遊戯(ゆげ)

世の中は、なるようになるわ。
あきらめないで、悠然と生きる事を楽しむ・・・・
それが遊戯(ゆげ)の心です。

おかえりモネ

2021-10-30 | 写真

この数週間、毎日涙涙でした。生きることは、誰にとっても楽しいことばかりでは居られないのですが、どんな困難な中でも、立ち止まるわけにはいかなくて、何とかいきていかねばなりません。

東日本大震災の、被災地発信のドラマですから、
家族を失くした人や、家や仕事まで失い、何年過ぎても立ち直ることが難しい中で、優しい人々が、傷ついて、血を流して生きてきた事が、静かに描かれていました。
主人公の百音は、当日現場に立ち会えなかったことが
後ろめたいような気持ちで
過ごしてきました。
そのため、
みんなの役に立ちたいと
もがき続け、模索する中で
気象予報士になり、地元で、より良い気象情報を
みなに伝えられるよう
精力的に働きます。
引っ込み思案だった百音が、力強く生きるようになりました。

誰もが辛い思いを抱えて生きているのだと思い知る展開でした。

ゆっくりで良いのだ。
人に寄り添い、いたわり
愛し合えれば。

そのままで良いから、
側に居るだけで良いから
あなたらしく生きて………


きょう、養老孟司さんがちょうどラジオで。話していた西行の歌が胸に響きました。

【なにごとのおはしますかは知らねども かたじけなさに涙こぼるる】

美しい自然の中に居ると
こんな気持ちになる事がある。理屈では説明できない日本人らしい感覚かなと思います。

学生時代に、高千穂峡に
行きました。観光バスから
降りた時に、感じた不思議な優しさの空気を未だに忘れられないのです。

目には見えないけれど
厳かなしんとした正しさみたいなもの。

きょうの最後の海の輝きが
敬虔なうつくしさと、気高さと、厳しさに満ちていました。

素晴らしい物語。
みな、このまま、生き続ける気がしています。

わたしも、諦めないで
生きていこうと思います。








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波長

2021-10-23 | 写真
やはり、隠居リズム
久しぶりの
公営交通
人々の中の1個人として
マイペースの自分が、
浮かび上がる。

最寄りの駅で
改札を出ようとした時
マナカが無いのに気づく。
何処かで落としたようだ。
行動を振り返る。
金山では改札を通ったから
あそこしかない?!

無人駅の
インターホンで
説明をすると
金山の駅長室で預かっていると言われ
ホッとする。
すぐに、踵を返し
金山に戻る。

マナカにはまだ7000円以上は残っていたから
有り難い。

無事に
返していただき
家に戻りました。

痛い足を引きずり
何とか
帰宅。

人生で必要な一日
自分の体力と
限界を痛感した日




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山登りだった!

2021-10-22 | 写真
東谷山……
侮れない。
標高百数十メートル
1時間かけて、急な山道を登り続ける。

久しぶりのハイキング

何とか、展望台まで
到達。

下りで、
膝が悲鳴を上げ始めた。
普段歩いていないから
つけが
一気にまわり
やっとの事で
平坦な地面へ。

やれやれ
こんなにも
衰えていたか
と、がっくり。

もう、山歩きは出来ないなあ。









意識して体を鍛えなければ。

久しぶりに逢えたのに
早仕舞させてしまい
申し訳なかったなあ。

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久しぶりのひとり外出

2021-10-22 | 写真
ほぼ、3年ぶり?!
懐かしい友達に逢うため
いそいそと
出かける。
仕事を離れて10年
テキパキと動かなくても
良い生活を続けていると
慌てなくなる。

今日のために、久しぶりに、電車のダイヤや乗り継ぎを調べたりして
脳みそフル回転で
動いている。

視野に入るものが
多すぎて
少しうつむき加減で。

しかし、
味方は
青空だ。

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寒い

2021-10-18 | 写真
天気予報の言うとおり。
急激な寒さ。
昨日は、セーターを引っ張り出しました。

衣替えを後回しにしていたので、今朝も慌てました。

油断大敵。

今日は、住民検診の結果を聴きに内科に来ています。

夫は、昨日は、ずっと痩我慢をして居ました。
寒くない、寒くないと、
半袖Tシャツで。

見かねて、
午後から長袖トレーナーを
出したら、やっと、着用。

きょうは、問答無用でセーターを出しておきました。

昔、保育園に勤務していた時、こだわりの強い子どもが、衣替えがなかなかできなくて、苦労したのを思い出しました。
夫は、日常的に、やや潔癖症で、こだわりの強い人だから、なるべく抵抗を少なくした方が良いと、今頃気づきました。

