遊戯(ゆげ)

世の中は、なるようになるわ。
あきらめないで、悠然と生きる事を楽しむ・・・・
それが遊戯(ゆげ)の心です。

銀河鉄道の夜

2020-07-26 | 写真

宮沢賢治 作

書棚の本を読み返している。
きょうは、「銀河鉄道の夜」
久しぶりに読んで
衝撃。
こんな話だっけ。
そもそも、私は読んだことがあったかなあと。
若い頃、宮沢賢治全集を
買ったのだけれど、全部読んだか記憶にない。
奥付は1985年 第27刷とある。
孤独な、ジョバンニ。
カンパネルラは、
親友だと思っていたけれど
、ジョバンニが勝手に憧れていたクラスメイトだったのだと、改めて知る。
漁に出たきり音信不通の父、病弱な母、家族のために働く姉との暮らしは、貧しい。
クラスメイトにも疎外されている。
ジョバンニは、小学生なのに、新聞配達や、活版所の活字拾いのアルバイトをしている。
孤独な彼は、いつも何のために生きるのかと自問自答している。 
ある日、銀河鉄道に乗り
カムパネルラに出会う。
銀河鉄道には、亡くなった人たちが次々乗り込んでくる。
みんなの話を聞きながら、
ジョバンニは
みんなの幸せのためなら
自分の体をサソリのように
百ぺん焼いても構わないと
思うのだった。
生きるとは、自分を犠牲にして、人のために尽くすことなのだとジョバンニは、気づく。
最近のステイホームで
本を読み返す機会が増えている。
昔、読んだときとは違う感想を持ったりして、意外な発見がある。
最近の一番の感動は
「日日是好日」
テレビの放映を見て
感動して、本を取り寄せ
読了。
結婚前に、少し習った事があり、様々な所作を思い出しながら、むず痒いような
思いを噛み締めながら
見ました。
短期間だったので、ふくささばきも、茶巾の、所作も
何も身については、いないのだけれど、
いろいろ懐かしく感じた。
茶道の先生だった叔母や、免許皆伝の姉を強く思い出した。
死んだら、みんな
一緒になくなってしまうのだなあとつくづく思うけれど。
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まぼろしのオリンピック開会式

2020-07-24 | 写真
きょうは、スポーツの日
ん?
体育の日は、10月だった。何?
ふと、気づく。
本来なら、東京オリンピックの開会式だったのだ。
記念すべき国民的行事が、
コロナのせいで、酷い
世界に。



いまさら、愚痴をならべても仕方ない話なので、
気持ちを取り直す。

夜中に目がさめて、
本を読んだり
録画を観たり

ここ数日
寝過ごしている。

この生活のリズムを
切り替えなくちゃ。

気分解放の日にしよう。

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やっと 夏の日差し

2020-07-12 | 写真
今朝は、久しぶりに
雨が上がり
喜ばしい

風が爽やかで
梅雨の、最中とは
思えない
心地よい日です。

まとめて
降るから
水害になる。
大変な
被害をもたらす。

昨今は
地球温暖化のせいか
毎年
梅雨には
集中豪雨で
川が氾濫し
人が酷い被害をおう。

聞けば、
梅雨は
東アジア特有の現象らしい

あのチベット山脈が
あるせいで
梅雨前線が
発生するとか。

今年はまた、猛暑に。
チベット高原で、
チベット高気圧ができて
温度が高くなる。
それが太平洋高気圧を刺激するので
猛暑になる。

nhkの気象予報士南さんが話しておられました。

要注意!!!



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さくらんぼ

2020-07-12 | 写真
今年は、毎日
フルーツ食べています。
すいか、メロン、さくらんぼ

仏さんにお供えするから
あとは、私達の口に入ります。

さくらんぼは、
山形産なのに
お手頃価格で嬉しい。

今朝は、
ステンレスタンブラーに
冷茶を入れて
豊かな
おやつタイム


※ステンレスタンブラーは、
ダイソーで500円で売られています。
人気で、いつも売り切れですが
先日見つけたのです。

温かい飲み物はさめにくく
冷たいものは結露がつかず
テーブルが、
汚れない。







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ひと悶着?

