遊戯(ゆげ)

世の中は、なるようになるわ。
あきらめないで、悠然と生きる事を楽しむ・・・・
それが遊戯(ゆげ)の心です。

とっとちゃん

2014-01-31 | Weblog
黒柳 徹子さんが はなまるゲスト。
猫と話ができるエピソードを聴いて、なるほどと納得。
あんな風に丁寧に話しかけられたら、つい耳を貸し
心を動かすのもうなづける。

タモリさんちの猫に「あなたのお友達にお会いしたいわ。」と言ったら
チャンと連れて来たとか。

タモリさんは猫に嫌われているのか いつも無視されているのに
黒柳さんが来ると ちゃんと礼儀正しく座って お話しているようだと。
帰るときに、「じゃもう失礼するわね。」というと、「もうお帰りになるの
ですか?残念だわ。」と言っているような写真が紹介されました。
猫が、名残惜しくって 三つ指ついているような写真でした。


また、中国に行ったとき、怪我をしたパンダがいて、気持ちが
荒れていたのだが、黒柳さんが、「まあ、あなた大変だったわね。
怪我をして お辛かったでしょ。」とリンゴを枝に刺して
渡したところ、枝を取って捨ててしまったので、「あら、枝を
お捨てになったら、もうリンゴを差し上げられないわ。。」というと
枝を拾って徹子さんに返してきたと。


しばらくお話して、「もう、帰らなくちゃならないの」というと
そのパンダは、目にいっぱい涙をためて見つめたのだそうです。


とっとちゃんの本を読んだ時、たぐいまれな才能を感じたのは
私ばかりじゃないでしょう。

まさにとっとちゃんは健在。妖精じゃないかしら。
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詩人になりたかった

2014-01-30 | Weblog
幼いころ
詩人になりたかった。
吉野さんの訃報を聞いて、急に思い出した。

「みずみずしい感性があるね」
なんて言われたことが
小さな女の子の心に火をつけた。
しばらくは 温めて来たのに

ずっと
ずっと
忘れていた。

大人になって
辛い人生を知って
夢がもてなくなった。

そんな言い訳は 穴を掘って埋めてしまおう。
”残りの人生”なんて 思わないようにしよう。
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詩人の詩

2014-01-30 | Weblog
吉野 弘さんが 41年前、姪の結婚式に 出席できなくなり

姪に、何か詩を書いてくださいと言われて 作った詩が

今も残る【祝婚歌】だそうです。

今日、吉野さんの訃報と同時に 紹介されていました。

読めば読むほど 心に響きます。

人生なんて短いと言いながら、

人と睦まじく暮らすのは 至難の業です。

恋人なら、きっといつまでも フラットな優しい心を維持できるけど・・・・。

夫婦でいることは、言いたいことを言いすぎないことが

長持ちの秘訣なのかもと・・・・思ったりします。




【再 掲】
  
  