大人だからと、自分で気づけと思ったのが間違い。

きょうは、帰宅したら、
早速、衣替え済まそう。


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柳家小三治

2021-10-18 | 写真
落語界の人間国宝が3人とも、天国へ。
生前は、聞いたことがあまり無かったので、亡くなってから
聴いています。

今夜は、「子別れ。」

上手いなあ。さすが。
演じ分けが素晴らしい。

涙、涙、そして勿論、笑い。

いつも、謙虚な師匠でしたが、若手の噺家には、
噺家は、聞き手を育てるくらいの気持ちで話さなくちゃならないと、おっしゃっていました。

客が噺家を育て、噺家が客を、育てるくらいの気持ちで臨めと言う事でしょうか。芸に厳しい姿勢が
感じられました。

合掌。



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井浦 新

2021-10-18 | 写真
〈井浦 新は90%優しさで出来ている〉

〈井浦 新は優しさの塊〉

奥さんが言っているとか。

私は、彼を、日曜美術館で、知ったので、礼儀正しく、物知りな方だなあと思っていました。役者と言うより、学者だと思っていました。

アンナチュラルの、型破りな医者の役はしびれました。

また、「歩く人」も好きです。

大好きなタイプです。
結婚するなら
この人が良いなあ。

穏やかで、好奇心が一杯で、行動的で、芸術家で
優しくて……

こういう人が
実在しているのが、信じられません。

一晩中でも、土偶の話を聴いていたい。
土偶のフォルムや、色彩や
時の流れや、先人に対する尊敬やなんやかんや・・・

目を輝かせて、語ることが
出来るのが凄い。





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おかえりモネ

2021-10-15 | 写真
安達奈緒子 脚本

ついに、あと2週間になった。

嵐で足止めの亮の船は無事に帰ってきた。
未知は、亮に、気持ちを問うが、いつもの様に、笑顔で「大丈夫だから。もう、俺のこと気にしないで、やめにしよう。」と言う。
「大丈夫だからと突き放さないで。いつも、言われるたびに、少しずつ傷ついてきた。笑わないで、本当の気持ちを言って良いんだよ。」と、モネに言われて、亮は感情をむき出しに。「……俺以外の誰にも
分かるわけがないと、思ってきたよ。
「俺がこれまで頑張って来られたのはみいちゃんが居てくれたからだと思ってる。でも、俺、結局オヤジと同じだからうまく行かないと、きっと何処かで崩れる。そんな人間と生きて行くのはしなくて良い苦労させてしまう。そのたびに、大切な人に辛い思いをさせるのは、イヤだよ。」





未知が、亮の手を取り、
「一緒に、居たいというだけじゃ駄目なの?!

「俺なんかが、幸せになって良いのかなあ」と亮。




幸せになって欲しいな。
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山野草

2021-10-15 | 写真

大文字草
ホトトギス

イワシャジン

野菊

今朝は、あさイチは
〈山野草を愛でる〉が
テーマでした。

懐かしい花々が
見られました。
山で会う花は、もちろん
見るだけ。

でも、最近は、
山野草の栽培用があると聞きびっくり。



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刷り込み

2021-10-13 | 写真
中日ドラゴンズファンの
夫は、
頭の中は
それしか無い
あとは空洞?! 
ただ、この刷り込みは
DNAには無関係かも

彼の父母弟妹は
野球に
全くの無関心
だとすると
何処で、何故?

