、未来が気にな親心、何をすべきか、何をせぬべきか
◆ 眼とずれば心が見えるというけれどはて、何を思うか糸が絡まる
◆ ラジオから 原田芳雄の歌流れ、あまりの上手さに眼閉じるなり
◆ 年重ね 色恋等は忘れども、羽生結弦に、ため息をつく
テレビのドキュメンタリーで、タクシードライバー歌人の高山邦夫さんを取り上げていました。
高山さんは、早稲田大学文学部を出たあと、製薬会社の営業をしていましたが、
ひとりになれる時間が欲しいとタクシードライバーになりました。
独り暮らしをしていましたが、六年前に実母が認知症になり
実家に帰り、母と二人で暮らしています。
母は要介護3で、邦夫さんが介護しなければ生活できません。
そのため、夜九時に寝付かせつけてから、夜10時頃から朝方まで仕事をして居ます。
途中で目覚めて、徘徊することもあり、ハラハラする日々です。
短歌を詠むことで、現実をありのまま、受け止められる気がします。
★満ちたりていても かなしい夕酒をのみつつ呆けた母の眼みつつ
★あとどれ程生きられるだろう穏やかな死に顔のやうに眠れる母は
★まっすぐに行って右への突き当たり 母には遠いトイレへの道
★笑い顔は昔の母にしてケイトウの赤い花を喜ぶ
★なにもすることはないけど母と居る夕べのテーブルわれはよく笑う
★ポンコツになってしまった母だけど 笑顔がぼくの心を救う
車窓から人々のセイカツヲ見て歌にして来た高山さんは、
全ての人々にも、色々な悲しみや悩みがあり、誰もが楽しく、
輝いて居る訳じゃない。
見えない生活があるのだと、歌います。
★一等星しか見えなくて輪郭のはっきりしない街なり 東京
生きるということは、大変だけれど、認知症のお母さんの面倒を献身的に見ながら、
「苦しいばかりじゃない。
母に助けられていることもある」と、話しておられました。
これからも、お体に気を付けて、素敵な歌を作ってください。
とても、励まされました。