2020-07-11 | 写真
中日ドラゴンズの勝ち負けで、我が家は
一触即発の空気

明らかに
夫は
いらついている
関係ない私に
八つ当たり

床のキズは、
いつつけただの
なんどの
模様替えしたのを
文句つけたり

なんで、
片付けして
文句言われるのか?

ちなみに
きょうは
ドラゴンズは
ひどい負け方で
箸にもぼうにも
かからない有様、

こちらに
言いがかり
つけないでよね。
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2020/07/11

2020-07-11 | 写真

パソコンを見ていたら、志村けんさんの記事がのって居ました。素敵な内容なので、コピーして添付します。

『志村けんのバカ殿様』より
(withnews)
国民的なコメディアン・志村けんさんの訃報(ふほう)から、約3カ月が経った。

しかし、朝の連続テレビ小説『エール』では俳優として存在感を放っており、いまだに亡くなったとは信じがたい。

同じ思いを抱いているのは、『志村けんのバカ殿様』に出演して以降、数々のコントで共演してきたダチョウ倶楽部の

肥後克広さん(57)、寺門ジモンさん(57)、上島竜兵さん(59)。三人がコントの巨匠と出会ったのは20年以上前だった――。

長い親交の中で感じた志村さんの「喜劇役者のすごさ」「人となり」について語ってもらった。(ライター・鈴木旭)

 

突然決まった『バカ殿』のブッキング
――志村けんさんとの出会いは、プロレスラーの川田利明さんから上島さんに電話があったのがきっかけだったそうですね。

これっていつ頃のお話ですか?

上島:もう20年以上前だよね。というのも、6月19日に放送された『さんまのまんま35周年SP』を見ていて、

志村さんの初登場回が1997年になってたの。あれが正月特番だったから、その前年にはもう知り合ってることになりますね。


――1997年1月に放送の『志村けんのバカ殿様』に初出演されたのは、知り合って間もない時期だったんですか!

すごいスピードで決まったんですね。

上島:川田さんつながりで、何度か飲み会に誘ってもらったんですよ。

そこで志村さんから「お前ら最近コントやってないだろ? 12月(に収録)のバカ殿に呼んでやるよ」とか言われてね。

それが1996年の11月後半から12月の頭。

普通はないんですよ、テレビの世界で1、2週間前とかにブッキングが決まるなんて。

よくある社交辞令だと思ってたから、しばらくしてマネジャーに「『バカ殿』入りました!」って言われた時にはビックリしましたね。

寺門:『バカ殿』の収録をする少し前に、麻布十番で友人と食事をしていたら、

同じお店に師匠(志村さん。以下も単独では同じ)もいらっしゃった。

先に帰られるようだったので、ごあいさつに伺ったら、そこでも「『バカ殿』に出てもらうから」と言っていただいて。

僕らが知らないうちに食事代も払ってくださっていてビックリしました。

肥後:僕らが誘われた当時のレギュラー陣って、芸人だと志村さんのお弟子さん(山崎まさやさん)のいる元ジョーダンズの二人とか

ごく限られていたんですよ。田代(まさし)さんや桑野(信義)さんは元ミュージシャンだし、そこに入れるとは思えなかった。

出演が決まって始めの2、3回、僕ら三人は“殿を襲う忍者”の役で出ることになったんですよね。

 

収録現場を見て「大河ドラマかと思った」
――志村さんの中で、ダチョウ倶楽部さんがしっくりきたんでしょうね。

それまでに出演されてきたコント番組と『バカ殿様』とでは、どんなところが違いましたか?

