遊戯(ゆげ)

世の中は、なるようになるわ。
あきらめないで、悠然と生きる事を楽しむ・・・・
それが遊戯(ゆげ)の心です。

死者を悼むと言うこと

2021-02-26 | 写真
私が子どもの頃、母方の祖父母が、亡くなった。めったに会わなかったので、悲しいと言うより、親戚が山ほど集まり、従兄弟たちも山ほど集まり、賑やかだった印象。どこか、他人事。

私が23歳の時、父があっけなく亡くなった。体調が悪いから、検査入院すると言って、わずか二週間で、59歳で逝ってしまった。

相性が良くなくて、家庭内別居だった母は、まだ、52歳という若さで、二人の娘と共に残された。姉は既に嫁いでいたから、私と、二十歳の妹との三人の生活が始まった。 
 
みな、働いていたから、嘆いている暇はなくて、何だか慌ただしい印象だけが記憶にある。

葬儀などは、しっかり者の母が全て取り仕切り、娘たちはまるで役に立たなかった気がする。

その次に送ったのは、
愛する娘。生まれてたった44日で急病で亡くなった。悲しくって悲しくって
毎日泣き暮らした。
まだ、目も十分に見えない我が子が、たった一人で
旅立つのが悲しくて、可哀想で、一緒に行ってやりたいと思った途端に
金縛りにあった。
あの時は、2歳の息子が居るから、まだ、一緒に行けないからごめんねと、あやまりこの世に残してもらった。

その後、母、嫁ぎ先の両親、姉、義兄を、次々見送ってきた。


東日本大震災の、遺族の
方の、嘆きを見ていると
自分は、その時その時、
大事な人を
見送りはしたものの、
ちゃんと、
悼んで来ただろうかと
思う。

久しぶりに短歌が浮かぶ

□愛はある、確かにあると
言うものの、今を、明日を生きていかねば
 
□本当は 心の底はクールなの 未来が見えぬ 今を、生きねば

□温かき 血潮はしかと
流れおり かつて愛した
山や友がき

□突然死 
誰にでもある時代なり 先の見えない昨日 今日 明日

□9年前 虫歯に詰めし
セラミック
ついに寿命で、入れ直すなり

□歯科医師に、欠損歯無しと褒められる
立派な年まで生き抜きてあり

□わが夫は、語彙の少ない人なりき
会話にならず、きょうも本読む

□おばちゃんと、われを呼ぶなりわが夫は 
聞こえぬふりし
やり過ごすなり

□ワクチンは、
年寄先とは言うけれど
まずは多動の遊び人から

※だんだん、愚痴になってきた?








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ひとモノガタリ

2021-02-25 | 写真
2011年3月11日
東日本大震災で、
息子さんを津波に流され
毎日夫婦でさがしあるいた。夫は足を痛め寝込む。
震災から4ヶ月後、
息子の遺体が見つかる。
夫は気落ちしたのか、後を追うように、この世を去った。

小畑幸子さんは、一人で
ふたりを偲び1000首の短歌を詠んだ。手記は、28冊
。毎日、書き残した。

■湯豆腐に息子を思い
夫を恋う

■夢で会い声も聞いたが
悲しみが一段と増し
朝まで眠れず

■くるみ餅 夫も息子も
大好きで 朝から晩まで
飽きず食べたね

■悔しくて 悲しくて
涙止まらず 一周忌の団子 ひとり仕上げる


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サワコの朝

2021-02-21 | 写真
3月末で、番組が、終了するとか。
残念でたまらない。
くだらない番組ばかりの中で、ピカリ輝いていたのに。
民放だから、スポンサーが付かなければ、中断せざるを得ない?!