私の母が中日スポーツを
購読するほど、ドラゴンズが好きだと知ったのは、嫁いでから。

ある日、里帰りした時、母に、「昨日ドラゴンズが、勝って良かったね」と言うと、「私は阪神だよ」とのたまう。
よくよく聴くと、星野監督のファンだったと判明。
星野さんが阪神の監督になったので、さっさと
宗旨変え!
そんなわけで、野球ファンの刷り込みは、どうやら
単なる、癖らしい。

きょうは、
20年間ドラゴンズ一筋の、山井大介投手と
16年間ドラゴンズ一筋の藤井淳志選手の引退試合。
お疲れ様でした。

最後にセレモニーが有るので、テレビに、かじりついている。

できれば、こんな試合は、勝ってほしいが……
ドラゴンズは、相変わらず
ヒットが出ない。


こんな、チームだけど
刷り込みは
変えられない

こればかりは
どうにもならない。









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ドラフト会議

2021-10-11 | 写真
ドラフトを希望する選手が
約100人。12球団が各7人指名するとしても、16人は外れる事になる。

プロを目指して、しゃにむに、なりふり構わず、かなり無理をして練習に励んできた人達は、明暗を分ける
事になる。

きょうは、駄目でも、
諦めさえしなければ
いずれまたチャンスが来るかも??

しかし、周りの協力と理解にも限界があるから、
夢をあきらめるべき人も
居るかも?

夕方からテレビを見ながら
指名された人には、
良かったねと、すなおに拍手。しかし、期待が叶わなかった人に
かける言葉が見当たらない。

どこか、まだ指名をしてないチームは有りませんか?


これだけ入る人が居ると言うことは
同じだけやめる人が居る。

戦力外通告された人。
まだ、まだやりたかった人も、涙を飲む。

勝負の世界は厳しいね。




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シャインマスカット

2021-10-11 | 写真


美しくて
美味しくて
面倒じゃない

いかにも
人間がやりそうなこと

皮をむかない
種がない

輝きだけが
目に残る

便利さだけを
ひたすら
選択した
究極のフルーツ

しかも、
美しいのだ



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谷内六郎 もっと

2021-10-10 | 写真
谷内六郎さんの絵を
一枚一枚、じっくり
観たら、子どもの頃の
想いが湧き上がり
不意に涙が……。

夜、一人で歩いていると
影がおばけに見えたり
木々の揺れに
ドキドキして走り出したり
空に浮かぶ雲が
様々な生き物に見えたり

迷子になり
不安倍増で
立ち止まる子どもの絵が
自分の子どもの頃の
姿に見えたり

そうそう、
そうだったのか

あら、あら、
そうなのね、

懐かしさ満載の番組でした。

思わず
本を、頼んでしまいました。

谷内さんの絵の世界を
味わおう。
楽しみ。











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日曜美術館

2021-10-10 | 写真
きょうは、谷内六郎さんがテーマでした。
週間新潮の、表紙を25年間、亡くなるまで続けられました。
昭和の香りのする素朴な絵だなあと思っていましたが、きょう その深さを知りました。懐かしさの訳が
解りました。



最後の表紙画です。
虹は、誰かが織って居ます。空に向かって居ます。






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長谷川恒夫

2021-10-09 | 写真
アルプスの3大北壁を
冬季に単独登攀した
登山家。

23歳で山岳ガイドになり
登山学校なども、開校
山岳ガイドの基礎を作った。

ヒマラヤで登山中
雪崩にあって
43歳で死亡
明日で没後30年

彼は、山に登る前に
友人とウルタルに、
学校を作りたいと
熱く語り合っていた。

死後、彼の妻が仲間を募り
1997年、ウルタルに、
長谷川メモリアルスクールを作った。
今でも1000人もの生徒が通っている。

彼の墓も、友人とともに
ウルタルに、ある。

彼は、人が好きで、山では絶対事故を起こしてはいけないと言っていた。

ガイドとして付く際は、
不安に見える材料はすべて
取り除く、
雨が降ったら
雨の楽しみ方を知らせる。
相手の喜ぶことをして
山とのふれあいを深める。
事を心情にしていた。

彼はいつも言っていた
【what comes next】
次は何する?
副隊長の私(妻)も
【次は何する?】を
心がけていると、妻。

岩壁に
1cmあれば、耐えられる
わずか1cmの距離があれば
指をかけ、休める。

グランドジョラスを8日かけて登攀した時の言葉。




人生は、尊い。
諦めるのは
ずっと後で良い、
そんな気がする。

きょうの、nhkラジオの
山カフェの特集より

※聞き逃しでぜひ!


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