上島:これはもう三人が同じこと言うと思うけど、つくり方もセットの規模もぜんぜん違う。

最初、大河ドラマかと思ったからね(笑)。

寺門:『バカ殿』ってカメラが10台ぐらいあって全部にカメラマンがいるの(笑)。

僕たちはカメラに向かってやるわけだけど、その時に志村さんが映画監督みたいにモニター眺めてるんですよ。

こっちは「志村さん、笑ってないよ……」って気が気ではなかったですね。

肥後:それまでのコント番組で大事だったのは、キャスト同士の“間”とか、決めとなる“ギャグ”をどうするかっていうところ。

『バカ殿』では、台本のアドリブがどうっていうのは、もう当たり前のこととしてあって。

照明とかカット割りとか、そっちにこだわってるんですよね。

「照明の色は何番で」「まず机をなめてから人物撮ろう」「こっちからフォーカス当てようか」

みたいな会話を延々とスタッフさんとしてる。ホラー映画をすごく見ていて、

「恐怖っていうのを1個ズラすと喜劇になる」みたいなことはよく口にしてましたけど、

本当の映画みたいなつくり方でしたね。

上島:僕らのコントで音響さんが音を出すタイミングを間違えた時があるんだけど、それはもうスタッフさんに怒ってたね。

「コイツらが一生懸命考えたネタで笑いをとろうとしたのになにやってんだ! 打ち合わせしただろ、ちゃんと」ってね。

とはいえ、その後に「じゃ悪いな、もう一回」って言われてもねぇ(笑)。背筋がピーンッとなる現場でしたよ。

 

ビートたけしとの笑いの共通点
――ほとんど映画撮影時のエピソードですね……。

その後、深夜バラエティー『変なおじさんTV』に肥後さんと上島さんがレギュラー出演されています。

志村さんと毎週共演して感じたことがあれば教えてください。

肥後:ネタは自分らで考えて、「じゃこういうパターンで」とかあるんですけど、コントの場合はお芝居に近いというか。

台本に書いてあるキャラクターを演じるわけで、その辺の違いが最初はつかめなかった。

演じるといっても、ドラマではないし。

「医者コント」で医者の役をやるなら、「いくつぐらいで、どんな感じの医者なのか?」みたいな探りを入れながらやるわけです。

その微妙なバランスがすごく難しかったのを覚えてますね。

上島:「電車コント」の時に、電車内の酔っ払いと乗務員がメインだとしたら、

ほかの乗客が絡んでいって変なふうになるのは絶対許さなかった。ドリフも同じで、

志村さんと加藤さんがいきるコントでは、必ずほかの三人が普通の人を演じてる。そのやり方が染みついていたんじゃないかな。

(ビート)たけしさんの『お笑いウルトラクイズ』も、実は似たところがあるんですよ。

たとえば5人でバンジージャンプやって、最後に僕が真っ裸になって飛んでいくって流れがあったとしますよね。

そこで、前の4人が変に目立とうとしたら、たけしさんは激怒します。

実際にご本人から「(たけし)軍団とか、ほかの芸人がお前の“振り”をやってんだからな。

ありがたいと思って、ちゃんとやらなきゃダメだよ」って言われたことあるし。

ネタ振りだったり、チームワークだったり、実は細かい計算があって笑いをとってるんですよね。

 