こうなったら、NHKで、
新たに、始めてくれないかなあ。

人生が見える、共感出来る
数少ない番組だと、思う。

視聴率だとか、関係なく
残したい、唯一無二の、
素敵な番組だと思う。
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天国と地獄

2021-02-21 | 写真
あああああ。
いつも、ドキドキしながら、見てしまう。
一体全体、どう言う事?
どうなっているのか?
回を追うごと、ミステリアス。
面白い。
高橋一生が、女性にしか見えない。

すごい演技力。

綾瀬はるかの、ハードな
演技も素晴らしいなあ。

精霊の守人で見せた
運動能力が、垣間見える。
サイコな犯罪者なのか?
何者なのか?

今一番面白いドラマだと思う。


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確定申告

2021-02-21 | 写真
いつもは、指定された会場に行って申告するのですが、昨年はかなり待ち時間が長くて、大変だったので、今年は、初めて自宅のPCで、やってみることにしました。

年金生活なので、それほど難しくは無いはずですが
[国税庁の確定申告]コーナーにたどり着くまでにひと苦労しました。
会計事務所や、確定申告の業者のホームページばかり出てくるのです。

このあたりが、整理されれば、もっと簡単に、出来ると思いました。

やっとのことで、たどり着き、無事に入力できましたが、最後の[送信]が出来なくて、印刷して郵送することにしました。

まずは、出来たから良かったと自己満足。

コロナが、心配な中、混雑した会場に行かずに済みました。




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安野光雅さんの記事

2021-02-18 | 写真

在宅医というと高齢の人ばかりを診ているように思われがちですが、

僕の在宅患者さんには、赤ちゃんや子供ちゃん(関西では子供に「ちゃん」をつけます)

もいます。コロナ禍のため外で遊べない分、絵本を読んでいる子もいます。

絵本を通して、世界中を旅しているのです。

 『旅の絵本』などで知られる世界的な絵本作家の安野光雅さんが、

昨年12月24日に亡くなられました。享年94。死因は、肝硬変との発表です。

 肝硬変とはその名の通り、肝臓という人体最大の臓器の線維が増えて硬くなり、

機能が低下した病態です。わが国の患者数は40万~50万人で、年間の死亡

者数は約1万7000人ですが、肝硬変から肝臓がんに移行して亡くなる人が

たくさんおられます。

 B型およびC型肝炎ウイルスによる肝炎、または長期にわたる飲酒からなる

アルコール性肝炎や、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)が、徐々に進行

した最終形が肝硬変です。まれに免疫異常による肝硬変の人もいます。

以前はウイルス性の人が圧倒的でしたが、昨今は非ウイルス性の肝硬変症が

増えてきています。肝硬変は悪性病変ではありませんが、がんと同じくらい

予後があまり良くない病気です。

 「沈黙の臓器」とも呼ばれる肝臓。肝硬変の前半ならほとんど症状がみられません。

しかし倦怠(けんたい)感、むくみ、黄疸(おうだん)などよく知られる症状が

出る頃には、肝硬変はかなり進行しています。

足がよくつったり、こむら返りに悩む人は一度、肝臓の検査を受けてください。

 安野さんは、78歳の時に肺がんと診断され、放射線治療で完治させたそうです。

がんになってからの方がより仕事に意欲的になったといいます。

 肺がんが寛解した後の産経新聞のインタビューでは、こんなことを

話されていました。

 「死ぬ直前に残るものは何だろうと考えて、自分の中にある見栄や虚栄心、

劣等感をはぎとることを考えてみたのです。名を残すなんてことも煩わしく

なりました。いらないものを削ぎ落してみたときに、最後に残るのが〈誇り〉

ではないかと思いました。誰もがそうなるとは限らないけど、私の場合、その誇りを

感じることで、死に直面する自分がイメージできるようになり、病気に対する

恐怖がなくなったのです」

 人生を一つの旅に例えるならば、往路は自分に何かを足していく道行ですが、

復路は、削ぎ落すための道行かもしれません。そして最後に残るものは、〈誇り〉。

真の意味での「尊厳生」を安野さんが教えてくれました。

 