  祝婚歌  吉野 弘


二人が睦まじくいるためには

愚かでいるほうがいい

立派すぎないほうがいい

立派すぎることは

長持ちしないことだと

気付いているほうがいい

完璧をめざさないほうがいい

完璧なんて不自然なことだと

うそぶいているほうがいい

二人のうちどちらかが

ふざけているほうがいい

ずっこけているほうがいい

互いに非難することがあっても

非難できる資格が自分にあったかどうか

あとで

疑わしくなるほうがいい

正しいことを言うときは

少しひかえめにするほうがいい

正しいことを言うときは

相手を傷つけやすいものだと

気付いているほうがいい

立派でありたいとか

正しくありたいとかいう

無理な緊張には

色目を使わず

ゆったりゆたかに

光を浴びているほうがいい

健康で風にふかれながら

生きているなつかしさに

ふと胸が熱くなる

そんな日があってもいい

そして

なぜ胸が熱くなるのか

黙っていても

二人にはわかるのであってほしい

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詩人  吉野  弘さん  ご逝去

2014-01-30 | Weblog
祝婚歌  吉野 弘




二人が睦まじくいるためには

愚かでいるほうがいい

立派すぎないほうがいい

立派すぎることは

長持ちしないことだと

気付いているほうがいい

完璧をめざさないほうがいい

完璧なんて不自然なことだと

うそぶいているほうがいい

二人のうちどちらかが

ふざけているほうがいい

ずっこけているほうがいい

互いに非難することがあっても

非難できる資格が自分にあったかどうか

あとで

疑わしくなるほうがいい

正しいことを言うときは

少しひかえめにするほうがいい

正しいことを言うときは

相手を傷つけやすいものだと

気付いているほうがいい

立派でありたいとか

正しくありたいとかいう

無理な緊張には

色目を使わず

ゆったりゆたかに

光を浴びているほうがいい

健康で風にふかれながら

生きているなつかしさに

ふと胸が熱くなる

そんな日があってもいい

そして

なぜ胸が熱くなるのか

黙っていても

二人にはわかるのであってほしい

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北叟笑む(ほくそえむ)

2014-01-20 | Weblog
山下 景子 作
美人の日常語」幻冬舎・刊 より引用



 北叟(ほくそう)とは「人間万事塞翁が馬」の塞翁の事だと言われます。
叟とは老人のこと。北方に住んでいたので、こう呼ばれたということです。
 彼は、自分の馬が逃げても、これが幸いになるかもしれないと動じず
その馬が名馬を連れてきても、これが災いとなるかもしれないと
達観していたそうです。
その名馬から息子が落ちて、足が不自由になった、でも、兵役を免れた・・・・。
つまり、不幸だと思って居ても、幸いになるかもしれない。また、その反対も
あるかもしれないという故事です。

 塞翁は、嬉しい時も、不安な時も、少しだけ笑ったと言われます。
北叟笑むは、そのように、ひとりで満足して微笑むことです。
 でも、嬉しい時は、やっぱり心の底から笑った方が、気持ちがいいですよね。
不安な時だけ、北叟になりましょうか。



★★★山下 景子さんの本を折にふれ 眺めています。

  「花の日本語」も同時に買い求めたのですが、面白くって にこにこして
   しまいいます。
   身近な草花の古来からの呼び名が可愛くて、目を見張ります。
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固まってしまいました。

2014-01-20 | Weblog
すっぴんの今日のお便りテーマ・・・・「固まってしまいました」

  また、読まれました。

朝、テーマについて考えていたら、たくさん思い出しました。
結婚式に、結構何度も来賓として呼ばれたので、結婚式について
の固まりエピソードがいっぱい浮かんできました。


 ★ 『固まりと言えば、部下の結婚式に出たときのことです。
   集合写真を、海辺のホテルの中庭で撮ることになりました。
   天候は良いし、絶好のシチュエーションだと思って居たら
   たくさんの赤とんぼが飛び回り、我々は固まりました。
   場所を変えるのかT思ったら、カメラマンは淡々と撮影を
   つづけました。出来上がった写真を観たら、ちゃんと
   修正されていました。』

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アルツハイマー病について

2014-01-20 | Weblog
昨夜、NHKテレビ クローズアップ現代で
「アルツハイマー病をくいとめる」を放送していました。

今や、日本でも65歳以上の8人に一人はアルツハイマー病と聴き、ドキリ。

アメリカのワシントン大学のジョン・モリス教授が画期的な研究報告をなされたとか。
遺伝的にアルツハイマーになる人を対象に300人を追った臨床実験で
症状が出るずっと前に、アルツハイマーを引き起こすタンパク質(アミロイドβ)
が脳に蓄積されている事がわかったのです。(DIANダイアン研究)