ゴミ箱に“生ゴミ”が入っている説得力
――対極に見えても、基本を大切にされているのは同じだと。

6月21日に放送の『志村友達 大集合SP』を拝見しましたが、志村さんと肥後さんのコントではアドリブが多かったそうですね。

肥後:ただ、ムチャクチャやるのは、志村さんの中でアドリブではないんですよ。

なんにも考えてないアドリブやると、今度はカメラさんがついてこられなくなっちゃうんで。

どこまでアドリブかって話になると難しいんですけど、志村さんってカメラマンさんとコソコソ打ち合わせする時もありましたね。

要するに、志村さん以外の演者には教えないでコントをやるっていう。

指示を受けたカメラマンさんが、インカムで「オレ、あっち行くから、3(のカメラ)で撮ろうか。

志村さん狙っとけよ」みたいなことをやっていた。それも、ある意味ではアドリブですよね。

寺門:志村さんの番組は、小道具からなにから、すべてのスタッフさんとチームワークが本当に素晴らしかったです。

僕らが入れない世界でしたね。

肥後:コントセットにしても、机の引き出しの中身まで用意されているんです。

ただ、机置いて終わりじゃないんですよ。居酒屋のコントでも、必ずゴミ箱に“生ゴミ”が入っているっていう。

けど、別に使わないし、一切触れない。コントの世界観を出すための“雰囲気”ってだけなんです。

上島:さっき食べたであろうお弁当の残りとかがあるの。女優の倍賞千恵子さんが、

志村さんと一緒にコントやった時に驚いたみたい。

「映画の現場でもこんなことしてないのに」って。

消え物(芸能分野の専門用語で、食品・洗剤などすぐ消耗する小道具を指す)にしても、ほとんど本物が出てくるしね。

肥後:結局、「使う、使わない」は置いといて、全部そろえている説得力ってことでしょうね。

本当にぜいたくなコント。そこまでする番組なんて、ほかにないと思いますよ。

 

舞台のコントでは毎回鳥肌が立っていた
――ダチョウ倶楽部さんは2006年からスタートした舞台『志村魂』のすべての公演(全14回)に出演されています。

志村さんの芸を隣で見てきて、どんなところがすごいと感じましたか?

寺門:舞台裏の志村さんはすごかったです。舞台から下りてくると、やっぱり70歳近いおじいちゃんなんですが、

早替え(即座に衣装を着替えること)して、またコントが始まるって時になると、若手のようにパ〜ッて行って、見違えるぐらい体が動く。その光景はものすごいものがありましたね。

上島:テレビもそうでしたけど、舞台の構成力もすごかった。大爆笑のコントが続いたら、笑いは少ないのを承知でショートコントをポンッとやる。その後にまた爆笑できるコントを持ってきたりとかね。

寺門:最後に変なおじさんをやるんですけど、「変なお〜じさんだから、変なお〜じさん♪」って踊り終わった後に

「だっふんだ!」と声を上げた瞬間、師匠は毎回鳥肌が立ってたんですよ。

笑い声がドッとくるから、アドレナリンが出て体が興奮するのだと思う。

この方は、今まで何千、何万回とコントやってるはずなのに、その瞬間だけには慣れることがないのかなと驚きました。

上島:それで、バーッとものすごい拍手が鳴り響く中で幕が降りる。外国人の方、

体に障がいのある方もよくいらっしゃってましたけど、全員本当に笑って帰っていくんですよ。

ある公演で子どもの体調が悪くなって運ばれたからね。笑い過ぎて息ができなくなっちゃったの。そんな人いないですよね。

肥後:あと、まったく手を抜かないのもすごかったね。志村さんが肺炎で入院して、

公演中止(2016年8月の大阪公演)になった時があるんですけど、その直前でもそうでした。

本当はもうドクターストップだったんですけど、「1回だけやろう」ってムリを押してやったんです。

そんな状態でも一切弱音を吐かないし、上演時間も短くしない。

普段と変わらず声を出して、全力でやり切った。後からご本人に聞いたら、

「ぜんぜん記憶にない」って言ってましたけど、すごい気迫ですよね。

 

「でもいいんだよ、オレたちは喜劇人だから」
――職人を思わせるエピソードですね。喜劇役者というと、現在では小松政夫さん、伊東四朗さんなど、ごく限られています。

志村さんは、そういったご自身の立ち位置みたいなものを意識されていましたか?