 ■長尾和宏(ながお・かずひろ) 医学博士。東京医大卒業後、大阪大第二内科入局。

1995年、兵庫県尼崎市で長尾クリニックを開業。外来診療から在宅医療まで

「人を診る」総合診療を目指す。この連載が『平成臨終図巻』として単行本化され、

好評発売中。関西国際大学客員教授。

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黙食(もくしょく)

2021-02-18 | 写真
飲食店での会話による
感染

黙食だと、ほとんど
エアロゾルが出ないとか。

昨日は歯科に行ったため、
和食店で食事をした。

隣の席は、
四人の男性グループで
かなり大声で会話しあっていた。

気になる
気になる

反対の隣は
若い女性が一人で
スマホを、片手に持ちながら、食事をしていた。
食べるときは
スマホをやらないでと
言いたくなる。

コロナのおかげで
人の食事風景まで
気になる
気になる


私達は黙食
早々に
食事を済ませて外に出た。

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へウレーカ

2021-02-18 | 写真
NHK教育テレビ
毎週水曜日
夜10時より
放送の番組

物事を
真摯に
深堀する。

先週は、
沖縄に生息する
ハネトゲアリ
昨夜は
沖縄で
アリの巣で
ヒモ生活を送る虫が
新発見されたと言う
驚きの内容。

多分、
再放送されるので
チェックしてほしい。

アリは、そもそも、
5000億年の歴史を持つ
生物なので
その生態は
様々な歴史を
淘汰してきた
驚きの生態が
繰り広げられる。

子孫を残すために
そぎおとし、研鑽して
積み上げた文化の

人間が、地球環境を
変えない限りは
その歴史は
連綿と
続きさらに
奥深くなるだろうけれど、

パーフェクト太郎を
見てしまったので、
人間の所業に、
不安を抱く

5000億年という
ありの歴史を
壊すことが無いよう
祈るばかり。

昨夜の
ヘウレーカは、
見どころ満載!!

新発見の連続で、
ワクワクが、
伝わる!!

これまでも、
アリの巣は、
何度も
放送されたが、
ますます
最高に。

ありソムリエ
あり博士が
登場

又吉直樹の
率直な感想がまた、
良い。

良い仕事してますねえ!!


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朗読劇 パーフェクト太郎

2021-02-18 | 写真
読み手  板倉俊之

1時間45分37秒
一昨日
寝る前に
イヤホンで
聴き始めた。
(ユーチューブ)


気がつくと
寝ていた。
昨日、外出時
車の助手席で
再度、聴き始めた。

昔話で
おなじみの
桃太郎が、題材。
だが
深くて
驚きの連続。

板倉の才能に驚く。
書き手としても
読み手としても
あまりの質の高さに
驚愕。

聞き終わったあと、
しばらく
何も手がつかない
有様。

傑作だと、思う。
素晴らしいなあ。


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凍てつく?

2021-02-18 | 写真
ゴミ出しに行ってきました。
雪がぱらぱらしています。
路肩に雪が残るものの
まだ、凍ってはいなくて
幸いでした。
この冬一番の寒さ?

路面が凍ると
大変。通勤通学には、
ご注意ください。

私は
これから
もう一眠り。
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クーデター

2021-02-18 | 写真
ミャンマーのクーデターは、まだまだ、治まらない。
軍が政権を取るとは
どういう事なのか
政治家にも、軍属が、たくさん占めているとか。

香港の自治も
ままならず
意見を言うだけで
拘束される社会が、
今、この時代に
あることが
おそろしい。

人は
争わずに居られないのか。

先日紹介した、難病のりんくんは、
太陽のせいで 酷い
苦痛を味わっているのに
夕陽には、
【おひさまバイバイ!
今から僕の番だよ】と
明るく手を振って
外で明るく遊びだしていた。