このたんぱく質をやっつける薬が発明されたのですが、症状が出てからでは
効果が無いことが解り、症状が出る前から投薬したら、脳の委縮が止まったと
いうのです。


日本の国立長寿医療センター(愛知県大府市)で画期的な治療法が効果を
上げているという事例も挙げられていました。

物忘れが始まるころに、テストを受けた人で、初期と言われた人を
週に一度90分の運動を続けることで。劇的な効果があったというのです。

運動だけでなく、脳を働かせながら体を動かすことで脳を刺激するそうです。

身近にこうした、トレーニングができるケアセンターができたら、
かなりの人が集まると思うのですが、国家プロジェクトにならないものかしら。

イギリスでは、アルツハイマーによる医療費の増加を防ぐためにも
予防の予算がたくさん出ているそうです。


自分を見失って生きることは 誰しも不安だし、家族にも迷惑をかけてしまいます。
ぜひ、国家的に取り組んでほしいと思います。


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心一杯

2014-01-20 | Weblog
幻冬舎  刊
山下 景子著
「美人の日常語」より引用・・・・・・


心一杯というのは、心の限りという意味で 精一杯と同義語。小さな心に
一杯だけ・・・。こういうと ほんの少しというイメージです。
大きな容器に充分満たされている場合も、一杯。ここから広がって

「たくさん」という意味でも使われるようになりました。

それぞれの心に応じて、一杯。
それ以上もそれ以下もありません。

自分の出来る限りを尽くしたい・・・。
そして自分の出来る限りしかできない・・・・。
それが「心一杯」なのですね。

誰もが心一杯生きている・・・・・。
その心に、いっぱい、いっぱい、いろんな思いを詰め込んで。



    

  □10日前に、正月にはちょっと遅めの会食をしました。
   夫の弟夫婦と、妹夫婦が老母の顔を見に来ました。
   いつもは、料理屋さんに出かけるのですが、高齢の義母が
   外食は嫌だと言うので、仕出しを取っての会食になりました。
   義母は、来客が自分のコドモなので午前中頑張って付き合って
   いました。

  □要介護になってからは、一番快調位だったのですが、一夜明けて
   腰がつぶれたようで、身動きが不自由になりました。
   痛みにめっぽう弱い義母なので、いっぺんに ”寄りかかりモード”
   になりました。
   私の、「心一杯」がゆれています。
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ぺテロの葬列

2014-01-19 | Weblog
宮部みゆきファンの私は新刊が出ると、すぐに飛び付いて買ってしまうのですが、
今回は、お馴染みの杉村三郎さんのシリーズなので、しばらく暖めていました。
実は、なかなか読み進められないのでした。しかし、昨日から読み始め一気に
読み終わりました。

でも あまりの展開に、ちょっと放心状態で立ち直れずにいます。

杉村三郎さんは、正直で真面目で、しかも、愛のために自分の家族や仕事まで
捨てたことのある人ですから、宮部さんが、彼のためにこんな展開を用意する
とは驚きでした。


今は、気持ちの整理をしています。
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尾瀬に死す

2014-01-12 | Weblog
土曜日 朝8時からのお楽しみ。
NHKラジオ 「耳で聞く短編小説」

作:藤原 新也  「尾瀬に死す」

『私は、中学校時代の親友の一人・倉本洋司から一通の手紙を受け取る。
そこには、倉本が妻殺しの容疑をかけられ、現在、裁判中であることが書かれていた
倉本はガンで余命4か月の妻・芳子とともに尾瀬を訪ねたが、その際、芳子は容体が
急速に悪化して死亡した。倉本は殺人の容疑をかけられた。
長い裁判の末、倉本は無罪を勝ち取るのだが、芳子はどのようにして死んだのか。
人はどのようにして自らの死と向き合うのか…。』 


 語り:清水 紀雄


         ★ 昨日録音したものを何度も聴き返しています。
           死に向き合う時、人はどのように死ぬのか。

『・・・・・・倉本は、妻の懇願により思い出の尾瀬に最後の旅に出たのだが、
思いがけなく妻が死んでしまう。しかし。覚悟の自殺だったと後で知ることになる。
しかし、どのように死んだのか わからないためいつまでも気持ちが残っている。
友人の私に 無罪が確定後会いに来て、心情を吐露する。