上島:はい、それはもう。『M-1グランプリ2003』でフットボールアワーが優勝した時に呼び出されて、

志村さんがいる六本木のお店に向かったんです。そこで「M-1見た? どう思う?」って聞かれたから

「いや面白いですね、テンポもいいしネタもいいし。やっぱ同じことは僕らできないですね」とかって返したんです。

そしたら、志村さんが「そうだよな。すごいよな、アイツら。でもいいんだよ、オレたちは喜劇人だから」と言っていて。

内心それ聞きながら、「いや、僕は芸人なんだけどなぁ……」ってちょっと思っちゃったんだけど(笑)。

少なくとも志村さんは、コメディアンってことを誇りに感じてたんでしょうね。

肥後:喜劇人であり、演出家でありってことだよね。古いたとえで言えば(チャールズ・)チャプリンみたいな。

主役もやって台本も書いて、音楽もつくる。もちろんスタッフさんの協力もあるけど、

志村さんはコントの裏側の細部にまで目を通していた方でした。

寺門:『志村魂』では、松竹新喜劇の演目を必ずやっていましたね。

藤山寛美先生がつくった悲喜劇の世界って、限られた人にしかやれない気がするんですよ。

「あのね、あのね……」っていう、ちょっと変わった人を演じるのにしても、人によってはちょっと不快に感じてしまう。

ただ、志村さんがやると、違和感がないんです。

それってたぶん、バカ殿をやってきたのも大きいというか。

「変なヤツだけど、本当はすごいところが見えてる」っていうのを演じられる唯一の人だったのかなって。

それをご本人もわかっていたんじゃないですかね。

 

「師匠、どうしてもお願いします!」で朝ドラに出演
――現在、志村さんはNHKの朝の連続テレビ小説『エール』に出演されています。

以前、同じNHKの『となりのシムラ』でコントを披露されていましたが、

今年から役者として活動することになったのはその影響もあるんでしょうか?

上島:僕がよく飲みに誘ってもらっていた時は、「役者は嫌だ」って言っていた半面で、

「やっぱり人間って徐々に変わってくる」とも口にしてましたね。

『エール』については、『となりのシムラ』で演出をされていた方とのつながり。

「師匠、どうしてもお願いします!」と言われて受け入れたみたいですね。

寺門:松竹映画(『キネマの神様』)もギリギリまで「やらない」って断っていたと聞きましたよ。

朝ドラと同じように、やっぱり説得されたんですかね?

上島:もう70歳だし、そろそろ別の魅力も見せていったほうがいいんじゃないか、っていう思いはあったんじゃないですか。

人間関係とタイミングじゃないかな。映画は出られなくて本当に残念だったよね。

寺門:『となりのシムラ』も楽しんでたもんね。あれ見た時に「あ〜師匠の違う面の世界が出てきたな」って思ったもの。

肥後:唯一あれがメイクもカツラもなく、素に近い番組でしたよね。

それまでは『志村どうぶつ園』にしても“園長”ってキャラをつくってたから。

上島:『となりのシムラ』を見ると、「あ〜、やっぱり演技力あるなぁ」って思いますよね。

逆に言うと、共演されていた俳優さん、女優さんが緊張したんじゃないかな。

だって、目の前に志村けんがいるわけでしょ?(笑) そりゃコントで認められたいだろうし、ドキドキしたと思いますよ。

 

ダチョウ倶楽部が最後に交わした言葉
――志村さんと最後にお会いしたのはいつですか?

上島:僕は2月22日にやった志村さんの誕生会ですね。その時に「こんなに酒飲むの久々じゃねぇか?」とか言われて、

「いやいや先月飲みましたよ」みたいなやり取りして。その1カ月後くらいでしょ?

まさかこんなことになるとは思わないからビックリしたよね。本当に元気そうだったし。

 

肥後:僕も誕生会は行ったけど、けっこう人数が多くてあいさつもできないくらいなんですよ。

ちゃんと話したのは、『だいじょうぶだぁ』の収録があった2月16日。変なおじさんのコント収録が終わって、

「お疲れ様でした」「じゃまたね」って言ったのが最後のやり取りですね。

寺門:昨年末の『バカ殿』の収録のような気がします。そこで最後にごあいさつしてから、

僕の場合は夏の舞台まで会わないんですよ。

少し間があって、夏の舞台の頃に「よろしくお願いします!」ってところから志村さんとの1年がはじまる。

だから、本当にまだ実感がありませんね。

 


私生活もコント。仕事でもコント。ずっとコントの人
――あまりに突然でしたからね。最後に、天国の志村さんに言ってあげたいこと、思うことがあれば伺えますか?

