老猫 ぽぽ
日がな一日
丸くなっています。
ここに、
姉の魂が
確かに
あるのだと
感じます
昨日は
二七日の仏事でしたから
僧侶が来るまで
スマホで録画した「生さだ」
を流しました。
きっと姉は笑ってる
同じ場所で
クスクスしてる
ほら
ここに、
確かに生きている
ぽぽと同じ
動物的な
実感。
自宅の外装を、リニューアルしました。
七月に、依頼して、涼しくなってからやると言われていました。
ところが、九月は雨ばかり。結局十月のはじめから着手。
姉の突然の入院で、留守にしている間に、着々と進みました。
姉の葬儀を終えて、一息ついたときに、我が家は、美しくうまれ変わりました。
素晴らしく丁寧な作業に、勇気をもらいました
。自分の仕事に誇りを持ち、職人技で作業する親方に、誠実さを学びました。
きちんと、生きていらっしゃるなあと。
ペンキの塗り替えは、まず、丁寧に洗うことから。
養生をしっかりして、どこにも、ペンキの跡などありません。
毎日、作業が終わると、道具をきちんと片付けて行かれました。
まさに、完璧。
何度も、納得の行くまで塗って、むらなど有りません。
木の節など痛みのあるところは、あらかじめ、ケアして
、空調の室外機まで、塗ってくれました。
すごい仕事を見たなあと、
感心しました。
久しぶりに、「生さだ」を見ました。
思えば、昨年義母が入院してから、見てないかも?
明日は姉の二七日です。
姉も好きだったから、録画したものを明日見せてやろうかな?
今の時代に、69歳で逝くなんて早すぎるね。
姉の死を知らせたら、90歳の義母が、
「わしが、先にいけばよかったに。生きとってええかね。」などと、言うので
「お母さんが元気でいてくれるから、姉の見舞いにも行けたし、
見送ることもできるんだから、元気で長生きしてね。」とつたえました。
命は自分では制御できません。精一杯、今を大切に生きるしかないですね。
「生前葬は多いですか?」
と、初七日の会食の席で
僧侶にお聞きしました。
「自分の周りではありません。
葬儀は、残されたものが
故人を偲んで執り行うもので
本人が、生きている時に
やるものではありませんよ。」
眼から鱗
まさに、残されたものが
故人を偲んで
知恵を絞って
通夜、
告別式を
考えていくなかで
人となりや
感謝の思いや
後悔や
ありとあらゆる
想いが
頭を
心を駆け巡る
これこそが
死者を弔うこと
知らせるべきひと
方法なども
振り替える
故人の
心に
問う瞬間
あまりにも時間が無さすぎて
あたふた
できる範囲のことを
すれば
それが
供養の形になる
今回の姉の
発症、入院、手術、その後の
みまもり
疎遠になっていた妹とも
一緒に姪をみまもり
助ける事ができた。
これが、姉の
最後の仕事だったのかも?