私は、自分の母の臨終の事を話す。

死に直面している母を前に、気がかりを一つずつ消していった。
母は、もう口もきけないのだが、なにか言いたい様子。
私は母の口元に耳を近づけ・・・
お父さんは、我々子どもが面倒見るから大丈夫だよ。
水道は、業者に直してもらうからね。
今朝買ってきたメバルは 後で食べるからね。
洗濯物は もう取り入れたから。
などなど、気がかりと思えるものをみな囁いてやった。
だから、もう伯母(以前に亡くなった母の姉)のところへ行ってもいいよ。

すると母が 突然「水が欲しい」という。
水を上げるとおいしそうに飲み込みにっこり笑ったとき、心臓が・・・
医師が、「ご臨終です」といった。


人は、死に直面すると、気がかりを一つずつ消していくんですよ。
私の母は自殺だと思います。


倉本は、妻が、尾瀬の湿原で、満足そうに 水筒の水を飲んだのを思い出した。』




                 ★この話は 実に胸に迫る話だと思いました。

                  なんか実感として胸に落ちるのです。









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映画 「ジャッジ」

2014-01-11 | Weblog
面白かった。
まんべんなく笑えて、しかもハッピー気持ちになる映画でした。
キャストは、豪華。
脚本は、よくできていて、質の良い 推理小説のようで
いろいろ、ディテールがちりばめられて居るのだけれど
最後に名探偵がすべてつなげてしまう・・・・といった
出来栄え。

いやー 面白かった。
初笑いにいかがでしょうか?



映画館で 結構大声の笑い声が起きるって
あまりないのですが 今作は 老いも若きも笑えて良かった。


本当にお勧めです。

しかし、監督の力でしょうね。
俳優陣が凄い。
チョイ役にも 目が離せないひとばかり。

満足、満足。


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ゼロ グラビティ

2014-01-08 | Weblog
新年のお休みには 満員で見られなかったから
冬休み明けに 念願の映画を観てきました。

アポロ13号を経験しているから、
きっと無事生還できるだろうと信じつつも
こぶしを握りしめて居ました。



あとは スクリーンでお確かめください。

どんな場合でも
生きることを諦めてはいけないのだと

それがテーマ
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新しい日々

2014-01-08 | Weblog
毎日
日が上る。

あの人の居ない時間が過ぎていく。
悲しいけれど 泣いては居られない。

命のある限り あの人は私のなかにいる。
私の命と、縄をなうように、
重なりあい、ねじりあい
ひとつになっていく。

毎日 日が上るのだ。
あの人の居ない宇宙は冷えきって

底が見えない。

食べる
生きるために
悲しんでは居られない。

忘れなければ その人は
ずっと生きているのだと
誰かが言った。

温かい風になって
背中を押しているのは
紛れもなく
私のあの人だ。
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死んだ人は どこへ行くのだろう

2014-01-08 | Weblog
昔は、還暦の人が ずいぶん長生きの老人に思えたのですが、

最近は、まだまだ人生なかばに見えます。

これは 自分が年を取ったということなのでしょうね。

今夜は、やしき たかじんさんの訃報が舞い込んできました。

ツイッターで彼の歌が好きだと言うのを見て、驚きました。

歌手だったのですね。

政治評論家だと思っていました。

YouTubeで、検索して、歌を聴きました。

切ないバラードばかり............

女の気持ちを歌い上げて居ました。

知らずにごめんなさい。

心に染みる歌をききながらあなたを偲びました。

まだまだ 生きたかったでしょう。

残念です。



海原しおりさんも あんなに漫才が上手なのに

ずいぶん早く逝ってしまわれたのですね。

残念です。


苦しかったでしょう。


ご冥福をお祈りします。
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さい先が良い

2014-01-07 | Weblog
今年は、「関西土曜ホットタイムのぼやき川柳」で

投稿した川柳を読まれることを目標にしているのですが 

今年の第一回の「ぼやせん」で 読まれました。

嬉しい 嬉しい。

二年前の公開放送の時、初めて作って読まれて以来の事です!


昨年は NHKラジオのすっぴんに投稿して、何度も読まれました。


今年は 昨日の初放送でさっそく読まれました。


こいつは 春から縁起が良いワイ。



ちょっと気分が良い。。
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