肥後:志村さんとは、いろんな仕事してきましたけど、舞台を二度とできないのが残念でね。

またやりたかったですね、一座で家族みたいなものだったから。

寺門:先日、加藤(茶)さんに言われたんですよ。「漫才でもタレントでも面白い人はいっぱいいるけど、

コントができて面白い人がいないから、お前ら絶対やり続けてくれ」って

。みんな師匠が亡くなって「偉大な喜劇人だった」とか「おもしろビデオコーナーでYouTubeのひな型をつくった」とか、

過去の功績ばっかりたたえるけど、「スタッフさんとの連携」とか「モノづくりの感覚」っていうのが一番大切だって思う。

やはり「喜劇人のトーン」みたいなものを遺していかないとダメだよね。

僕らに力はないですけど、志村さんがつくり上げてきたコント、協力されてきたスタッフさんとのモノづくりを伝授していきたい。

僕らはグループだし、唯一できるかもしれないから「やっていっていいですか?」って聞いてみたいですね。

上島:すごく笑いにこだわった人だけど、エド・ハーディー(ファッションブランド)もずっと着てたよね。

その前は、エイプ(A BATHING APE)とかベティちゃん(ベティ・ブープ:パラマウント映画から配給されたアニメ映画の少女キャラクター。

志村さんはデニムとの組み合わせを好んでいた)だったしね(笑)。

寺門:一時期、全身エイプだったもんね(笑)。エド・ハーディーもお気に入りで本当によく着ていました。

肥後:またお金持ってるから、全商品ドーンッて買うんだよ。

結局は、若いお姉ちゃんに「わ〜、格好いい!」とか褒められたいってことなんだけどね(笑)。

上島:でも、派手なのが似合ってた。エド・ハーディーのTシャツって、おなかのあたりに

ビーズが刺繍(ししゅう)されてたりするのよ。志村さんがそれ忘れてて、

新しく買った携帯を拭こうとして傷だらけにしてたことあったな(笑)。

「うわっ! 傷だらけになっちゃったよ〜」ってしょんぼりしてね。そういうところも面白い人でしたよ。

肥後:私生活もコント。仕事でもコント。ずっとコントの人でした。

 