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おひさま家族を見て

2021-02-13 | 写真
第35回民教協スペシャル
〜りんくん一家の10年の記録〜

太陽の光を浴びると火傷のような症状が出てやがて、皮膚がんになる。神経障害も伴う、色素性乾皮症と言う難病と闘うりんくんと、家族の10年を追ったドキュメント。
日本全国に500人の難病。
12歳で歩行困難
15歳で起立不能
16歳で車椅子

生きることは死に向かうスケジュールを辿る。

りんくんは、今は17歳。
祖父母、父母、兄、弟に愛され、見守られ、病と闘って居る。

楽しい思い出を作ろうと
毎年、さくらんぼ狩りに
行く。

6年生の時、最後の2キロマラソンを完走した。
歩行困難になって来ていたが、本人も家族も諦めず完走した姿は、度肝を抜かれた。私なら、やらせられるだろうか。
この、ご家族はみな、リンくんを中心に、明るく支えている。苦しい事もたくさんある筈なのに、この10年楽しかったと。祖父母は、毎週末リンくんを預かり世話してきたが、楽しみであり、生き甲斐だと。

素晴らしいなあ。
兄、弟も、優しくて

りんくんが生まれてきた意味が必ずあるはずだと、父母が話していました。

尊いものをみました。

苦しいはずのりんくんが
弱音を吐かないのが素晴らしくて、頭が下がりました。

医学が発達して、治療法が、できるよう祈るしかありません。
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暮らしにくい

2021-02-13 | 写真
確かに
世知辛い
みな、
足元しか見えない

イライラして
人の揚げ足を取り
あおり運転で
人を傷つけ

なんだか、
嫌な事件ばかり


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ご心配をおかけしました。

2021-02-13 | 写真
しばらく、ブログに描く事が無くて失礼しました。コメントをいただき、どこかで見てくださってる方が居るのだと胸が暖かくなりました。ありがとうございました。

1月24日に故障した車が、2月4日に無事に帰って来ました。

代車をお借りして居たのですが、ナビが付いていないし、勝手が違うので、必要最低限しか、利用しませんでした。借りてきた猫状態で、病院や、最低限の買い物に、でかける位で、コロナの巣ごもりに拍車をかけました。
そんな中
気持ちも、ささくれだって
いました。最近、ちょっとおこりっぽいのは、そのせいかな。

★★★
でも、
憂鬱になるのは
まっぴらゴメンだから
楽しいことを考える。

■時々ランチに行く和食屋さんの奥さんが、必要以上に頭が低くて、謝ってばかりいる。コロナ対策で換気をしているため、室温が上がらず、すみませんという。お茶を入れても、すみません。お膳を運んでもすみません。

何故か、
ポイントをいつも倍押ししてくれる。いつも、ふたりで行くので、ポイントはすぐに溜まって500円引きになる。

あんなに謝ることはない。
昔、流行ったお辞儀し続けるカラフルな鳥みたい。

■先日見た夢が、
最高に良い夢だった。
起きたとき、余韻に浸り
幸せを抱きしめていたけど、内容をいつの間にか忘れていた。

■今後は、幸せなんか来ないから、あまり、幸せの記憶は持たぬが花かも?!

■先日、徹子の部屋へ、
関口宏さんがゲストに。

[昔は年を取ったら悠々自適で、楽しいだろうとおもっていた。ところが、実際年を取ったら、捨てなければ行けないことばかり。
免許を捨て、家を捨て、本を捨て。
不自由でたまらない。]

車が大好きで、昔は16歳で免許が取れたからすぐに取りに行き、ずっと、運転を楽しんできたが、75歳の時に、車をこすったりぶつけたりしたから、もう、潮時かなと、泣く泣く
免許返納に行った。

大きな家に住んでいたが、妻が病気をして管理が無理になったのでマンションへ、転居。膨大な本を処分した。

関口さんの
泣き言を聞きながら
本当に、昔は、年を取ったら、のんびり好きなことをしてと、私も考えていた。
良い老後なんてあるのかなあ?









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