上島:ちょっとコロナが落ち着いたら、お別れ会やりたいね。舞台のメンバーとか、

ゆかりのあるタレントさんとかも集まって盛大に飲む。そこで、志村さんから「こんなこと言われたよ」とか

「あたし、こんなことされちゃった」「こんなことしてもらった」とかって、まずはみんなで語り合わないと整理つかないよ。

     ◇

〈ダチョウ倶楽部〉1985年に結成された肥後克広、寺門ジモン、上島竜兵からなるお笑いトリオ。

「ヤー!」「訴えてやる!」「ムッシュムラムラ」といったギャグやモノマネ、パフォーマンスなどで人気を確立。

「聞いてないよォ」で1993年に『流行語大賞』大衆部門で銀賞を獲得。

一躍人気トリオとなった。2002年秋から『志村けんのバカ殿様』の正式レギュラーに抜擢(ばってき)され、

2006年から舞台『志村魂』の全公演に出演。数々のコントで志村けんと共演している。

トリオとしてだけでなく、個々でもバラエティー、映画、ドラマなど、幅広いジャンルで活躍。

2020年10月2日〜14日には、明治座で二部構成の舞台「芸道45周年細川たかし特別公演&ダチョウ倶楽部一座旗揚げ公演」が控えている。

太田プロダクション所属。


取材を終えて
映画監督のように映像・照明・音にこだわり、小道具のリアリティーを追及し、構成を熟考して幅広い客層をわかせる

演出家としての才覚も十分すごいが、舞台上のコントで「毎回鳥肌が立っていた」というエピソードを聞くと、

“演者として笑いをとる快感”が圧倒的に勝っていたのだな、と改めて思い知らされた。

実は、ビートたけしさんとの間に共通点があることも興味深い。

たけしさんは、漫才コンビ・ツービートで世間から注目を集めたが、修

業時代に浅草のストリップ劇場「フランス座」で、コメディアン・深見千三郎師匠からコントの手ほどきを受けている。

志村さんがいかりや長介さんのつくり方を引き継いだように、当時の“笑いの美学”のようなものが体に染みついているのだろう。

志村さんが最後までこだわったのは、コメディアンとして笑わせることだった。

そして、その遺志を、公私ともに長く親交のあった芸人・ダチョウ倶楽部のお三方が引き継いでくれると信じている。

※一部記述を修正しました

ダチョウ倶楽部
ビートたけし
上島竜兵
ギャグ
漫才

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新しい感じ

2020-07-09 | 写真
「機嫌のいい犬」
集英社 刊

きょう、届く予定。
川上弘美さんの、句集。
俳句なの?
これ。

かつて、サラダ記念日に
出会った時のような
射抜かれた感じ。
あの時は
あふれるように
言葉が出てきて
生活が
一気に
三十一文字化したっけ。

まだ、
見てもいないのに
楽しみ。
十七文字で
どれだけ情緒をうたうのか。

そもそも
俳句は、
大丈夫なの?
いろいろ
縛りがあるでしょうに。

■はっきりしない人ね
茄子投げるわよ

■サイダーの泡より
淡い疲れかな

茄子にやられて
発注。

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梅雨前線

2020-07-08 | 写真
コロナ渦の中で
弱りきったメンタルが
降雨集中で
ズタズタに。

何なの?
人間が試されてるの?
ノアの方舟?

簡単に
川が
決壊するから
はてさて
何なの?

最新科学や、
先進的な手立ては
無いものかしらん?

三密どころじゃなく
命を守る手立てが
最優先です。

長い雨雲が
日本列島を
覆っている。

これって
自然に解消するのを
待つしかないの?

体の芯の部分に
ドライアイスを
あてられているような
痛み。
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怖かった

2020-07-08 | 写真
昨夜は、時間が過ぎるのが
遅くて
ウトウトしては
目が覚め
その度
雨脚の激しさに
絶望的な思いがした。
一体
いつまで降り続くのか
目の前が
暗くなる。

現実には、
岐阜で
あらたな被害。

ラジオでは、
繰り返し
避難行動を
呼びかけている。

東海地方にかかっていた
雨雲は
東に移って
今は、我が家の周りは
青空さえ見える。

向こう一週間
振り続ける予報だったから
今は
ちょっと
一息。

生命を守るために
最善を尽くしてほしい
ラジオは
ずっと叫んでいる。




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理科系

2020-07-08 | 写真
芥川賞作家の
川上弘美さんは、
その昔
生物の先生だった
学生時代は
研究対象を
自分で捕まえに行った

わたくしと
のかかわりを
考える
それを突き詰めていくのが
小説家だとすれば


「生物」では
人間を 
特別視しない 
人間も
生物の中の一つに
過ぎない。

炭素、窒素など、
分解されれば
みな
同じ


ラジオ深夜便で
川上弘美さんの
話を
ぼんやり聴いている。

視点が
あまりにも
大きくて
クールで
淡々としている。

なんか
心地よい。

  
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タケカワユキヒデさん

2020-07-05 | 写真

先日、武内陶子の午後カフェのゲストにタケカワユキヒデさんが登場。

ガンダーラやビューティフルネームなど印象的な歌を歌ったゴダイゴ。
 
子どもが六人(1男5女)。6人の子どもは、みな結婚し、孫が9人、ひ孫が一人。
 
子どもが二人いたとき、
奥さんが、15歳の子を養女にしたいと言った。妻は養護施設で、ピアノを教えていたのだけれど、
その施設が閉鎖になり、行き場のない子がいるから、うちの子にしたいと。
 
この、包容力!
はじめは、無理じゃないかとか反対もしたけれど、話し合ううちに、親になる事にした。
 
驚くばかり。
 
結婚する時、どうしたら愛する人を幸せに出来るか考えた。
人は、自分への愛は不変だから、妻をもう一人の自分だと思うことにした。
子どもができるたび、また、自分がもう一人増えたと思うようにした。
親になれば良いと考えた。
父になると意識しなかったのが、良かったかも。
長男が自分のことをタッタと、呼んだので、父というより、隣の叔父さん感覚だったかも。
それが、子どもとうまく行くコツかも?
 
ヒトとして、家族と向き合うのが良い。
揉め事があったときは
まず、喧嘩している子を引き離し、相手が何を嫌がるのかを話し合うようにした。
自分は仲裁人になった。
 
多忙だったが、出来るだけ夕食を一緒にしようとした。
打ち合わせ時間は夕飯時を避けてもらった。
週に3日くらいは、家族と一緒に食事ができた。
 
妻とは、長い時間かけて、話をしてきた。
家族が、増えるから、話し合う時間が増えていった?
 
こんな話を
ずっと、笑いながら
穏やかに話された。
 
素晴らしいなあ。
 
タイムマシンが有れば、タケカワさんを見習って
やり直したい気がする。
気が遠くなるけど。
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菅野には勝てない

2020-07-05 | 写真
早々と
負ける

今年は
深追いしない夫

さっさと
他のチャンネルに移行

負ける前にね。

敵わないなあ
決めつけないで
頑張れ!

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博士ちゃん

2020-07-05 | 写真
昨夜は、骨格の博士ちゃん登場!
すごい知識に驚くばかり。
あの知識欲をフォローするご家族が居ることにびっくり。サメをもらったからトラックで迎えに来てと、連絡すると、父が駆けつけると言う。
博士ちゃん宅は、標本だらけ。

サンドイッチマンのつっこみに堂々と渡り合う明るい屈託のなさに、脱帽。

動物や人類の進化を語る中で、未来の進化したヒトの絵を発表。

AIを駆使するから、頭が大きく、手先が、関節が増えて大きくなる。食料が小さなカプセルになるから
消化など必要が小さくなるから、内臓が小さくなり
肋骨も最小化。


最後に東大の博士が登場。
博士ちゃんの知識を認め
褒めたあとで、優しく
お話されたのが、心に響いた。


人類は、たかだか200年くらいの間に、地球環境を大きく変えてしまっている。
自然の進化は、長いスパンで変わってきているのに
人類は、核兵器を作り、
飛行機を作り、
地球温暖化をもたらし
進化どころか、滅亡に向かわないかと心配している。

人間の形は、あまり変わらないのではないか。

どうか人類が、滅亡に向かわないよう、祈っていますと言われたのが、胸に刺さりました。


博士ちゃんのような純粋なこどもたちが
優秀な研究者になり
未来が続くよう
愚かな大人を
正して
進化の道を
閉ざさないように
頑張ってほしい。

私達は
今、出来る事を。



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眼福、眼福

2020-07-05 | 写真
新金曜ドラマ MIU404

面白い。

綾野 剛、星野 源、
松下洸平、麻生久美子

好きな人ばかり。
特捜隊か。
綾野剛と星野源のバディが
新しい。

コロナで
新番組は
軒並み
足踏み

その中で
なかなか
素敵な
視点で
楽しめそうなドラマ。

なんと、
アンナチュラルの
野木亜希子脚本
主題歌は、
米津元師

楽しみ
楽しみ

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深夜の雨、雨の深夜

2020-07-04 | 写真
ふと、
目を覚ましたのは
雨の音?

梅雨のさなかだから
仕方ないか
でも、
深夜の雨は
怖い。

最近の降り方は
節操がないというか
予測がつかないからね

こんな時間なのに
車の音
結構
走ってる

お疲れ様。
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